自由研究のヒントを探しに行こう!東急線沿線のおでかけスポット
東急公式サイト編集部
2026/7/12

夏休みの自由研究は、テーマ選びに悩むことも多いもの。そんなときは、見て、触れて、体験しながら学べるスポットへ出かけてみませんか?東急線沿線には、自然や科学、歴史、芸術などに親しめる施設が充実しています。
この夏のおでかけ先におすすめの、自由研究のヒントが見つかるスポットをまとめました。
自然・植物・生きものを調べる
「こどもの国」自然探検で学びを広げよう

広い空と緑に包まれた「こどもの国」は、夏の自由研究にぴったりの自然スポット。約100万平方メートルの園内には雑木林や草地、池が広がり、自然をたっぷり観察できます。

夏休みには、自然を楽しみながら学べるイベントもそろっています。「夏休み昆虫教室(事前申込制)」では、昆虫に詳しい講師と園内を散策し、昆虫たちがどんな場所で暮らしているのかを実際に観察しながら学べます。図鑑で見た昆虫を、実際に自分の目で見つけられるかもしれないワクワク感も魅力です。

「セミのぬけがら調査~入門編~」は、園内でぬけがらを集めながら、どんな種類のセミがいるのかを調べていきます。参加費200円(セミのぬけがら調査キット代)がかかります。見つけた数や場所を記録し、標本箱をつくれば、そのまま自由研究の材料になるのもうれしいところです。「セミのぬけがら調査~入門編~」に参加できない方でも、2026年8月1日(土)〜8月23日(日)に正面入口案内所にて「セミのぬけがら調査キット」を販売しています。1箱200円でセミガイドと標本箱のセットです。

気軽に挑戦するなら「こどもの国たんけんビンゴ」。園内にある自然のものなどが書かれたビンゴ用紙を持ってこどもの国でイラストの本物を探して、ビンゴを埋めていく遊びになっています。むずかしさ別に3種類あるので、年齢に合わせて楽しめます。参加費は、100円でささやかな景品付きです。
昆虫や植物を観察したり、気になったことを記録したり。遊びながら学びの種を見つけられる「こどもの国」は、自由研究の第一歩におすすめのスポットです。夏休みのおでかけが、そのまま研究テーマにつながるかもしれません。
<こどもの国>
・住所:神奈川県横浜市青葉区奈良町700
・TEL:045-961-2111
・開園時間:9:30~16:30(最終入園時間15:30)※7~8月は17:00まで開園。(最終入園時間16:00)
・休園日:毎週水曜日(祝日の場合は、開園 ※2026年8月12日は開園)、年末年始(12月31日~1月1日)
・アクセス:こどもの国駅から徒歩約3分
https://www.kodomonokuni.org/
<関連記事>【こどもの国】この夏、緑いっぱいのまきばで出かけよう
「横浜市こども植物園」植物のひみつを探りに行こう

「植物のことを調べてみよう!」と思い立ったら、「横浜市こども植物園」へ出かけてみてはいかがでしょうか。約3ヘクタールの園内には「バラ園」「くだもの園」「シダ園」などがあり、花や葉っぱの形の違いを見比べたり、木に実るくだものを観察したりと、歩くだけでも発見が広がります。

なかでも「水生植物」のエリアや「薬草園」は、テーマ探しに役立つスポットです。水辺で育つ植物の特徴や、昔の人が植物を暮らしにどう生かしてきたのかなど、調べてみたくなる題材があちこちに潜んでいます。気になった植物をスケッチしたり、名前を書き留めたりしてみてはいかがでしょうか。
園内には「図書コーナー」もあり、観察して気になったことをその場で調べられます。また、併設の「緑の相談所」では、「この葉っぱの形には意味があるの?」「どんな場所で育つの?」といった素朴な疑問に専門スタッフが答えてくれます。

