はじめてのチャイコフスキー

Bunkamura magazine ONLINE

2026/5/13

文化芸術への興味が芽生え、まずは耳にしたことがあるアーティストたちの作品に触れてみたいけど、何からどう体験すればいいか分からない──。そんなふうに迷っている方たちが“はじめの一歩”を踏み出すための案内役となる「はじめてシリーズ」。

第5回は、19世紀ロシアを代表するロマン派の作曲家で、「N響オーチャード定期2026/2027東横シリーズ in 横浜 <傑作ピアノ協奏曲と三大バレエ音楽>」でも演奏されるピョートル・イリイチ・チャイコフスキーです。クラシック音楽で希代のメロディーメーカーとして人気が高いチャイコフスキーの魅力に、彼のキャリアや作品を通じて迫ります。

公務員から音楽の道に転身してロマン派を代表する作曲家に

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーは1840年5月7日にロシアの僻地カムスコ・ヴォトキンスクで鉱山所長を務めていた人物の次男として誕生。楽器をたしなむ両親の元で幼い頃から音楽の才能を示しましたが、両親は息子を音楽家にする意志はなく、チャイコフスキーは法律学校に進学します。

しかし、14歳の時に母を病気で亡くしたショックからその救いを音楽に求め、ピアノと音楽理論を学んで作曲にも取り組むようになりました。19歳で法律学校を卒業すると法務省に就職しますが、音楽の道をあきらめられず1861年にロシア音楽協会が開設した音楽クラスに入学。そして同協会がサンクトペテルブルク音楽院に改組されると、仕事を辞め・・・(この先は「続きをよむ」から)

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