初詣で行きたい東急線沿線の神社仏閣&パワースポットまとめ
東急公式サイト編集部
2025/12/22

年のはじまりは、少しだけ足を伸ばして、いつもとは違う場所へ出かけてみませんか?東急線沿線には、由緒ある神社仏閣から、知る人ぞ知るパワースポットまで、新年の願いを託したくなる場所が点在しています。
アクセスのよさも魅力のひとつ。にぎやかな初詣はもちろん、静かに一年のスタートを切りたい人にもぴったりです。今回は、東急線に乗って気軽に訪れたい神社仏閣&パワースポットをご紹介します。
※各スポットの参拝時間や参拝のルールは公式ホームページ等でご確認ください。
初詣ってどんなイベント?
初詣とは、新しい年を迎えてからはじめて神社やお寺に参拝し、一年の無事や健康、願いごとを祈る日本の風習です。もともとは大晦日から元日にかけて氏神さまをお参りする習わしでしたが、今では三が日を中心に、年のはじめにお参りする行事として広く親しまれています。
決まった日や時間があるわけではないので、混雑を避けて少し時期をずらして参拝するのもひとつの楽しみ方です。
初詣で行くのは神社?お寺?
初詣は、神社でもお寺でも、どちらに行ってもOKです。
神社では神さまに一年の感謝と願いごとを伝え、お寺では仏さまに向かって心を整え、新たな一年への決意を込める、という違いはありますが、どちらも「年のはじまりに手を合わせる」という意味では同じ。
ご利益や雰囲気、アクセスのしやすさで選んでも問題ありません。気になる場所を巡って、自分に合った初詣スポットを見つけてみてください。
東横線沿線の初詣スポット
【祐天寺】明顕山 祐天寺

「明顕山 祐天寺」は、徳川将軍家にゆかりの深い由緒ある寺院。将軍の鷹狩りの際、お休み処として使われました。境内には表門をはじめ、国の登録有形文化財に登録された地蔵堂・地蔵堂門などが並び、歴史の重みを感じられる場所。春にはソメイヨシノと祐天桜が見ごろを迎え、境内一帯がフォトジェニックな景色に包まれます。
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【学芸大学】厳島神社

学芸大学駅の近くにある「碑文谷公園」。その園内にある「弁天池(碑文谷池)」に浮かぶように佇むのが「厳島神社」です。江戸時代の旗本・神谷氏によって奉献された弁財天が祀られ、まるで弁天池や碑文谷公園を守っているかのよう。静かな公園の一角で、気軽にお参りすることができます。
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【多摩川】多摩川浅間神社

美しき女性の神様である木花咲耶姫命(このはなさくやひめ)が祀られている、田園調布の「多摩川浅間(せんげん)神社」。「シン・ゴジラ」など有名映画のロケ地としても知られ、多くの映画ファンが「聖地巡礼」に訪れています。富士山を望む絶景も人気で、初詣スポットとしても定番の神社へ足を運んでみませんか?
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【綱島】綱島諏訪神社

「綱島諏訪神社」は、港北区綱島の総鎮守として地域に親しまれてきた神社。緑に囲まれた境内は落ち着いた雰囲気で、住宅街にありながらも静かに手を合わせることができます。
御祭神は建御名方命(タケミナカタノカミノミコト)で、厄除けや開運、家内安全のご利益があるとされ、初詣の時期には多くの参拝者でにぎわいます。駅からのアクセスも良く、新年のはじめに立ち寄りやすいスポットです。
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大井町線沿線の初詣スポット
【等々力】等々力不動尊

「等々力不動尊」は平安末期に開かれた歴史ある寺院で、大日如来(だいにちにょらい)の化身とされる「不動明王」が祀られています。商売繁盛、交通安全、厄除けなどのほか、恋愛や縁結びにもご利益があるのだとか。
等々力不動尊内には「稚児大師堂」という小さなお堂もあり、幼少期の弘法大師の像が安置されており、学業成就のご利益があるのだとか。自然の中で心を落ち着かせるのにぴったりのスポットです。
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【等々力】満願寺

