
“文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。今回は、映画監督としても、ダンサーやコレオグラファーとしても活躍する唯一無二のアーティスト、吉開菜央さんをフィーチャーします。
言葉では知っていた脳腸相関を座禅で実感
大学でコンテンポラリーダンスに出会い、振付のイメージを映像化したいと映像も撮り始めた吉開さん。触感の視覚化など身体性にこだわった表現を続けてきて、周囲の期待と注目も高まりました。しかし双極性障害で体調を崩されたところにお母様の死が重なってしまいます。禅寺に修行に行ったことが健康回復の大きな一助となり、新作『まさゆめ』には回復のプロセスが描かれました。腸から脳が発生したという脳腸相関を体感したことが映像美に生きています。
「『子供の「脳」は肌にある』とか三木成夫さんの著作とか脳と腸の関係についての本は十年前ぐらいに結構読んでいて、人間が一本の管っていう言葉はいろんなところで目にしていたと思うん・・・(この先は「続きをよむ」から)
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