通年でさまざまなイベントも開催されていて、「園内ガイド」では植物のひみつや見どころを楽しく学べます。

夏休みには展示も充実していて、2026年8月1日〜30日には「昆虫と植物展」を開催。昆虫標本や、昆虫と植物がどんな関係で生きているのかを紹介するパネル展示があり、自由研究にぴったりです。同期間には「食虫植物展」も行われ、虫を捕えるためのふしぎな仕組みを持つ植物を、解説とともにじっくり観察できます。
また、夏休みの「こども講座」で実施される「タデアイのたたき染めでエコバッグ」に挑戦してみてはいかがでしょうか。園で育てた葉を使い、とんとんと模様を写し取る体験が楽しめます。
なお、各種イベントは開催日が限られているため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
<横浜市こども植物園>
・住所:神奈川県横浜市南区六ツ川3-122
・TEL:045-741-1015
・開園時間:9:00~16:30
・休園日:毎月第3月曜日(休日の場合は、翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
・アクセス:横浜駅からバス
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/kodomo/
<関連記事>薬草にバラ、珍しい植物まで!東急線沿線の植物園5選
「二子玉川公園ビジターセンター」公園で生きものを探してみよう

国分寺崖線の豊かな緑と多摩川の水辺に囲まれた「二子玉川公園」。その園内にある「二子玉川公園ビジターセンター」は、自然観察や生きもの調査のできる場所として、利用者から親しまれている施設です。

1階の「ふれあい休憩室」や3階の受付窓口にはスタッフが常駐し、公園で見られる植物や昆虫、野鳥などについて展示があります。
自由研究のヒント探しにおすすめなのが、毎週木曜・土曜に開催される「しぜんプログラム」。木曜は週替わりの内容で、土曜には「生き物モグモグタイム」を開催しています。スタッフと一緒に生きものの食事のしかたを観察できます。
不定期開催の「しぜんプログラム」特別編「いきものガイドウォーク」も注目。スタッフと一緒に園内を歩きながら、草花や昆虫、水辺の生きものを探していきます。遊び感覚で参加できるため、自然観察が初めての子どもにもおすすめです。
季節ごとのワークショップが企画されることもあり、体験しながら学べるのが魅力。身近な自然で「?」を見つけて、自分だけの自由研究につなげてみてはいかがでしょうか。

なお、「ふれあい休憩室」の開放日や各種プログラムの開催日は、公式サイトで最新情報をご確認ください。
<二子玉川公園ビジターセンター>
・住所:東京都世田谷区玉川1-16-1
・TEL:03-3700-2735
・開館時間:8:30~17:00
・休館日:年末年始(12月29日~1月3日)
・アクセス:上野毛駅から徒歩約8分、二子玉川駅から徒歩約9分
https://futako-tamagawa-park.ces-net.jp/
<関連記事>二子玉川公園の楽しみ方完全ガイド!子ども向け遊具やアクセスを紹介
「寺家ふるさと村」里山で自然を観察してみよう

「寺家ふるさと村」は、水田や雑木林に野鳥や昆虫がすむ自然ゆたかな里山。総合案内所「四季の家」では、村の自然や農業についての展示の見学や、ミヤコタナゴの観察ができます。まずはこちらで“寺家ふるさと村マップ”を手に入れて、散策ルートを決めてはいかがでしょうか。野鳥や野草のパンフレットも豊富で、自由研究のテーマ探しにおすすめです。
【くわしく見る】青葉台駅から約10分。「寺家ふるさと村」の美しい田園風景に元気をもらおう
「二子玉川ライズ ルーフガーデン」まちの屋上で地域の自然を感じてみよう

「二子玉川ライズ ルーフガーデン」は、まちの屋上に広がる自然いっぱいの学び場。多摩川の生態系を再現した「めだかの池」では、身近な水辺の生きものを観察できます。「菜園広場」では土に触れながら野菜などを育てる楽しさを体験できるのも魅力。「原っぱ広場」や「青空デッキ」からは富士山や多摩川を望め、自由研究のヒントが見つかるかもしれません。
【くわしく見る】自然と触れ合える都会の庭園、二子玉川ライズのルーフガーデンに行ってみた!
「国立科学博物館附属 自然教育園」都会の森で自然観察を楽しもう

