東急線クエスト vol.3

おトクなきっぷを使って親子で挑戦!東急線クエスト/世田谷線で開運!タイムトラベル編

Urban Story Lab.

2026/10/20

東急線には、おトクなきっぷがたくさんあるってご存知でしたか?それらを活用して、東急線沿線を親子で冒険する「東急線クエスト」。Urban Story Lab.編集部から与えられた6つのミッションに、小学生の親子がチャレンジします!

世田谷線で、開運&タイムトラベル!

今回の舞台は、三軒茶屋駅から下高井戸駅を結ぶ全長5kmの世田谷線。東急線で唯一の軌道線(いわゆる路面電車)で、住宅街や商店街の間を走るレトロな雰囲気も魅力です。

そんな世田谷線には、開運スポットや歴史を感じるエリアなど、親子で散策したくなる場所が盛りだくさん!

大人は世田谷線が1日乗り降り自由な「世田谷線散策きっぷ」(大人360円 ※)を、子どもは土休日限定で東急線全線が1日乗り降り自由な「東急線キッズパス」(100円)を利用し、世田谷線で開運タイムトラベルします!

※ Q SKIPでの販売価格。紙式乗車券の場合は380円

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わかちゃん&ママ

挑戦するのは、歌やダンス、アートが大好きな、小学4年生のわかちゃん&ママです!

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編集部から与えられたクエストはこちら!「世田谷線には初めて乗る」というわかちゃん。いざ、クエストスタートです!

クエスト1:「おトクなきっぷ」をゲットしよう!

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最初のクエストは、今回の冒険で使うおトクなきっぷの購入。

まずは東急線のデジタルチケットサービス「Q SKIP」で大人用の「世田谷線散策きっぷ」を購入します。

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スマートフォンでのチケット購入画面

スマホやPCから購入後、発行されたQRコードを改札にかざすだけで利用可能です。

そしてわかちゃんは、土休日に使える「東急線キッズパス」を購入しました。東急線キッズパスは小児用PASMOに書き込むかたちで購入可能(※)。おトクなきっぷを手に入れたら、いよいよ世田谷線に乗車です!

※2026年12月1日より、Q SKIPでの通年発売を開始します。詳細はこちら

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通常は券売機(世田谷線・こどもの国線 は除く)で購入する「東急線キッズパス」ですが、夏休み期間限定でQ SKIPサイトから購入できました

クエスト2:世田谷線に乗ってみよう!

世田谷線は運賃前払い制なので、改札がない駅では車内にある運賃箱に運賃を支払います。

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今回利用する三軒茶屋駅には改札があるので、改札の運賃箱に設置された読み取り機にQRコードをかざします!

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世田谷線は時間帯や駅により乗り降り口が異なるのですが、三軒茶屋駅では乗車ホームと降車ホームが別なので、改札を通過したら、そのまま電車に乗ることができます。

なお、前払い制なので、降車時は改札機にチケットや交通系ICのタッチは不要です。

わかちゃんも「どこまで乗っても料金が同じってこと!?」と、初めてのシステムにワクワク。無事に世田谷線に乗車し、まずは松陰神社前駅を目指します!

<関連ページ>世田谷線の利用方法

クエスト3:松陰神社で、吉田松陰像と記念撮影!

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松陰神社前駅に到着!

三軒茶屋駅から3駅先の松陰神社前駅に到着しました。駅の南北に伸びる松陰神社通り商店街を北の方向に歩き、3つ目のクエストの目的地、松陰神社を目指します。

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老舗のお店と新しいお店がどちらも並ぶ、新旧の魅力が詰まった商店街。気になるお店がたくさん

駅から5分ほど歩くと、目的地の松陰神社が見えてきます。

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神社の成り立ちについても丁寧な説明が

松陰神社は、幕末の思想家・吉田松陰をご祭神として祀る神社です。

高杉晋作や伊藤博文など、明治維新を担う立役者たちを育てた教育者でもあった吉田松陰。松陰神社は、合格、必勝祈願だけでなく、開運や目標達成などのご利益があるとされています。

ここでは、「吉田松陰像と写真を撮る」というクエストにチャレンジ!

