カオスな熱気に包まれる!ハマの名物夜市「六角橋商店街ヤミ市」に行ってみた

東急公式サイト編集部

2026/9/9

白楽駅からすぐの六角橋商店街で、8月を除く毎年4月〜10月の第3土曜日に開かれる「六角橋商店街ヤミ市」。商店街には縁日の屋台が並び、夜になるほどにアーケードには人があふれ、賑やかでワクワクする夜市の雰囲気に包まれます。

食べ歩きにライブ演奏、盆踊りまで路上で楽しめ、アジアのナイトマーケットのようなカオスな熱気渦巻くハマの名物夜市に行ってみました。

食べ歩きも楽しい歩行者天国

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「六角橋商店街ヤミ市」は、シャッターの目立ち始めた商店街を盛り上げようと、1997年から始まりました。今年で29年目を迎え、商店の店先には屋台が並び、食べ歩きをしながらダンスやライブなどが楽しめるイベントとして知られています。

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六角橋商店街MAP

2026年7月18日は、ヤミ市史上初めての歩行者天国イベントとなり、商店街を貫く旧綱島街道の六角橋交差点から、日高屋前までの約150mが17時から22時まで歩行者天国に。浴衣姿の親子連れや作務衣姿の男性がそぞろ歩き、夏祭りムードが全開でした。

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歩行者天国となった商店街には、商店街史上5組目となるストリート結婚式をあげた新郎新婦が、レッドカーペットの上をパレードしていました。

過去4組がここ六角橋商店街で結婚式をあげていて、今回は10年ぶりのストリート結婚式だそうです。道行く多くの人々が2人の結婚を祝福していました。

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パレードの先導役の男性の後ろには、青いドレスの新婦さんと、大きな帽子に紫色の衣装をまとった新郎さん。2人とも六角橋商店街の近くに住んでおり、地元にゆかりがあることから、この地でのストリート結婚式が実現したのだとか。

ちなみに新郎さんはヤミ市を盛り上げるバンドのギタリストで、このあとの盆踊りや路上ライブでも演奏に加わる予定だそうです。

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商店街は北に向かってゆるい上り坂になっているので、南端の六角橋交差点付近からは坂を下って商店街方面に向かうたくさんの人々が見えました。夜が近づくにつれ、人はどんどん増えていきました。

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路上では綿菓子やヨーヨーすくいなどが行われ、夏祭りの縁日そのものの雰囲気。道行く人もみんな楽しそうです。

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食べ歩きや飲み歩きをしながら、音楽ライブや大道芸などのパフォーマンスを楽しむのがヤミ市の醍醐味。いたるところでソフトドリンクやアルコール、ソーセージ焼きなどが売られていて、限定メニューのある屋台をあちこち巡るのも楽しみのひとつです。

路上ライブなどさまざまなパフォーマンスが楽しい

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六角橋の交差点から白楽駅までのちょうど中間あたりにある旧會田商店は、ヤミ市におけるメインパフォーマンス会場のひとつ。この日は「Fiesta De Noche」と銘打ったステージで、フラメンコが披露されていました。

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ギターとカスタネットの音に重なるのが、フラメンコ独特の足踏み「サパテアード」。靴底に釘を打った専用シューズで床を力強く踏み鳴らし、ダンサー自身がパーカッションさながら音を響かせ、迫力がありました。

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「居酒屋かめちゃん」の向かいのスペースでは、津軽三味線の演奏が始まり、バチで弦を叩きつけるように奏でる、小気味よく力強い音色が路上に響いていました。

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段ボールに書かれたプログラムと投げ銭入れも、いかにも路上ライブですね。

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今回のヤミ市のイベントスケジュール

こうしたライブやパフォーマンスの予定は、六角橋商店街のホームページに掲載されていますので、見たい演目に合わせて、訪れる時間を調整できます。

昭和の時代にタイムスリップしたみたいな「ふれあい通り」

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六角橋商店街の面白さのひとつが、旧綱島街道から一本西側の通りに入った先にある狭いアーケード街「ふれあい通り」。戦後の闇市をルーツに持ち、昭和レトロな木造アーケードが独特の景観をつくる通りには、下町情緒あふれる店々が軒を並べています。

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人がすれ違うのがやっとの狭い通りには約80店がひしめきあい、日本というよりどこかアジアのまちみたいな雰囲気です。

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裸電球に照らされた店先で、店主と世間話をしながら買い物する光景など、昭和の時代にタイムスリップしたかのようです。

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焼き小籠包のほか、ラーメンなどの麺類も扱う人気店の前には行列ができていました。

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鉄板の上でジュージューと音を立てる小籠包。アツアツの焼き立てを頬張れば、「カリッ」「モチッ」「ジュワッ」でもう、たまりません。

<六角橋焼小籠包>
・住所:神奈川県横浜市神奈川区六角橋1-9-1
・TEL:045-438-4677
・営業時間:10:30~20:00
・定休日:火曜
https://www.rokkakubashi.jp/shop-data/yakishoronpo.html

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仮装姿で道行く人に声をかける明るいスタッフさんたちの呼び込みも楽しく、商店街のお祭りムードを盛り上げていました。