「国立科学博物館附属 自然教育園」は、目黒駅から徒歩約9分の場所にある都会の森。広い園内には落葉樹や常緑樹が茂り、池や湿地ではメダカやカルガモなどの姿も見られます。季節ごとに異なる植物や昆虫の観察ができるので、自由研究の第一歩におすすめです。土日中心の「自然教育園ツアー」では、ガイドと一緒に歩きながら新しい発見に出合えることもありますよ。
【くわしく見る】薬草にバラ、珍しい植物まで!東急線沿線の植物園5選
体験から学びが広がる場所
「かわさき宙(そら)と緑の科学館(川崎市青少年科学館)」へ宇宙と自然のふしぎを探しに行こう

生田緑地の豊かな自然に囲まれた「かわさき宙と緑の科学館」は、自然・天文・科学を体験しながら学べる博物館です。たまプラーザ駅または梶が谷駅から東急バスでアクセスでき、自由研究のテーマ探しにも人気です。
1階展示室では、「川崎の大地」「丘陵の自然」「多摩川の自然」などのテーマごとに、地域の自然環境をわかりやすく紹介。生田緑地で見られる動植物の標本や剥製も並び、図鑑で見た生きものの実物を観察できるのが魅力です。

地層の積み重なりを立体的に体感できる巨大な「地層タワー」は迫力満点です。実際に採取された土の標本も並び、100万年の大地の歴史をリアルに感じられます。「地層はどうやってできるの?」という疑問の答えも見つけられるでしょう。

世界最高水準の星空を映し出す投影機「MEGASTAR-Ⅲ FUSION(メガスター・スリー・フュージョン)」によるプラネタリウムでは、宇宙がぐっと身近に感じられるリアルな星空を体験できます。さらに、天文展示コーナーは、太陽系から宇宙全体へと順番に学べる構成になっていて、実物の隕石にも触れることができます。

3階アストロテラスでは天体望遠鏡を使った天体観察が行なえる「星を見る夕べ」が毎月開催されています。望遠鏡で月、惑星、二重星などを観察します。天候によって中止になる場合もあるため、公式サイトで最新情報を確認してから訪れるのがおすすめです。
自然と宇宙の両方を体験しながら学べる、好奇心いっぱいの子どもにおすすめのスポットです。
<かわさき宙(そら)と緑の科学館(川崎市青少年科学館)>
・住所:神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-2
・TEL:044-922-4731
・開館時間:9:30〜17:00
・休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日は休館)、祝日の翌日(土日・祝日の場合は開館)、年末年始
・アクセス:(1)梶が谷駅から東急バス「向ヶ丘遊園南口」行き、「飯室」下車徒歩約15分/(2)たまプラーザ駅から東急バス「生田緑地入口」下車 徒歩約8分 ※運行本数が少ないのでご注意ください
https://www.nature-kawasaki.jp/
「雪印こどもの国牧場」動物とのふれあいから学ぼう

「こどもの国」の園内にある「雪印こどもの国牧場」は、動物たちとのふれあい体験を通して学びを深められるスポット。のんびり過ごす牛や羊の姿が目に入り、子どもたちの表情が一気にほころびます。動物の息づかいを近くで感じられる場所です。

土日・祝日に開催される「乳搾り体験」は、スタッフがやさしく教えてくれるので、初めてでも安心して挑戦できます。大きな牛に触れながら搾るという日常では味わえない体験は、発見の連続。「1日にどれくらいミルクが出るの?」といった素朴な疑問も生まれてきそうですね。参加は4歳以上、整理券制になります。

