東急線で世界一周 vol.4

憧れのモロッコを1日で満喫!おひとりさま女子旅【沿線トリップ「東急線で世界一周」vol.4】

Urban Story Lab.

2026/10/27

東急線沿線でショートトリップ気分を味わう企画「東急線で世界一周」。第4弾となる今回は、「モロッコ」を特集します。

青一色で彩られた美しいまち「シャウエン」や、伝統的なヘルシー美食「タジン鍋」などがSNSでバズり、近年、若い女性からの注目度も一気に高まったモロッコ。北アフリカに位置しながら、ヨーロッパの雰囲気も感じられる独特な文化が魅力です。

ただし日本からの直行便がなく、フライトは片道20時間以上を要します。気軽には足を運べないモロッコですが、東急線に乗れば1日であらゆるモロッコ文化を体験することができちゃうんです!モロッコに憧れる女子のひとりとして、実際に確かめに行ってきました。

【不動前駅】華やかで温かみのあるインテリアをリーズナブルに「GADAN」

最初に訪れたのは、目黒線の不動前駅。駅前には地元住民の生活に根差した小さな商店街があり、少し歩けばおしゃれな目黒駅周辺にもアクセスできる、住み心地のよいまちとして知られています。

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今回のお目当ては、そんな不動前にあるモロッコインテリアショップ「GADAN」。洗練された街並みに馴染む、センスの光るお店です。

GADANは2005年に創業しました。当時は代官山に店舗を構えていましたが、2年前に不動前へ移転。あっという間に地元の方々から愛されるインテリアショップとなりました。

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店内はエキゾチックでありながらも、温かみのある空間が広がっています。

モロッコのインテリアは歴史的背景からヨーロッパのエッセンスが加わっており、色彩豊かな華やかさと、シックな落ち着きがちょうどよいバランスで取り入れられています。

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入店して最初に目に飛び込んできたのは、店内を美しく彩るモロッコランプの数々。モロッコで生産されるインテリアは、基本的に一つひとつが職人の手作り。

こちらのモロッコランプもすべて手作業で生産されているので、ひとつとして同じデザインはありません。その特徴は、繊細で美しい彫刻装飾。光を灯すことにより、細かい模様が天井や壁に映し出され、幻想的な空間を演出してくれます。

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緻密な幾何学模様を施したモザイクタイルも、モロッコを象徴するインテリアのひとつ。個性豊かなデザインが多いものの、モロッコインテリアはシックな色合いのデザインが多いので、日本の家屋にも馴染みやすいといいます。

たしかに、キッチンや洗面台のちょっとしたワンポイントとして取り入れるのもよさそうですね。

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大量生産・大量消費と対極にあるモロッコ。エシカルなインテリア製品が多いのも特徴です。

こちらのグラスは、使用済みのガラスを再利用して作られたもの。色の濃淡が異なったり、ところどころに小さな気泡が入っていたりと、すべてのグラスに個性があります。

店主さんは、「オンラインで購入してもらうのもいいのですが、店舗に来てもらえたら好きなデザインを選ぶ楽しさがあるので、ぜひ足を運んでもらいたいです」と笑顔で話されていました。

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GADANはインテリアだけではなく、生活雑貨も豊富に取り揃えています。

特に目を引いたのが、こちらのかわいいバブーシュ。ビーズがキラキラしていてとってもおしゃれでした。素材が柔らかくて、履き心地もよさそう!この日がちょうどセール中だったので、なんと半額でバブーシュをお買い上げしました。

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さらに、こちらのモロッコグラスも660円(税込)で購入。すべてモロッコ現地からの輸入製品ですが、お値段はリーズナブルでお求めやすいのが嬉しいですね。可愛くてエシカルなモロッコインテリア、筆者も集めてみたくなりました。

GADAN目黒店
・所在地:東京都目黒区下目黒3-8-6
・電話番号:03-6412-8665
・営業時間:10:00~18:00
・定休日:月・火曜日
https://gadan.shop/

【二子玉川駅】モロッコ式エステで心も身体もスッキリ「Esthe Prive Morocco」

続いて目黒線を大岡山駅で乗り換えて向かったのは、大井町線の二子玉川駅。駅前には大型商業施設が立ち並ぶ一方で、駅から少し離れると緑豊かで閑静な住宅街が広がっています。

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こちらの「Esthe Prive Morocco(エステ プリヴェ モロッコ)」は、二子玉川の住宅街に店舗を構えるプライベートサロン。日本では珍しいモロッコ式エステが受けられます。

オーナーいわく、モロッコの女性はエステやスパが大好きで、週1回は施術を受けに行くといわれているそうです。美意識が高くて素晴らしいですね!