「満願寺」は、室町時代に世田谷城主だった吉良氏の居城のひとつに、祈願寺として1470年に開基された歴史ある寺院です。場所は等々力駅北口より徒歩4分ほどの目黒通り沿いにあります。実は、この「満願寺」は「等々力不動尊」の兼務寺。満願寺の本尊は大日如来で、その化身が等々力不動尊の不動明王なので、両院のつながりを感じながらのお参りもおすすめです。
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【等々力】玉川神社

等々力駅から徒歩5分ほどの場所にある「玉川神社」は、もともと熊野神社と言われており、1500年代の初め頃に吉良氏によって勧請された後、周辺の神社と合祀して「玉川神社」と改称したそうです。
ご祭神が多様で、天照大御神(あまてらすおおみかみ)・伊邪那岐神(いざなきのかみ)・伊邪那美神(いざなみのかみ)・大国主神(おおくにぬしのかみ)……など、計8体(八柱)の神様が祀られています。ご利益も広範囲で、特に伊邪那岐神と伊邪那美神が夫婦の神様として知られていることから、子宝や安産祈願などで訪れる方も多いようです。
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【等々力】影光山 善養密寺

「影光山 善養密寺」は真言宗智山派の寺院で、京都の総本山智積院の末寺です。智積院で修業を積んだ僧侶・祐栄阿闍梨(あじゃり)によって、慶安年間(1648~1652年)に開山されました。
注目すべきポイントが、境内の至るところに並ぶ石像の数々。住職によると、江戸時代に中国で作られたものが多く、「たくさんの人のそれぞれの願いを石像に込めている」とのこと。石像の個性豊かな姿をぜひ楽しんでみてください。
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【九品仏】浄真寺

九品仏の「浄真寺」は、東京都世田谷区奥沢に位置する浄土宗の寺院で、正式名称は「九品山 唯在念佛院 浄真寺」です。大井町線・九品仏駅から徒歩すぐのアクセスの良さながら、東京ドーム約2.6個分の広大な敷地と豊かな自然に恵まれ、都心にほど近いとは思えない静けさを感じられる場所として親しまれています。
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【中延】蛇窪神社

「蛇窪神社」は、開運祈願に訪れる人が絶えない人気の神社。「東京の白蛇さま」と呼ばれ、境内や周辺のあちこちに白蛇のモチーフがあります。縁起の良い巳の日には観覧所で白蛇に出会えることも。山口県岩国市や群馬県沼田市と並ぶ「日本白蛇三大聖地」とされ、金運や立身出世のご利益を求めて多くの人が参拝に訪れます。
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池上線沿線の初詣スポット
【戸越銀座】戸越八幡神社

願いが叶う場所として知られる「戸越八幡神社」は、「福分け猿」と「夢叶うさぎ」の伝説が語り継がれ、御朱印も人気を集めている神社です。戸越公園から戸越銀座に向かう道中にあり、すぐそばには「文庫の森」も。戸越エリアの散策ルートの中でお参りしてみるのもおおすすめです。
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【洗足池】御松庵 妙福寺

鎌倉時代、日蓮宗の宗祖として知られる僧侶・日蓮上人がが袈裟をかけた伝承のある「袈裟懸/掛(けさがけ)の松」があるのが「御松庵 妙福寺」です。奥に進むと、しめ縄が張られたご霊木の松の木を発見。これが日蓮上人の「袈裟懸(掛)の松」伝承地です。
ただし、残念ながら日蓮上人の松は古松だったため現存しておらず、世代を超えて受け継がれた松の木が当時の面影を残しています。
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【洗足池】千束八幡神社

鎌倉幕府を開いた源頼朝ゆかりの「千束八幡神社」。1180年に源氏再興のため挙兵した源頼朝が、石橋山の戦いに敗れて鎌倉へ向かう途中に洗足池で宿営し、ちょうどこの神社があるあたりで戦勝祈願をしたという言い伝えから、“旗挙げ八幡”とも呼ばれています。千束郷の総鎮守として長い歴史がある神社で、源頼朝の愛馬・池月の伝説も語り継がれています。
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【池上】池上本門寺

