駒沢オリンピック公園に行こう!スポーツ施設だけじゃないおすすめポイント

東急公式サイト編集部

2025/12/1

「駒沢オリンピック公園総合運動場(以下、駒沢オリンピック公園)」は、23区内で見ても最大級の公園です。「オリンピック」の名称からスポーツ施設をイメージしがちですが、実は子どもが楽しめる遊び場もたくさんあります!

今回は、家族で充実した1日を過ごせる、駒沢オリンピック公園の楽しみ方をご紹介します。

駒沢オリンピック公園の概要

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駒沢オリンピック公園は、世田谷区と目黒区にまたがる公園です。敷地面積は約41万平方メートルあり、23区内の公園としては8番目の広さを誇ります。

その名称にあるとおり、1964年に開催された東京オリンピック(第18回オリンピック競技大会)にあわせて整備され、第2会場としてレスリングやバレーボール、サッカーなどの試合が行われました。また、2021年に開催された東京オリンピック(第32回オリンピック競技大会)でも、サッカーの公式練習会場として使用されるなど、今もなおオリンピックの歴史を感じられる場所です。

<駒沢オリンピック公園の情報>
住所 東京都世田谷区駒沢公園、目黒区東が丘二丁目・八雲五丁目
電話 03-3421-6431(駒沢オリンピック公園管理所)
URL https://www.tokyo-park.or.jp/park/komazawa-olympic/index.html

駒沢オリンピック公園へのアクセス

駒沢オリンピック公園へは、田園都市線 駒沢大学駅の「駒沢公園口」より徒歩15~25分ほどです。非常に広大な敷地のため、例えば陸上競技場までは約15分ですが、硬式野球場や屋内球技場などへは約25分はかかると考えておくといいでしょう。

なお、駐車場は合計4か所あります。しかし、土日・祝日は大変混雑し、入場までに長時間待たなければならないこともあるため、公共交通機関の利用がおすすめです。

駒沢オリンピック公園の施設と見どころ

駒沢オリンピック公園には、スポーツ施設だけではなく、さまざまな施設や見どころがあるのをご存じでしょうか。ここでは、駒沢オリンピック公園の各施設と見どころをご紹介します。

オリンピック記念塔

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「オリンピック記念塔」は、駒沢オリンピック公園のシンボルといえる存在です。この日本古来の五重塔を近代的に解釈したようにも見える塔を設計したのは、芦原義信という建築家で、後述する総合体育館も手掛けています。

実はこの塔、1964年のオリンピックでは管制塔かつ電波塔として機能しており、公園内で行われる熱戦を、当時普及が進んでいた各家庭のカラーテレビに届けていたそう。美しくライトアップされる夜のオリンピック記念塔もまた、見ごたえがあります。

中央広場

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2万平方メートルの広さを誇る駒沢オリンピック公園の「中央広場」では、週末を中心にフリーマーケットや「東京ラーメンフェスタ」などのイベントが開かれています。イベントが開催されていない日も、多くの人が思い思いに過ごす気持ちの良い憩いの場所です。

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中央広場の端にある売店「パークス駒沢オリンピック中央広場店」では軽食やソフトクリーム、ボールなどの遊び道具を販売しています。晴れた日に子供とお出かけし、のんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。

宇宙ケヤキ

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駒沢オリンピック公園の第一駐車場入口近くには、「宇宙ケヤキ」が立っています。

宇宙ケヤキの源は、駒沢オリンピック公園で採取された種子。この種子は宇宙飛行士の星出彰彦さんといっしょに、2008年にスペースシャトルに乗って宇宙空間を旅しました。地球への帰還後、種子から育てられた苗木のひとつが、ここへ戻ってきて植えられ、今もすくすくと成長しています。

宇宙のロマンを感じるケヤキ。宇宙好きなお子さんに由来を教えてあげれば、目を輝かせて喜んでくれるかも?

ストリートスポーツ広場(SS広場)

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駒沢オリンピック公園の「ストリートスポーツ広場(SS広場)」は、硬式野球場近くに位置しています。無料で利用でき、スケートボードやBMXのほか、インラインスケートなどが楽しめます。

「東京のスケーターの聖地」といわれているだけあって多くの人でにぎわいますが、初心者でも利用可能。なお、小学校低学年以下の子どもは大人の付き添いが必要なので、くれぐれもご注意ください。

児童公園

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駒沢オリンピック公園内には、3つの児童公園があります。
「うま公園」「ぶた公園」「りす公園」と名付けられた児童公園には、それぞれの名前にちなんだ遊具やモニュメントが設置されているのが特徴。訪問時にもたくさんの子どもたちが駆け回っていました。

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各児童公園は駒沢オリンピック公園の外周部分に位置するため、それぞれの公園間の距離が離れている点に注意が必要です。でも「ぜんぶの公園に行ってみたい!」という元気なお子さんなら、そこにたどり着くまでの緑豊かな風景も、むしろ楽しめるかもしれません。

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なお、西口近くには夏期限定で「ジャブジャブ池」もオープンします。水遊びが大好きな子どもには、見逃せないはず。

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ドッグラン

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ペットといっしょにお出かけしたいファミリーにおすすめなのが、駒沢オリンピック公園の「ドッグラン」。小型犬エリア(8kg未満)と中・大型犬優先エリア(6kg以上)に分けられており、合わせて1,200平方メートルの広さとなっています。

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このドッグランは24時間365日開園しているので、いつでも愛犬を元気に走らせることが可能です。ただ、照明設備がないため、日中の利用がおすすめ。また、利用者登録に関してはWebのみの受付のため、公園管理所窓口では登録できない点に注意しましょう。

サイクリング

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駒沢オリンピック公園では、子どもが自転車の練習をするための自転車のレンタルを行っているのも注目したいポイントです。
3歳ぐらいまでであれば「チリリン広場」へ。補助輪付き自転車(12インチと14インチ)をレンタルし、広いスペースで安全に練習させることができます。

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4歳以上なら「チリリンコース」にデビュー!
補助輪付き自転車(14インチと16インチ)または補助輪なし自転車(14インチと16インチ、18インチ)を借りて、幼児用練習用コースを走らせましょう。いずれも、券売機にて1時間あたり100円の利用券を購入して利用します。

いずれも利用の際は、ヘルメットを持ち込むのを忘れずに。

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なお、駒沢オリンピック公園内には、1周約2キロメートルのサイクリングコースと1周約800メートルのファミリーコースも設けられています。

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残念ながら、大人向けの自転車のレンタルサービスは廃止されてしまいましたが、ファミリーコースでは、四輪自転車「ペアペア」を借りて走ることが可能です。こちらは240円/2周で利用できます。

駒沢オリンピック公園のスポーツ施設

駒沢オリンピック公園には、さまざまなスポーツ施設があります。子どもが成長して本格的にスポーツを励むようになったら、練習や応援のために訪れることが増えるのかも…!

具体的には次のような施設が、公園内において整備されています。

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陸上競技場
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体育館
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弓道場
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トレーニングルーム
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屋内球技場(建物の奧に第一球技場)
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第二球技場
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テニスコート(奥が軟式野球場)
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硬式野球場

駒沢オリンピック公園を家族で満喫しよう

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駒沢オリンピック公園は「オリンピック」にちなんだ大型スポーツ施設がメインだと思われるかもしれませんが、家族で楽しめる施設や見どころもたくさんあります。

季節の花が咲くタイミングや中央広場で開催されるイベントなどに合わせて、子どもといっしょに出かけてみてはいかがでしょう。小さなお子さんなら、自転車に乗ったり、遊具で遊んだりと充実した1日を過ごせるはずです!

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