『まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険』開幕レポート
Bunkamura magazine ONLINE
2026/8/13

8月26日(水)までヒカリエホールにて開催中の『まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険』。今回は5名のアーティストのコメントとともに開幕レポートをお届けします。
“女性であること”は写真家としてのアイデンティティの一要素
1950年代から現在まで、日本の女性写真家たち30名、約200点の作品を展示する展覧会『まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険』が東京・渋谷のヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9階)にて開催されています。これは2024年夏、フランスのアルル国際写真祭を皮切りに世界巡回が始まった『I’m So Happy You’re Here』の凱旋企画で、これまで全世界で14万人を動員した話題の写真展です。
日本展担当キュレーターの竹内万里子さん(批評家・作家、キュレーター/京都芸術大学教授)は開催に際し「今回ご参加いただいた写真家のみなさんは本当に独創的でそれぞれが全く異なる世界観や写真へのアプローチを持ちながら活動されています。その中で“女性であること”はその複雑なアイデンティティの一要素に過ぎない。歴史を振り返ると、女性であるというだけでそのアイデンティティが蔑ろにされたり、搾取されたり、あるいは暴力の対象になったりということがあり、今もそうした状況が続いています。今回の展覧会では女性写真家ということで一括りにするのではなく、むしろバラバラであることを見ていただきたい。展覧会としては4つの章でまとめられていますが、・・・(この先は「続きをよむ」から)
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