「池上本門寺」は日蓮宗の大本山として有名で、五重塔や数多くの文化財が残る歴史的な場所です。春には桜が咲きほこり、地域の人々にとって欠かせない存在となっています。初詣には毎年多くの参拝客が訪れるほか、有名人が多数参加する「節分追儺式」はテレビで話題になるほどのにぎわい。また、「池上梅園」では、美しい日本庭園で静かなひとときが楽しめます。
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世田谷線沿線の初詣スポット
【西太子堂】最勝寺(目青不動)

五色不動のひとつ、目青不動の通称で知られる「最勝寺」。豊かな緑と静けさに包まれるお寺です。境内で目に留まるのが、高く高くそびえる巨木。世田谷区の銘木百選に挙げられているチシャノキで、樹齢100年以上を重ねています。
ご本尊は不動堂に安置されている、円仁(慈覚大師)の作と伝えられる不動明王像。秘仏のため公開されていませんが、堂内では青銅製の前立不動明王像を拝むことができます。
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【山下】豪徳寺

奉納所にずらりと並んだ招き猫が話題を呼んで、外国人観光客にも人気のスポットとなっている「豪徳寺」。1633年に彦根藩主の井伊直孝が再興し、1480年に建立された弘徳院から豪徳寺へと改称。その直孝を、住職の愛猫「たま」が手招きで落雷から守ったという伝説から「招き猫」発祥の地といわれています。
家内安全、商売繁盛、開運招福を願うたくさんの参詣者が招福殿を訪れます。2006年に新しく建立された三重塔には6匹の猫が隠れているとか。探してみるのも一興です。
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【宮の坂】世田谷八幡宮

世田谷八幡宮は、世田谷の地に古くから鎮座する由緒ある神社。源義家ゆかりの神社として知られ、境内には奉納相撲が行われる土俵があり、勝負運や心身の強さを願う人々に親しまれています。静かな住宅街にありながら、境内は凛とした空気に包まれ、気持ちを落ち着けて新年の参拝ができるのも魅力。力強く一年をスタートさせたい人におすすめのスポットです。
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【松陰神社前】松陰神社

幕末の思想家であり教育者でもあった吉田松陰を祀る「松陰神社」。境内には松陰に関する資料が展示され、学問や志を高める場として親しまれています。神社の参道の商店街には、個性豊かな店舗が並び、街歩きも楽しめるエリアです。
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目黒線沿線の初詣スポット
【目黒】大鳥神社

大同元年(806年)に社殿が創建。第12代天皇である景行天皇の皇子、日本武尊(やまとたけるのみこと)をお祀りしています。日本武尊が部下の「目の病」の治癒を願い、無事回復したことから「盲神(めくらがみ)」と呼ばれるようになり、後に「目黒」という地名の由来となったそう。厄除け、初宮詣、眼病治癒の祈願に。
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【不動前】泰叡山護國院 瀧泉寺

平安時代初期に創建された「泰叡山護國院 瀧泉寺」は、“目黒不動尊”として親しまれる寺院。関東最古の不動霊場で、厄除けや縁結びのご利益で知られています。本堂の横にはさつまいも畑が広がり、毎年10月28日には蘭学者・青木昆陽を偲ぶ「甘藷まつり」を開催。さつまいもにちなんだ屋台も並び、多くの参拝客でにぎわいを見せています。
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東急線沿線で新年の幸せを祈ろう
東急線沿線には、気軽に立ち寄れる身近な神社仏閣から、静かに心を整えられるパワースポットまで、多彩な初詣先がそろっています。新しい一年のスタートに、感謝の気持ちとささやかな願いを胸に、東急線に乗ってお参りに出かけてみませんか。きっと、晴れやかな気持ちで一年を歩き出せるはずです。
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