世田谷公園に行こう!子どもが喜ぶおすすめスポット紹介

東急公式サイト編集部

2025/12/1

「世田谷公園」は、三軒茶屋駅などがあるにぎやかな世田谷地域に位置する公園です。閑静な住宅街の中にありながらも緑豊かで、子どもが喜ぶ「ミニSL」や「プレーパーク」など遊び場も充実しているのが特徴。この週末にでも、一度足を運んでみては?

今回は、世田谷公園のおすすめスポットをご紹介します。

世田谷公園の概要

01.jpg

世田谷公園は、世田谷区役所がある「世田谷地域」における一番大きな区立公園です。

かつてこの一帯には、陸軍駒沢練兵場などの軍事施設がありました(現在は世田谷公園の東隣に陸上自衛隊三宿駐屯地があります)。

都立公園として開設されたのは、1959年のこと。1965年には東京都から世田谷区に移管され、1974年に改修工事を終え、現在の姿になっています。

<世田谷公園の情報>
住所 東京都世田谷区池尻1-5-27
TEL  03-3412-7841(世田谷公園管理事務所)
URL  https://www.city.setagaya.lg.jp/02075/9095.html

世田谷公園へのアクセス

世田谷公園は、田園都市線池尻大橋駅から歩いて18分ほどの場所に位置しています。また、田園都市線・世田谷線の三軒茶屋駅からも同じく徒歩18分ほどでアクセス可能です。

バスで世田谷公園へ行く場合は、東急バス(渋31・32、都立34・35系統)を利用しましょう。「自衛隊中央病院入口」停留所で下車すぐの場所にあります。

駐車場の収容台数は33台(車いす用2台含む)。駐車料金は、2025年10月から200円/30分となっています。

世田谷公園の施設と見どころ

世田谷公園には、「軟式野球場」や「テニスコート」などスポーツ施設のほかに、家族で楽しめる施設がいくつもあります。ここでは、世田谷公園の各施設と見どころをご紹介します。

噴水広場

02.jpg

「噴水広場」は、世田谷公園の中心的な場所です。周囲より低い場所にある噴水を取り囲むように、いくつものベンチや芝生が設けられています。撮影日は平日の昼下がりでしたが、多くの人がゆったりとしたひとときを過ごしていました。

03.jpg

噴水を見下ろせる場所にある売店では、ソフトクリームやドリンクも販売中。夏場は、ここで涼むのも気持ちが良さそうです!

交通広場

04.jpg

「交通広場」は、世田谷公園内で安全に交通ルールを学べる施設です。幼児から小学校3年生まで遊べるミニカート(足漕ぎ式)は10台用意されており、信号機や横断歩道などが設けられたカートコース内を無料で走り回ることができます。

05.jpg

利用時間は10分間なので、マナーを守りつつ、子どもたちを仲良く遊ばせましょう。

06.jpg

なお、交通広場の隣には蒸気機関車の「D51」の展示もあります。

キンカン三姉妹ミニSL(かえで広場)

07.jpg

世田谷公園の名物のひとつが、かえで広場を一周する「キンカン三姉妹ミニSL」。区制50周年を記念して開通したこのSLは、2022年から「キンカン」でおなじみ株式会社金冠堂(本社は三軒茶屋)とのネーミングライツパートナー契約を結んでいます。
ミニSLは小学生未満が無料、18歳以下は50円で乗車可能です。運行日は、下記のとおりとなっています。

<キンカン三姉妹ミニSLの運航日>
・水曜、土曜、日曜、祝日、都民の日(10月1日)
・春・夏・冬休み期間(12月29日から1月3日は除く)
※雨天や熱中症特別警戒アラートの発表時などは運行中止

08.jpg

世田谷区のWebサイトに運行カレンダーが公開されているので、事前のチェックをお忘れなく!

世田谷プレーパーク

09.jpg

世田谷区と地域住民との協働による事業「プレーパーク」は、「自分の責任で自由に遊ぶ」を掲げる遊び場。世田谷区内の5か所の公園に設けられており、世田谷公園内の世田谷プレーパークはそのうちのひとつです。

10.jpg

「世田谷プレーパーク」では、一般的な公園ではなかなかできない焚き火や木登りのほか、泥んこ遊びなどが楽しめます。また、金づちやのこぎりを使った木材の工作も体験可能。親としては子どもの危なっかしさにドキドキするかもしれませんが、成長のために温かく見守りましょう!

タイムカプセルの丘

11.jpg

「タイムカプセルの丘」は噴水広場など園内全体を見下ろせる、世田谷公園内で最も高い場所です。丘の名前は、1982年に区制50周年を記念して、丘の頂上にタイムカプセルを埋めたことに由来します。
なお、この丘全体を覆うのはツツジの木。ゴールデンウィーク前後には、ツツジの花が、丘一面に咲き誇るのだとか!

12.jpg

このタイムカプセルは、2032年に50年の時を経て開封される予定だそうです。

スケートボード広場(SL PARK)

13.jpg

世田谷公園の「スケートボード広場」は、蒸気機関車(SL)の隣に設けられていることから「SL PARK」の通称で呼ばれています。ここは、スケートボードやBMX、インラインスケートを楽しむにはもってこいのスペースです。

14.jpg

SL PARKは人工的な「セクション」が設けられたセクションエリアと、フラットエリアに分けられており、撮影日にも若い人がスケボーの練習にいそしんでいました。利用の際には、世田谷公園の有料施設窓口において登録が必要なので、注意してください。

せたがや未来の平和館

15.jpg

世田谷公園のプール隣にあるのが、2015年開設の「せたがや未来の平和館(正式名称:世⽥⾕区⽴平和資料館)」です。この施設は、太平洋戦争の体験や記憶を後世に伝える資料を展示したり、発信したりするためのものです。

子どもが小学生ぐらいになったら、この平和な世の中が長く続くために何をしたらいいのか、いっしょに見学しながら考えてみるのもいいかもしれません。

世田谷公園を思いっきり楽しもう

16.jpg

世田谷の中心部にある世田谷公園は、未就学児から元気いっぱいな小学生まで、安心して遊ばせられる環境が特徴です。乗り物好きな子供なら交通広場やミニSLで、体を動かすのが大好きな子どもならプレーパークやSL PARKで、思いっきり楽しめるはず。

もちろん、お弁当を持って、噴水広場でピクニックもいいかも。いろいろな楽しみ方ができるのが、世田谷公園の魅力なのです。

掲載店舗・施設・イベント・価格などの情報は記事公開時点のものです。定休日や営業時間などは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。

東急公式サイト編集部

東急・東急電鉄公式サイトの編集部です。東急株式会社や東急グループのサービス、イベント、東急線沿線のまちなど、東急ならではの情報を幅広くお届けします。

世田谷公園に行こう!子どもが喜ぶおすすめスポット紹介|東急・東急電鉄公式サイト