牛がエサを食べている様子を見学する「もぐもぐタイム」では、エサについて飼育員がわかりやすくお話してくれます。子どもたちからの質問にも丁寧に答えてくれるので、動物の食生活や体のしくみを知るきっかけになります。
「牛・羊のえさやり体験」も人気。大きな牛の迫力や、羊のふわふわした毛並みを間近で観察しながらエサやりが体験できます。
夏休みには“こどもの国牧場の羊毛を使った工作教室”など、自由研究に役立つワークショップも開催されます。毎年内容が変わるので、公式サイトで最新情報をご確認ください。体験から学びが広がる、夏に訪れたいスポットです。
<雪印こどもの国牧場>
・住所:神奈川県横浜市青葉区奈良町700
・TEL:045-962-0511
・開園時間:
【牧場】平日10:00~15:30 土日祝9:30~15:30
【ポニー牧場】平日10:30~12:00/13:00~15:30(親子・大人乗馬は11:00から)、土日祝10:30~12:00/13:00~15:30 ※ポニー乗馬はポニー休息日(営業休止日)があります。
【こどもどうぶつえん】10:00~16:00(最終入園:平日15:30、土日祝15:45)
・休園日:毎週水曜日(祝日の場合は、開園)、年末年始(12月31日~1月1日) ※各施設、悪天候の場合は休園
・アクセス:こどもの国駅から徒歩約3分(「こどもの国」内)
https://www.kodomonokuni-bokujyo.co.jp/index.html
<関連記事>【こどもの国】この夏、緑いっぱいのまきばで出かけよう
「コスモプラネタリウム渋谷」星空のひみつを探りに行こう

「コスモプラネタリウム渋谷」は、渋谷のまちにいながら“満天の星”を楽しめる人気スポット。直径約17メートルのドームいっぱいに映し出される星空は迫力満点。ファミリー向けのプログラムも用意されています。専門の星空解説員による生解説で、宇宙がぐっと身近になる体験型の学びの場です。
【くわしく見る】渋谷で星空、見ませんか?“生解説”が魅力の「コスモプラネタリウム渋谷」
「エコルとごし」環境保全のしくみを見て触れて学ぼう

「エコルとごし」は戸越公園内にある、環境保全を“体験しながら学べる”交流施設。建物には太陽光パネルや地中熱利用など、環境にやさしい工夫が随所にちりばめられており、展示もゲーム感覚で楽しめる内容が中心です。子どもたちが自分の生活と環境のつながりを自然と考えられる仕掛けがたくさんあります。夏休みの自由研究のヒント探しに訪れてみてはいかがでしょうか。
【くわしく見る】子どもと楽しむ東急線沿線「ほら、くつはいて」〜戸越公園駅編〜
地域の暮らしと歴史を調べる
「昭和のくらし博物館」昭和の暮らしを体感してみよう

久が原駅または、下丸子駅から歩いて約8分。静かな住宅地の中に、昭和の家がそのまま残る「昭和のくらし博物館」があります。1951年に建てられた小泉さん一家の住まいを、家財道具ごと公開している珍しい博物館です。訪れると、まるでタイムスリップしたような気分を味わえます。

館内には、ちゃぶ台を囲んで食事をしたり、ラジオを聴いたりしていた「茶の間」をはじめ、当時の生活道具や衣類がそのまま残されています。電化製品が今ほど普及していなかった時代に、人々がどのように家事をこなし、暮らしていたのかを知ることができます。
夏には建具をすだれに替え、冬には火鉢を使って暖を取るなど、自然とともに暮らしていた工夫にも注目。四季に合わせて暮らしを変えていた様子が、実際の空間で感じられます。

玄関の脇1室だけ洋間を設けるモダンなスタイル。家と家具は家主の方が設計したそうです。

新館1階の「談話室」では、庭を眺めながら休憩できるほか、ミニ展示やワークショップが開かれる日もあります。
古い民家のため冷暖房完備ではありません。訪れる際は、暑さ対策をしっかりしておくのがおすすめです。履物を脱いで入館するため、着脱しやすい靴が便利です。文化財を守るため、靴下の着用が推奨されています。
親子で会話を楽しみながら、昔の日常をのぞいてみてはいかがでしょうか。
<昭和のくらし博物館>
・住所:東京都大田区南久が原2-26-19
・TEL:03-3750-1808
・開館時間:10:00〜17:00
・休館日:月~木曜日(祝日の場合は開館)、9月上旬、年末年始
・アクセス:久が原駅または下丸子駅から徒歩約8分
https://www.showanokurashi.com/
<関連記事>おトクなきっぷを使って親子で挑戦!「東急線クエスト」~池上線 編~
「世田谷区立郷土資料館」昔の暮らしの知恵を発見しよう

