
特別なときや食を心から愉しみたいときに訪れたい名店を紹介する、「ハレの日レストラン」。今回は、たまプラーザの一軒をご紹介します。
※この記事は「SALUS」2026年4月号の内容を再編集しています。
肩肘張らない空間で、旬の魚を味わう
端正な店構えに背筋を伸ばして暖簾をくぐると、ゆったりとしたコの字カウンターが設えられた明るい空間が広がります。「入ってみたら、意外とアットホームだったとよく言われるんですよ」。にこやかに話す店主の柳川剛志さんは、懐石や割烹、すしなど、和食を中心に年ほど研鑽を重ねて独立。美しが丘5丁目に「鮨やな川」を構え、今年の3月で丸10年がたちました。
人気の「おまかせコース」は、季節感を意識した先付けに始まり、刺身、握り、汁物へと続きます。内容は、お客さまの年齢や性別、好みや気分、お酒のペースに合わせて柔軟に。毎朝市場に出向いて自身の目で選び、あまり手数を入れずにおろして丁寧に仕込んだ魚は、お客さまと会話を重ねながらさまざまな一品に仕立てられます。「カスタマイズしやすいこともおすしの魅力ですから。職人としてのこだわりを強く出すのではなくて、今まで培ってきた技術を使ってお客さまが求めるものを提供したいと思っています」
繊細な包丁さばきを前に、居合わせたお客さま同士でひとつの話題を共有し、盛り上がることも珍しくないのだそう。料理と会話に表れる柳川さんのお客さまに喜んでほしいというまっすぐな思いが、地元で親しまれる温かな空間を作っています。


○「おまかせコース」(¥13,200~)より、握りの一例。さっぱりしたものから1貫ずつ提供されます。単品での注文も可能。日本酒は季節ごとに常時10種類ほど。1合¥990~。
○先付けは4~5品を盛り合わせて提供。使用する旬の食材から、「こんな季節になったね」と会話が生まれます。
○乳児から90代まで幅広い世代が訪れるそう。「構えずに気軽に楽しんでほしい」と柳川さん。座敷席も。
■鮨 やな川(やながわ)
住所:横浜市青葉区美しが丘5-27-16 平野グランドハイツ105
電話:045-530-0335
営業時間:17:00~23:30
休:水
※写真はイメージです。コースの内容は仕入れ状況により異なります。
SALUSとは?
「ラテン語で“あいさつ”のこと。人々が出会い、行き交う場(駅)を象徴しています。東急線沿線は、まだまだ意外な街の表情や人々の魅力にあふれています。
「SALUS」は、単なる沿線紹介にとどまらず、「やってみよう」「行ってみよう」と思える魅力やアイデアを、読者の方へお届けします。さまざまな切り口から暮らしの楽しみ方を提案し、新たな世界との出会いや発見のきっかけになることを目指します。
掲載店舗・施設・イベント・価格などの情報は記事公開時点のものです。定休日や営業時間などは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。
SALUS
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