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参道を歩いていると、すぐにお目見えした吉田松陰像。

1890(明治23)年に制作された石膏像をもとに2013(平成25)年に作成されたもので、処刑される少し前、29歳ごろの吉田松陰の姿だそう。20代とは思えないオーラと落ち着きを感じます。

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「宿題やりなさいってお説教されちゃいそう〜!」と、はしゃぐわかちゃん。しっかり記念写真を撮りました。

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ご社殿にもお参りし、しばらく境内を散策していると吉田松陰がひらいた私塾「松下村塾」の説明が。

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時事問題や古典をもとに「どう行動すべきか」を全員で議論する「志の教育」を行っていた松下村塾

境内には山口県萩の松陰神社境内に保存されている松下村塾のレプリカもあり、幕末の学び舎の雰囲気を感じることができます。

「昔の学校とか、塾みたいな場所だったんだね」と、わかちゃんにとっても学びになった模様。

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ここにも吉田松陰像が鎮座。実際に松下村塾を主宰していたのは、28歳から29歳という短い期間だったそう。

「そんなに若くして、その後の歴史に影響する学びを教えたなんて尊敬するね…」とママもしみじみ。親子で歴史を感じるひと時となりました♪

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松陰神社
・住所:東京都世田谷区若林4-35-1
・電話番号:03-3421-4834
・開門時間:7:00〜17:00
※ お守り、お神札受付時間:9:00〜17:00(社務所休務日を除く)
※ ご祈祷受付時間:9:00〜15:30(恒例祭典時及び社務所休務日を除く)
https://www.shoinjinja.org/

クエスト4:重要文化財の「お屋敷」で、江戸時代に想いをはせる!

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続いてやってきたのは、上町駅。上町駅は、安土桃山時代の1578(天正6)年から始まり現在でも冬の風物詩として親しまれている「世田谷のボロ市」が開催されているまちです。

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まちにはボロ市のポスターが。毎年12月15日・16日、1月15日・16日の4日間開催される

歴史あるイベントのお膝元には、江戸の暮らしを感じるスポットがあるとのことで、行ってみましょう!

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駅から5分ほど歩くと見えてきたのが「世田谷代官屋敷」。ボロ市が開催されている「ボロ市通り」沿いに立つ、立派なお屋敷です。

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世田谷代官屋敷は、江戸時代中期に代官を世襲した大場家の住宅兼仕事場で、明治維新まで使用されていました。主屋と表門が国の重要文化財に指定されています。

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敷地内に入ることができ、広い敷地の庭と主屋の土間は一般公開されています。

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土間にある大きなかまどに興味津々。

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「これで毎日ご飯作ってたの〜?ふたも重いし、すごく大変そう…」と、今の暮らしの便利さを噛み締めるわかちゃん。

なお、世田谷代官屋敷では不定期で主屋のお座敷内に入れるイベントも開催しています。

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せっかくなので、敷地内にある世田谷区郷土資料館にも行ってみましょう。ここでは原始・古代から現代までの世田谷区の歴史が展示されています。

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なかなかの迫力です!

展示コーナーの入り口には、世田谷区の奥沢神社の伝統行事「大蛇お練り行事」で使われる藁の大蛇がお出迎え。

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旧石器時代から現代までの世田谷区の歴史や風土が丁寧に紹介されています。

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わかちゃんが夢中になったのは土器パズル。弥生時代の土器には模様がほとんどないため、難易度もかなり高い!

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主に明治時代から昭和初期にかけて学校の音楽教材として使われていた、「唱歌集(しょうかしゅう)」を手に取ることもできました。歌が大好きなわかちゃんは一生懸命、当時の楽譜を読み解きます。

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黒電話をかけられる体験も。わかちゃんにとっては初めての黒電話。

「ママは使ったことあるよ」「すごい!どうやって使うの!?本当にかかったらどうしよう!」と、親子で会話が弾みます。

(ダイヤルを回すとコール音の後に音声が流れる仕組みで、実際にどこかに電話が繋がることはないのでご安心を)

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また、世田谷区の歴史に関する映像が自由に観られるコーナーも。わかちゃんは「世田谷の月見行事」に関する映像を楽しみました。

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江戸時代だけでなく、旧石器時代から昭和、平成のくらしまでたっぷり体験できた世田谷代官屋敷&世田谷区郷土資料館。子どもも大人も楽しみながら、無事クエストクリアです!

世田谷代官屋敷/世田谷区立郷土資料館
・住所:東京都世田谷区世田谷1-29-18
・電話番号:03-3429-4237
・開館時間:9:00〜16:30
・定休日:月曜日、祝日(月曜日が祝日の場合はその翌日も)、12月29日から1月3日

クエスト5:豪徳寺でお気に入りの「招き猫」をスケッチ!

上町駅のお隣、宮の坂駅にやってきました。世田谷線はひと駅区間が短いため、歩こうと思えば歩ける距離。

でもやっぱり快適に移動したいもの。そんなとき、気にせず世田谷線を利用できるのも1日乗り放題のおトクなきっぷの良いところです。

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宮の坂駅前には、1925(大正14)年に製造され、かつてこの路線を走っていた車両が展示されています。

こちらの車両、1969(昭和44)年に廃線となった玉川線や高井戸線(現在の世田谷線)、江ノ島電鉄でも活躍し、1990(平成2)年に現役を引退。世田谷線と同じ色に塗装されて「里帰り」したものなんです。

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車両の中に入ることもできるので、こんな写真も撮れちゃいます!ここでもタイムトラベルを楽しむわかちゃんでした。

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さて、目的地の豪徳寺へは歩いて5分ほど。山門をくぐり、しばらく境内を歩きます。

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するとこんなにもたくさんの招き猫がお出迎え!