上町駅から徒歩約5分。歴史好きな子どもはもちろん、自由研究のテーマに悩んでいるという人にもおすすめなのが「世田谷区立郷土資料館」。1964年に開館した都内で最初の公立地域博物館で、世田谷の歴史や文化を、子どもにもわかりやすく紹介してくれています。

この資料館は、国指定重要文化財の「世田谷(大場)代官屋敷」の敷地内にあります。江戸時代の建物が残る特別な空間に足を踏み入れるだけで、時間旅行をしているような気分になります。資料館と代官屋敷を併せて巡ることで、歴史の流れがより立体的に感じられます。
資料館内では、原始時代から近現代までの世田谷の歩みをたどれます。子ども向けの解説パネルもあり、歴史が初めてでも親しみやすい内容。実際に手に取って学べるコーナーも設けられているため、「昔の人はどんな暮らしをしていたの?」「今と何が違うの?」といった疑問が自然とわいてきます。

戦後の生活を再現した展示や、衣食住、仕事、年中行事などを紹介する民俗展示も見どころ。今では見られなくなった暮らしの工夫を知ることで、昔と今の比較など、自由研究のアイデアにもつながりそうです。
涼しい館内でゆっくり学べる「世田谷区立郷土資料館」。身近なまちの歴史を知ることで、いつもの風景が少し違って見えてくるかもしれません。夏休みの“学びの入口”に役立つスポットです。
<世田谷区立郷土資料館>
・住所:東京都世田谷区世田谷1-29-18
・TEL:03-3429-4237
・開館時間:9:00~16:30
・休館日:毎週月曜日、祝日(月曜日が祝日の場合はその翌日も)、年末年始(12月29日~1月3日)
・アクセス:上町駅から徒歩約5分
https://www.city.setagaya.lg.jp/02423/9013.html
「川崎市平和館」地域の歴史から平和を学ぼう

「中原平和公園」の一角に建つ「川崎市平和館」は、川崎と戦争の歴史をたどりながら平和について考えたり、環境問題や差別、貧困など、戦争以外の視点からも平和を考えられる学習施設です。武蔵小杉駅、元住吉駅から徒歩約10分の場所にあり、自由研究のテーマ探しにも役立ちます。
館内では、日本と戦争の関わりを明治維新から終戦、日本国憲法の制定までの流れに沿って紹介する展示などがあり、写真や資料、映像を見ながら歴史をたどれるため、教科書で学んだ内容をより身近に感じられます。

地域の歴史を調べたい人におすすめなのが、川崎と戦争の関わりを紹介する展示です。戦時中の市民生活を再現した模型や当時の資料が並び、“このまちで何が起こっていたのか”を知ることができます。市民から寄贈された品々からは、当時の人々の暮らしや思いも伝わってきます。

なかでも印象的なのが、防空壕の「体験コーナー」。横穴式防空壕を再現した空間で、音や光の演出を通して空襲下の状況を体感できます。実際に見たり聞いたりすることで、戦争が人々の暮らしにどんな影響を与えたのかを考えるきっかけになります。

「図書コーナー」には平和や戦争に関する本がそろっているので、展示で気になったテーマをさらに深く調べてみてはいかがでしょうか。
夏休みには小学3年生以上を対象とした見学ツアーを開催しており、スタッフの解説を聞きながら学べる機会も。川崎の歴史を入口に、平和について自分なりに考えるきっかけが得られる学びのスポットです。
<川崎市平和館>
・住所:神奈川県川崎市中原区木月住吉町33-1
・TEL:044-433-0171
・開館時間:9:00~17:00
・休館日:毎週月曜日、第3火曜日(休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
・アクセス:武蔵小杉駅、または元住吉駅から徒歩約10分
https://www.city.kawasaki.jp/shisei/category/288-5-22-0-0-0-0-0-0-0.html
<関連記事>平和・アート・遊びが融合する憩いの場。平和を願い生まれた「中原平和公園」へ行ってみよう!
「大田区立勝海舟記念館」幕末のヒーローの足跡を追おう

