東急線ヒストリー

世田谷線の歴史

三軒茶屋駅(玉電廃止直後)
1969年 三軒茶屋駅(玉電廃止直後)
世田谷線は当社唯一の軌道線です。以前は 旧玉川線(通称:玉電)の一部でしたが、1969年5月、同線の渋谷~二子玉川園間が廃止された際、三軒茶屋~下高井戸間が独立して残り、名称も世田谷線となりました。その名のとおり、世田谷区民の身近な足として親しまれています。車両は低床式の更新車両300系で、連接の2両編成で運行しています。

2017年9月の玉電開通110周年記念イベント時に運行し、ご好評をいただいた「幸福の招き猫電車」、2019年5月に復活して運行しています。幸福の招き猫電車は、沿線名所の一つで、招き猫発祥の地といわれている「豪徳寺」様のご協力のもと、豪徳寺の招き猫をデザインした車体ラッピングと、吊革には招き猫型の吊り手、床面にはねこの足跡を施すなど見ても乗っても楽しい遊び心にあふれた電車です。

世田谷線の停車駅

  • sg01

    三軒茶屋

    0.3km

  • sg02

    西太子堂

    開通時 西山、1939.10.16 現在

    0.6km

  • sg03

    若林

    開通時 若林、1939.10.16 玉電若林、1969.5.11 現在

    0.5km

  • sg04

    松陰神社前

    0.5km

  • sg05

    世田谷

    0.3km

  • sg06

    上町

    0.5km

    (豪徳寺)1945.7.15 廃止

  • sg07

    宮の坂

    1945.7.15 豪徳寺を移設し改称 宮ノ坂、1966.1.20 現在

    0.7km

  • sg08

    山下

    開通時 山下、1939.10.16 玉電山下、1969.5.1 現在

    0.8km

    (六所神社)1949.9.1 廃止

  • sg09

    松原

    1949.9.1 六所神社を移設し改称 玉電松原、1969.5.11 現在

    0.8km

    (七軒町)1949.9.1 廃止

  • sg10

    下高井戸

世田谷線 80形(昭和50年代)
1975年~1984年 世田谷線 80形(昭和50年代)
世田谷線 300系 環七・若林踏切
2014年 世田谷線 300系 環七・若林踏切

世田谷線の開通年月日

玉電メモ

1907年8月の渋谷~玉川間全線開通以来、「玉電」の愛称で親しまれていた玉川線は、新玉川線建設工事のために1969年5月にその姿を消しました。現在では世田谷線が、その頃の面影を今に残しています。

1925年1月18日

三軒茶屋~世田谷

1925年5月1日

世田谷~下高井戸

旧玉川線・砧線開通年月日

1907年3月6日 道玄坂上~三軒茶屋
1907年4月1日 三軒茶屋~玉川
1907年8月11日 渋谷~道玄坂上
1924年3月1日 玉川~砧 いずれも1969年5月10日廃止


世田谷線の車両

300系
300系