ハレの日レストラン vol.29

創作料理 Maison HANZOYA/新横浜の名店紹介

SALUS

2026/5/25

特別なときや食を心から愉しみたいときに訪れたい名店を紹介する、「ハレの日レストラン」。今回は、新横浜の一軒をご紹介します。

※この記事は「SALUS」2026年5月号の内容を再編集しています。

「素材の質」にこだわり抜いた、無二の味

 ご両親から受け継いだ結婚式場兼フレンチレストランの経営を経てご自身の生まれ育った家を改装して2020年11年月に生まれた「メゾンハンゾウヤ」。オーナーシェフである加藤英二さんは徳島でのスダチ生産者さんとの出会いをきっかけに「質素(素のままの質)」を基本に料理をしていくことを決意。20年以上かけて全国の生産者さんを訪ね歩き人柄も含めて尊敬できると思えた方々から厳選した素材を仕入れています。「すべての食材の存在自体が奇跡」と情熱的に話す加藤さんは基本となる調味料もとことん突き詰めた作り手のものを使って食材の魅力を引き出しているそう。

 またハンゾウヤでは専門家と年月をかけて開発した嚥下(えんげ)フレンチ「スラージュ」のコースも提供しています。ご自身がくも膜下出血で倒れ入院中に感じた「食べることの素晴らしさ」をご病気で満足のいく食事を召し上がれない方にも感じていただきたいと試行錯誤を繰り返しながら完成させたそうです。

 「スラージュ」を通しての出会いから「人と人が感動を共有できる。料理の仕事って素敵だと改めて思えるようになりました」と語る加藤さん。素材の質と人の心を大切にした料理を味わう時間は穏やかな幸せを感じさせてくれそうです。

SALUS_hare_2605-2_2_17_SALUS25694 縺ョ繧ウ繝偵z繝シ.jpg

SALUS_hare_2605-3__T3A4784.jpg

◯赤ワインや香味野菜に一日漬けた後に、乾燥や燻製など多くの工程を経てからローストされる「いわて牛モモ肉赤ワインロースト」。コース料理はランチ¥6,380~。
◯この日の前菜は、じっくり時間をかけて蒸すことで甘みとうまみを引き出した「オレンジ白菜のブレゼ」。加藤さんが秦野の山で摘んできた野草が添えられます。
◯加藤さんのお母さまが収集した絵画や調度品に彩られた店内。

■創作料理 Maison HANZOYA(メゾン ハンゾウヤ)
住所:横浜市港北区大豆戸町1149
電話:045-434-8989
営業時間:12:00~14:00L.O./17:00~20:00L.O.※完全予約制
休:月・火 
※写真はイメージです。 コースの内容は、季節や仕入れ状況により異なります。 
※野草は許可を得た場所で採取しています。

SALUSとは?
「ラテン語で“あいさつ”のこと。人々が出会い、行き交う場(駅)を象徴しています。東急線沿線は、まだまだ意外な街の表情や人々の魅力にあふれています。
「SALUS」は、単なる沿線紹介にとどまらず、「やってみよう」「行ってみよう」と思える魅力やアイデアを、読者の方へお届けします。さまざまな切り口から暮らしの楽しみ方を提案し、新たな世界との出会いや発見のきっかけになることを目指します。

掲載店舗・施設・イベント・価格などの情報は記事公開時点のものです。定休日や営業時間などは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。

SALUS

「SALUS」は、単なる沿線紹介にとどまらず、「やってみよう」「行ってみよう」と思える魅力やアイデアを、読者の方へお届けします。さまざまな切り口から暮らしの楽しみ方を提案し、新たな世界との出会いや発見のきっかけになることを目指します。