洗足池駅から徒歩約6分、「大田区立勝海舟記念館」は、幕末のヒーロー・勝海舟の生涯を学べるとともに、昭和初期の建築の魅力も味わえるスポット。ネオ・ゴシック様式の外観にワクワクしながら中へ入ると、タッチパネルで海舟の全国行脚の足跡をたどれたり、迫力満点の3面シアターで「咸臨丸」の航海を体感できたりと、自由研究のヒントがぎゅっと詰まっています。
【くわしく見る】徹底調査!多くの偉人が愛した「洗足池公園」は歴史スポットの宝庫だった
「多摩川台公園古墳展示室」古代人の暮らしをのぞいてみよう

「多摩川台公園古墳展示室」は、6世紀後半に造られた古墳の“後円部”をイメージしたジオラマが広がる学びスポット。ジオラマ内の横穴式石室を再現した部分にある展示ブースには、田園調布古墳群で出土した副葬品のレプリカや埴輪のレプリカが並びます。古代人を再現した人形や、古墳の造り方の解説もあり、当時の暮らしを想像しながら学べるのが魅力。無料で気軽に立ち寄れる、夏休みの自由研究に役立つ場所です。
【くわしく見る】古代に思いを馳せる古墳、色彩豊かなあじさい、パノラマ眺望。「多摩川台公園」で、盛りだくさんな散策
東急線・東急バスの歴史としくみ
「電車とバスの博物館」乗りものの歴史と技術を学ぼう

宮崎台駅に直結した「電車とバスの博物館」は、乗りもの好きの子どもたちが思わず目を輝かせてしまうスポット。東急線や東急バスの歴史、そして毎日の安全な運行を支えるしくみを楽しく学べます。

館内には、昭和初期に製造された東急電鉄の旧型車両をはじめ、交通事業に関するさまざまな資料を展示。乗りものがどのように発達してきたのかをたどりながら、暮らしやまちとの関わりについても知ることができます。

本格的な運転シミュレーターは、自由研究のテーマにもおすすめ。田園都市線や東横線など、実際の路線を再現した映像と音に包まれながら、運転士気分でレバーを握る体験ができます。ガイダンスモードもあるため、小さな子どもでも安心して挑戦できます。

さらに、HOゲージのパノラマ模型の電車を運転できるコーナーも人気。小さなまちを走る電車を自分で動かすと、運行のルールや安全対策の大切さが実感できます。クイズ形式で学べる「ものしりステーション」では、東急電車や東急バスにまつわる問題が次々と出され、遊びながら知識を深められます。
1982年に開館したこの施設は、まちの人々に交通事業への理解を深めてもらうことを目的に誕生しました。電車やバスの歴史を調べるだけでなく、安全運行を支える仕事や技術にも目を向けられる場所。見学や体験で気づいたことをまとめれば、自由研究にもつながりそうです。
<電車とバスの博物館>
・住所:神奈川県川崎市宮前区宮崎2-10-12
・TEL:044-861-6787
・開館時間:10:00~16:30(最終入館時間16:00)
・休館日:毎週木曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
・アクセス:宮崎台駅直結
https://denbus.jp/
<関連記事>子どもと楽しむ!「電車とバスの博物館」完全ガイド
「東横フラワー緑道」東横線の線路跡をたどってみよう

「東横フラワー緑道」は、かつて電車が地上を走っていた東白楽駅~横浜駅の東横線の線路跡につくられた遊歩道です。歩いているだけで「線路の上を進んでいる!」とワクワクする道のり。ところどころに残るレールや駅の跡の案内板から、東急線の歴史やまちの移り変わりを感じ取れます。電車好きの子どもはもちろん、自由研究のテーマ探しにもおすすめのスポットです。
【くわしく見る】東横線の歴史をたどる“エモい”散歩道。横浜の「東横フラワー緑道」を歩く
「渋谷リバーストリート」レールが語る渋谷の歴史を感じてみよう