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路上の一角ではベリーダンスショーが行われ、エキゾチックな衣装を着たダンサーさんたちがあでやかなパフォーマンスを披露していました。

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普段は落ち着いた雰囲気のセレクトショップも、ヤミ市の日には様子が一変し、店先にはキーボードがスタンバイしていました。普段は音楽とは関係ないお店で音楽が楽しめるようになるのも、ヤミ市ならではの楽しさですね。

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また、六角橋商店街は、「ハマの下北沢」とも呼ばれる古着屋の激戦区なのです。さまざまなお店が集まっているので、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。

新旧が融合するユニークなまち

1951年頃に誕生した六角橋商店街ですが、1990年頃には閉店が相次ぎ、シャッター通りになりそうな危機がありました。しかし、歴史あるこのまちを次の世代へつなげようとする人々の努力があり、令和の時代まで商店街としての歩みを紡いできました。

白楽駅が神奈川大学の最寄り駅ということもあり、現在の六角橋商店街は、学生街の雰囲気を併せ持つ昭和レトロな商店街として、新旧が融合するユニークなまちになっています。

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「ふれあい通り」にある「キツネノアトチ」は、かつてのワインバー「葡萄とキツネ」の跡を継いで生まれたお店で、店名の由来はそこからなのだそう。

ワインと食事のマリアージュが楽しめる人気のワイン食堂で、クラフトビールも種類豊富。商店街の人気店のひとつで、満席になることが多いので、予約をしてから行くのがおすすめです。

<キツネノアトチ>
・住所:神奈川県横浜市神奈川区六角橋1-10-11
・TEL:045-834-4951
・営業時間:17:00~翌0:00(平日)、12:00~翌0:00(土日)(共にL.O.23:00)
・定休日:水曜
https://www.instagram.com/kitsunenoatochi

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こちらは、商店街のランドマーク的存在にもなっている、複合施設「ROKKAKU PATCH(ロッカクパッチ)」。質屋だった建物をリノベーションしたもので、2024年度グッドデザイン賞を受賞しています。

コーヒースタンドやコンセプトストア、ギャラリー、シェアオフィスなどが入り、地域の人々が自然と集い交流する「まちの拠点」となっています。

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「ROKKAKU PATCH」の裏手には元質屋さんらしく蔵があり、こちらもきちんとリノベーションされています。この蔵はセレクトショップ「KURAAK(クラアク)」の店舗の一部で、この日はイベントスペースとして使われていました。

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蔵の中に入ってみたところ、この日はライブハウスとして利用されており、これから2組のライブが行われるとのこと。本番を控えたアーティストの方がリハーサルをしており、蔵に使われている木やしっくいなどに反響した、温もりのある音が聞こえていました。

ちなみに、ライブ鑑賞にはワンドリンク500円を購入すればOKです。

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<ROKKAKU PATCH(ロッカクパッチ)>
・住所:神奈川県横浜市神奈川区六角橋1-12-22
・TEL:なし
・営業時間:店舗により異なる
・定休日:店舗により異なる
https://www.instagram.com/rokkaku_patch/

<KURAAK(クラアク)>
・住所:神奈川県横浜市神奈川区六角橋1-12-22 ロッカクパッチ#7
・TEL:なし
・営業時間:12:00~20:00(木・金・土・日・祝)
・定休日:月・火・水
https://kuraak.jp/

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19時をまわったので盆踊り会場に行ってみると、すでに多くの人が集まり踊っていて大盛り上がり。音楽はもちろん生バンドで、先ほどストリート結婚式をあげた新郎さんが奥のステージでギターを弾き、やぐらの上では新婦さんが踊っていました。

踊ることで結婚式をあげた2人を祝福しているような雰囲気もあり、ファンキーで活気あふれる生の音に合わせて大勢の人々が踊る姿は、横浜というより、どこか南米のカーニバルみたいな熱気に包まれていました(筆者は南米に行ったことはないですが)。

夜が更けるごとに人も増えていく、六角橋商店街ヤミ市。思い切り飲んで食べて、踊って笑いあえる場所は、そうそうありません。白楽駅からすぐの場所で、こんな楽しいイベントが4月から10月(8月を除く)の第3土曜日に開かれていますので、ぜひ足を運んでみてください。

六角橋ヤミ市へのアクセス

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東横線・白楽駅の西口を出てすぐの旧綱島街道沿いが、六角橋商店街です。ヤミ市の開催時は六角橋の交差点から白楽駅あたりまで、大変な賑わいを見せています。

歩行者天国になる六角橋商店街の大通りだけでなく、周辺の道路も混雑するので、車での来場は控えるのがベターです。また、人がすれ違うのがやっとの狭い通りもあるので、ベビーカーやキャリーケースを転がしての移動もなるべく避け、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。

<六角橋商店街>
・住所:神奈川県横浜市神奈川区六角橋1丁目周辺
・TEL:045-432-2887
・営業時間:店舗により異なる
・定休日:店舗により異なる
https://www.rokkakubashi.jp/

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取材・文:林ぶんこ
編集:MaW

掲載店舗・施設・イベント・価格などの情報は記事公開時点のものです。定休日や営業時間などは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。

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