
中目黒駅から徒歩3分、目黒銀座商店街に並ぶビルの2階にある雑貨店「ハイジ」。オーナーの藤永さんが、ハンドメイドの商品や手芸材料を販売するお店です。
店内には楽しい、かわいい商品がずらり。どこから見ようか迷ってしまいそうです。
商品は、藤永さんが、お客さまの好みと自身の「好き」を重ね合わせながらセレクトしているそうです。
中でも、今のダントツ人気はワッペン!食べ物や動物をモチーフにしたもの、海外から直接仕入れたものなど、色鮮やかなワッペンがにぎやかに並びます。


中には「こんなものをワッペンに?」と思わず笑ってしまうユニークなものも。どれも購入しやすいリーズナブルな価格です。
「150円~200円で自分らしくアレンジできて、生活にちょっと刺激を与えてくれるところが魅力なのかもしれません」と藤永さん。
以前は女性のお客さまが中心でしたが、今はワッペンを求めて来店する男性のお客さまも増えているそうです。それに合わせてワッペンをはじめ、ポップなテイストの商品もラインアップを増やしています。

手芸作家さんによるハンドメイド商品と出合えるのも、この店の魅力。バッグやポーチ、アクセサリーなど、たくさんのアイテムが並びます。作家さんの個展やワークショップを開催することもあるそうです。

「ハイジ」をオープンしたのは、28年前。美術大学を卒業後、デザイン会社に就職した藤永さんでしたが「自分がやりたいことは、これじゃない。雑貨の仕事がしたい!」と入社1年で退社。雑貨店を開くことを目標に、大手雑貨店でアルバイトをする傍ら、自分でプリントして作ったアップリケを貼り付けたTシャツを制作。当時、現在の表参道ヒルズの場所にあった同潤会青山アパートのギャラリーで個展を開催したところ、大好評だったことから「自分で作ったものと、雑貨を販売する店を開きたい」と考えるようになったそうです。


そうした中、現在とは別の場所ですが、中目黒のまちに店舗にちょうど良い物件が見つかりました。しかし、商品の仕入れ先が分からなかったそうです。美術系の友人たちに相談してみると「いいよ、作るよ!」と協力してくれることになり、友人たちの作品と自分の作品を並べて販売する店をスタートしました。「『お客さんが来なかったら、やめればいいや』と、軽いノリで始めたんです」
中目黒を選んだのは、家賃の安さから。住民でもあった藤永さんにとって、28年前の中目黒は、交通の便は良いのに町工場があり、お総菜屋さんも多い、ごく普通の庶民的で住み心地の良いまちだったそうです。

店には少しずつファンが増え、その後、広めの店舗を求めて、同じ中目黒の現在の場所に移転しました。
「このまちがどんどん変わっていく様子を見ていました。目黒川の桜並木が有名になってから、おしゃれな飲食店が増えて、若者が訪れるまちになりました。けれども、住んでいる人は昔と変わらない、気さくな方が多いです」

お店には、若い人から子育て世代、地元の年配の方まで、さまざまなお客さまが訪れます。
「店の商品を見て“自分でも作ってみたい!”と思うお客さまが多いように感じます」と藤永さん。
「ものづくりの気持ちが高まってくれたらうれしい」と願い、裁縫が苦手でも、誰でも気軽に手作りに挑戦できるアイテムを多くそろえています。
今後も、新しい商品探しやオリジナル商品の制作など、やりたいことがたくさんあるそう。
その一方で、初心に立ち返り、長くつながりのあるハンドメイド作家さんの作品を、より多くのお客さまに見てもらえる機会を増やしていきたいとも考えています。
「これからも、この店でしかできないことを展開して、お客さまに楽しんでもらいたいですね」

宝探しに来たような“ワクワク”を感じられる「ハイジ」を訪れてみませんか?
自分らしいオリジナルアイテムを作りたくなるお店です。


【営業時間】
12:00~18:00
定休日:水曜
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、公式Instagramでご確認ください。
※掲載店舗・施設・イベント・価格などの情報は記事公開時点のものです。
■Instagram
@heidi_nakameguro
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