「渋谷リバーストリート」も、かつて地上を走っていた東横線の線路跡が生まれ変わった、全長約600メートルの遊歩道。2013年の渋谷駅地下化で役目を終えた線路が、今はレールや支柱番号などの“鉄道の記憶”をそのまま残す歴史を感じられるスポットになっています。歩きながら、かつて東急線がこのまちをどう走り、このまちがどう変わってきたのかを体感できます。
【くわしく見る】旧東横線の「線路跡」を辿って。「渋谷リバーストリート」を歩いてみた
「旧玉電車両」親しまれた電車の歩みを知ろう

「旧玉電車両」は、かつて世田谷のまちを走っていた玉電の歴史を今に伝える貴重な車両です。1925年に木製車として誕生し、改造や路線変更を重ねたのち、江ノ島電鉄でも運行して1990年まで活躍しました。現在は「宮坂区民センター」で日中に一般公開され、地域の子どもたちの遊び場としても親しまれています。世田谷の交通やまちの歴史を調べる自由研究にも役立ちそうです。
【くわしく見る】旧玉電車両/懐かしの車両に乗ってありし日にタイムトラベル
芸術・文化に触れられるミュージアム
芸術や文化に触れながら、作品や建築の魅力をじっくり味わえるミュージアムを紹介します。親子で楽しみながら、学びの視点が広がるスポットです。
「川崎市岡本太郎美術館」アートに触れて発想力を刺激しよう

「川崎市岡本太郎美術館」は、生田緑地にあるアートミュージアムです。現在は改修工事に伴い展示室が休室中ですが、2026年度は館内「ギャラリースペース」で小規模展示「ちょこっとTARO」を開催。岡本太郎の立体作品を間近で鑑賞でき、色や形の工夫を発見する楽しさを味わえます。親子で芸術の面白さに触れながら、自由研究のヒントを見つけてみては。
【くわしく見る】「芸術は爆発だ」の原点を知る。代表作がずらりと並ぶ「川崎市岡本太郎美術館」を訪れてみた
「渋谷区立松濤美術館」光と素材が語り掛ける建築ツアー

「渋谷区立松濤美術館」では、日本の近代建築に大きな影響を与えた白井晟一が設計した建物を、職員の案内で見学できる「館内建築ツアー」を実施しています。当日気軽に参加できるもの魅力です。光や影の演出や特徴的な素材使いに注目しながら巡ると、建築の面白さに出合える時間になります。親子で参加してみてはいかがでしょうか。
【くわしく見る】みる・まなぶ・ふかめる―渋谷区立松濤美術館・館内建築ツアー
東急の歩みを知る資料集
最後に、東急グループのまちづくりや東急線の歴史をわかりやすく紹介している資料をまとめてご案内します。暑くて外に出るのも大変…というときは、ご自宅でチェックできるウェブサイト上のコンテンツが便利!自由研究の参考資料として、ぜひ活用してみてください。
- 東急100年史(WEB版)および関連社史・事業史
東急グループが創立100周年を迎えたことを記念して生まれたのが「東急100年史」です。100年にわたる東急グループの歴史を網羅し、その理念や事業活動を紹介しています。 - 今日は何の日?!
東急線沿線で起きた出来事を当時の写真とともに紹介するシリーズです。昔の電車やまちの姿から歴史を楽しく学べる内容を紹介しています。 - 100年の歩み
1922年の創立から続く東急の歴史を写真でたどれるページです。電車やまちの変化に気づける学びの入口を紹介しています。 - 東急線ヒストリー
「東急線ヒストリー」は、各路線の歩みや走っていた車両を当時の写真で紹介するページです。電車の進化やまちの変化を楽しく学べる内容を紹介しています。
気になることから、学びの第一歩を
自由研究のテーマは、身近な疑問や発見の中に隠れています。自然観察や科学体験、歴史や文化との出合いは、新たな興味や関心を広げるきっかけになるはず。東急線沿線には、学びとおでかけを楽しめるスポットが豊富にそろっています。
この夏は気になる場所へ足を運び、自分だけの発見を自由研究につなげてみてはいかがでしょうか。
※記事内の料金はすべて税込です。
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取材・文:かたぎりまいこ(東急公式サイト編集部)
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