Bunkamura magazine ONLINE vol.51

宮下嘉彦(バリトン歌手)

Bunkamura magazine ONLINE

2026/10/19

“文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。今回は、国際コンクールで受賞を重ね、オペラ界で熱い期待を浴びているバリトン歌手、宮下嘉彦さんをフィーチャーします。

バンドのヴォーカルが歌との出会い

昭和音楽大学首席卒業後、二期会オペラ研修所マスタークラスを最優秀の成績で修了。第16回アニタ・チェルクエッティ国際声楽コンクール3位、第60回日伊声楽コンコルソ1位および歌曲賞、第23回東京音楽コンクール声楽部門3位、第5回かわさき新人声楽コンクール1位および川崎市長賞など受賞多数……。輝かしい経歴を見ると、クラシック音楽のエリートコースを歩んできた音楽家のように見える宮下嘉彦さんですが、バリトン歌手になるまでの道のりはとてもユニーク。音楽との出会いからお話を聞きました。

「僕は先天性の小耳症で、右耳が聞こえません。でも、そのせいか、小さい頃から人一倍、音には敏感でした。1〜2歳の頃に見てい・・・(この先は「続きをよむ」から)

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