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サロンに足を踏み入れると、ふんわりと爽やかな香りが漂います。モロッコでよく飲まれるミントティーをイメージした、オリジナルのアロマオイルを使用しているそうです。

席に案内され、アサイーとラズベリーのハーブティーを飲みながら、オーナーによる丁寧なカウンセリングがスタート。筆者はとにかく肩こりが酷いので、カッサとカッピングを用いた全身のマッサージをお願いしました。

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プライベート個室に通され、ベッドの上でうつぶせになって待機。まずは背中にシュガースクラブ、ガスールパック、そしてモロッコで採れる希少なアルガンオイルとアーモンドオイルをミックスしたオイルを塗って、肌の調子を整えていきます。背中はケアを怠りがちなので、こういったサービスは嬉しいですね。

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続いて、カッサで全身をほぐしていきます。当サロンでは天然石とテラヘルツのカッサを使用。テラヘルツは、1秒間に1兆回もの目に見えない振動をするため、身体をしっかりほぐしてくれるのだとか。ゴリゴリとかなり力を入れてマッサージしてくれるので、強めの刺激が好きな筆者としては最高に気持ちがよかったです。もちろん、好みに応じて力の加減は調整してくれるのでご安心ください。

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その後、筆者のガチガチに凝り固まった肩甲骨を、しっかり丁寧に剥がしてくれました。肩甲骨ってこんなに動くものなのですね。驚きです。おかげでかなり肩と背中がラクになりました(この原稿もいつもより軽い肩で書いております)。

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マッサージが終わると、最後の仕上げにカッピングが行われます。カッピングとは、背中にカップを乗せて吸引することにより、血行改善・血行促進の効果が期待できるという伝統療法。モロッコでも定番の施術なのだとか。

凝りや張りが強いと、肌が黒みがかった赤紫色に反応するといいます。筆者、人生初となるカッピング。果たして、どんな反応が出るのでしょうか?

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はい。こんな感じになりました。結構濃いめの反応が出ているところもありますね。特に、いままであまり気にしていなかった腰回りが、想像以上に凝っていたようです。ちなみにこの跡は5日間くらい残るので、肌を出す予定がある方はご注意を。

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1回施術を受けただけでも、まるで重たい荷物を置いてきたかのように身体がスッキリしました。

今回は取材の都合で背面だけの施術となりましたが、本来のコースではこれに加えてデコルテなどもマッサージしてくれるそうです。

身体が重だるくて悩んでいる方、日常で溜まった疲れを癒したい方は、ぜひ一度こちらのマッサージを体験してみてください!

Esthe Prive Morocco(エステ プリヴェ モロッコ)
・所在地:東京都世田谷区玉川3-33-8 BLOOM TAMAGAWA201号室
・電話番号:03-6432-7706
・営業時間:【平日】11:00~20:00/【土・日・祝日】10:00~18:00
・定休日:不定休
https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000724548/

【三軒茶屋駅】健康的でおいしいモロッコ料理に舌鼓「Dar Roiseau」

最後に訪れたのは、田園都市線の三軒茶屋駅。三軒茶屋は商店街が多く、個性的な小規模店が軒を連ねています。

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なかでも、レトロな雰囲気が漂う小さな商店街「エコー仲見世」には、知る人ぞ知るツウな店が勢ぞろい。

その一角にある「Dar Roiseau(ダール ロワゾー)」は、三軒茶屋で唯一のモロッコ料理レストランとして、連日多くのお客さんで賑わっています。

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店内のインテリアは、最初にご紹介したGADANから取り寄せたものもあるそうです。異国情緒と心地よい温もりが融合した空間は、GADANの雰囲気に通ずるものがありますね。

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このお店はとにかくメニューが豊富。日本では聞き馴染みのない料理もありますが、尋ねれば一つひとつ丁寧に説明してくれるので安心です。ひとりで来店した際は、前菜3種類と、タジン鍋、クスクスをそれぞれ1種類ずつ頼むのがおすすめだそうです。