なぜ豪徳寺には招き猫があるのかというと…その起源は江戸時代初期までさかのぼります。

当時、鷹狩り帰りの井伊直弼が豪徳寺の門前にいた猫に手招きされたそう。そこで立ち寄ってみたところ、突然の雷雨が。

猫のおかげで雷雨を避けられたことに感激した井伊直弼は、当時荒れていた豪徳寺の復興を支援。そんな歴史から、豪徳寺では招き猫を祀っているのです。

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商売繁盛や開運招福、家内安全、心願成就のご利益があるとされる豪徳寺では、授与所で受け取った招き猫を自宅に持ち帰って飾り、願いが叶った後に境内に納める風習が。

つまり、この招き猫たちの数は願いが叶った数でもあるのです!

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なんとも愛くるしい小さなサイズの招き猫も

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ここでは、アート好きなわかちゃんがお気に入りの招き猫を見つけ、その場でスケッチを行います!

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「最初、輪郭をちょっと失敗しちゃったから虹色の影にしたの」と、素晴らしい発想の転換を駆使し、招き猫をどんどん描き上げるわかちゃん。

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完成したスケッチはこちら。とても上手に可愛く描けました!虹色の影も良い味を出しています。

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最後に招き猫のパネルと記念撮影も楽しみ、クエストクリアです!

大谿山 豪徳寺
・住所:東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
・電話番号:03-3426-1437
・開門時間:6:00〜17:00
※寺務所受付は8:00〜12:00、13:00〜15:00  
https://gotokuji.jp/

クエスト6:水色の洋館で明治時代の令嬢気分に。優雅にお茶をしよう♪

最後のクエストは、豪徳寺と同じ宮の坂駅が舞台。

豪徳寺から歩いてすぐの場所にある水色の洋館「旧尾崎テオドラ邸」にやってきました。

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旧尾崎テオドラ邸は、英国生まれの令嬢であるテオドラ英子(のちの東京市長・尾崎行雄の妻)が来日の頃、その父である尾崎三良男爵が1888(明治21)年に港区に建て、1933(昭和8)年にこの地に移築したもの。

実は取り壊されるはずでしたが、漫画家の山下和美さんが発起人となり、たくさんの漫画家、近隣住民、ネットでの呼びかけに賛同した方の応援で保存が実現。2024年3月に喫茶室を併設し、リニューアルオープンしたのです。

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館内にはフォトスポットも。明治時代にタイムトリップしたような非日常空間が広がります。

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2階のギャラリーへ続く階段もかつての面影を感じます。わかちゃんとママも「お姫様の気分だね!」と、ワクワク。

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さて、本日最後のクエストは喫茶室でのティータイム。おやつのスコーンとドリンクを注文し、いただきます♡

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「カフェ・オレ」(1,050円)「みかんジュース」(780円)「スコーン/2個-クロテッドクリーム&季節のジャム付き-」(880円)

「先に半分ジャム使うね」「ジャムとクリームどっちが好み?」と、ママと娘の女子トークも弾みます。

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特別な空間でのティータイムは、なんだか優雅な気持ちに。明治時代の令嬢になった気分で楽しみました♪

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最後は洋館の前で!

旧尾崎テオドラ邸
・住所:東京都世田谷区豪徳寺2-30-16
・営業時間:10:00〜18:00(最終入館17:30)
・定休日:木曜日(その他展示入替休館あり)
https://ozakitheodora.com/

世田谷線で、いろんな時代にタイムトラベルした1日!

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世田谷線を使って、古代、江戸、明治、昭和…さまざまな時代の歴史やくらしを体験した1日。しかも開運スポットにもたくさん寄って、良いこともあるはず。

楽しみながらお勉強にもなって運気も上がる。親も子も大満足な世田谷線の冒険に、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪

※ 価格はすべて税込です。

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モデル/わかちゃん&ママ
文/菱山恵巳子
写真/高山諒
イラスト作成/くろいしえりな
編集/ヒャクマンボルト

掲載店舗・施設・イベント・価格などの情報は記事公開時点のものです。定休日や営業時間などは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。

Urban Story Lab.

まちのいいところって、正面からだと見えづらかったりする。だから、ちょっとだけナナメ視点がいい。ワクワクや発見に満ちた、東急線沿線の“まちのストーリー”を紡ぎます。