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筆者がチョイスした前菜はこちらの3種類です。彩り豊かで映えますね。思わずたくさんお写真を撮ってしまいました。

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こちらの色鮮やかなサラダは「モロッコのトマトサラダ」。ベースの味付けはシンプルな塩とコショウですが、クミンがしっかり効いていて飽きが来ません。散らしたミントの爽やかさも相まって、さっぱり食べ進められます。

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この揚げ物は「チキンささみのブリワト」。とりのささ身をバターソテーし、春巻きの皮で包んでサクッと揚げたモロッコ料理です。手でかぶりつくのが現地流。パウダーシュガーとシナモンが振りかけてあり、独特の甘じょっぱさがたまりません。

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そしてこの煮込み料理は「ルビア」。トリッパと白いんげん豆をトマトで煮込んだ、モロッコの代表的な家庭料理です。このままでも最高においしいのですが、右上に見える「アリッサ」というおろしにんにくベースのピリ辛ペーストを入れて味変することで、上品さは残しつつも中毒性の高い味わいに。このペースト、持って帰りたい!

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続いて、1つ目のメイン「レモン風味美桜鶏のタジン」が運ばれてきました。日本でも流行した「タジン」は、モロッコの伝統料理のひとつ。タジン鍋は、素材から出た水分を使って食材を蒸すことにより、旨みと栄養を最大限に引き出してくれます。水が貴重なモロッコならではの調理法ですね。

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一度焼いて香ばしさを出した美桜鶏が、とにかくぷりっぷりでジューシー!コク深いブイヨンスープと、爽やかなレモンコンフィのバランス感も抜群です。下に敷かれたじゃがいももホクホクで美味。健康的でおいしい、女性にとって嬉しい逸品です。

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最後は2つ目のメイン、タジンと並ぶモロッコの伝統料理「クスクス」。こちらのクスクスは、トマトベースのスープを少しずつかけながら食べるフレンチスタイル。スープをかける量によってクスクスの食感が変わっていくのも楽しいです。

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絶品だったのが、クスクスに添えられた自家製ラムケバブ。こんがりとしたいい香りが食欲をそそります。ラム特有の臭みもないので、ラムが苦手な方でもおいしく食べられること間違いなし。スープが染み込んだクスクスと合わせて食べると、もう最高!

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モロッコはイスラム教主権国家ですが、比較的寛容な国なので、リヤド(モロッコの宿泊施設)内のレストランではお酒が提供されることも多いそう。ダール ロワゾーにも、モロッコのお酒が置かれています。特におすすめなのは、モロッコワイン。寒暖差が激しく、乾燥したモロッコの土地はワイン用の葡萄が育ちやすいので、フルーティーな味わいに仕上がるそうです。

モロッコ赤ワインを注文し、ラムケバブのクスクスとペアリングしてみたところ、ワインの果実味がお肉の旨みを最大限に引き立たせてくれました。とても贅沢なひとときを過ごすことができ、大満足です。

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食事のあとは、モロッコでよく飲まれるという温かいミントティーをいただきました。モロッコのミントティーは甘めに作られているので、食後のデザート気分で楽しむことができます。お口直しにもなるので、一石二鳥ですね。

Dar Roiseau(ダール ロワゾー)
・所在地:東京都世田谷区三軒茶屋2-13-17
・電話番号:03-3418-8603
・営業時間:【火〜金】18:00~23:00/【土】12:00~14:30、18:00~23:00
・定休日:月・日曜日
https://www.instagram.com/dar_roiseau/

東急線でモロッコのひとり女子旅を満喫

モロッコは、インテリアも、エステも、食事も、女性にとって心がときめくものばかり。モロッコの文化に興味がある方は、東急線に乗って、気軽なショートトリップからはじめてみてはいかがでしょうか?

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ライター/渡辺ありさ
カメラマン/Ban Yutaka、置田孝裕
編集/菱山恵巳子(ヒャクマンボルト)

掲載店舗・施設・イベント・価格などの情報は記事公開時点のものです。定休日や営業時間などは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。

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まちのいいところって、正面からだと見えづらかったりする。だから、ちょっとだけナナメ視点がいい。ワクワクや発見に満ちた、東急線沿線の“まちのストーリー”を紡ぎます。