癒やされたい人集合!ときめきと絶景に出会える「多摩川浅間神社」を散策してみた

東急公式サイト編集部

2025/11/25

美しき女性の神様が祀られている、田園調布の多摩川浅間(せんげん)神社。「シン・ゴジラ」など有名映画のロケ地としても知られ、多くの映画ファンが「聖地巡礼」に訪れています。

しかし実際に足を運んでみたところ、富士山を望む絶景と、キュンとするような「ときめき」ポイントが詰まった、究極の癒やし神社でもありました!その魅力の数々を、現地からレポートします。

多摩川浅間神社とは

東横線・東急多摩川線・目黒線 多摩川駅より徒歩2分ほどの場所に位置する、多摩川浅間神社。

鎌倉時代、古墳の上に建てられた神社のため、急な階段を登って社殿へ向かう造りになっています。

登り切った先で待っているのは、多摩川を望む絶景!晴れた日には遠くに富士山が見え、デートスポットとしても人気です。

01.jpg
境内の見晴台から見た景色。爽快です!
02.jpg
晴れた日には、遠くに富士山も見えます(写真:多摩川浅間神社ホームページより

また、映画「シン・ゴジラ」の撮影場所になったことでも知られ、境内には関連アイテムが置かれています。

03.jpg
自動販売機にもシン・ゴジラ
04.jpg
シン・ゴジラのお守りや絵馬もあります

<関連記事>〜田園調布駅と多摩川駅の境目を歩く〜駅境で会いましょう

ご祭神は美しき女性の神「木花咲耶姫命」

多摩川浅間神社のご祭神は、「桜の花が咲き匂うような…」と表現されるほど美しい女性の神、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)。3つある社紋の真ん中が桜なのも、彼女にちなんだものです。

05.jpg
▲3つの社紋(画像:多摩川浅間神社ホームページ

木花咲耶姫命は山緑の神の娘であり、そのあまりの美しさから、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に見初められ、皇后となられました。

しかし、たった一夜で懐妊したことから貞節を疑われた木花咲耶姫命は、自身の清らかさを証明するために「天つ神の子なら、どんなに危険な状況でも無事に生まれるはずです」と宣言し、火を放った産屋でお産をします。そして燃え盛る炎のなか、無事に3人の皇子が誕生したのです。

この故事により、現在でも家庭円満・安産・子安の神として信仰されるほか、火難消除、航海、漁業、農業、機織などの守護神としても崇敬されています。

多摩川浅間神社の由来

ときは鎌倉時代。戦に出かけた将軍・源頼朝を心配し、後を追ってきた妻の北条政子。しかしわらじの傷が痛みだしたため、やむなく多摩川のほとりに留まり、傷を癒やすことにします。

すこし傷が良くなってきた頃、政子は近くの亀甲山(かめのこやま)に登ってみました。すると富士山がとてもきれいに見えました。

富士山の北麓には、政子の守り本尊である浅間神社があるため、政子は富士山に向かって手を合わせ、頼朝が戦で勝利し、無事に帰って来られるようお祈りします。そして、身に着けていた「正観世音像」という観音様の像を、丘に建てました。地域の村人たちも長年、この像を大切にお祀りしました。これが多摩川浅間神社のはじまりです。

浅間神社は各地にありますが、二階建てのように見える「浅間造」の本殿は、都内ではここだけ。とても貴重な建物です。

06.jpg
貴重な「浅間造」

「ときめき」ポイント

多摩川浅間神社には、胸がキュンとするようなときめきポイントが満載です!ご祭神であり、その美しさを桜の花に例えられた木花咲耶姫命にちなみ、桜のモチーフが多く取り入れられています。

境内に入ってすぐ目に飛び込んでくるのは、桜の花のようなピンクと白の風車

07.jpg

08.jpg
手を清める手水舎にも桜があしらわれています
09.jpg
参道には、カラフルな風車も飾られていました

参拝されている皆さんが、お賽銭箱の横にあるおみくじ(100円)を引いていたので、つられて筆者も1枚引いてみました。

10.jpg
一番人気の「桜みくじ」を引きます
11.jpg
中吉でした!

おみくじの結び所も、桜の形です。ピンク色の「桜みくじ」を結ぶことで、満開の桜が完成します。

12.jpg
2つの結び所が満開になるくらい、沢山のおみくじが結ばれていました。
13.jpg
ご朱印にも、よく見るとおみくじ結び所が描かれています。この絵柄は毎月変わるのだとか。

またお守りも、ときめきを感じる可愛らしいものばかり!

14.jpg
丸っこい形の守り袋に、星と桜が刺繍された「子授守」

珍しいのが、茄子の形をした「願い叶う成す守」。よく見ると中に結びかんざし、米粒、小判が入っていて、それぞれ「出会い」「食への恵み」「金運回復」の願いが込められています。

15.jpg
一つひとつ手作りの「願い叶う成す守」

「癒やし」ポイント

多摩川浅間神社では、自然の癒やしも大いに感じることができます。

まずは境内までの階段。木々に囲まれているので陽ざしがやわらかく差し込み、思わず深呼吸したくなるような気持ちよさです。お参りに来た皆さん、のんびりと登りながら、そのヒーリング効果を感じているようでした。

16.jpg

階段を登る途中で聞こえてくる水の音の正体は、「白糸の滝」。氏子さんから奉納されたもので、富士の溶岩から白糸のように出る水をイメージしているそうです。

また白糸の滝以外にも、境内には氏子さんからの奉納品が多くあり、地域の人から愛される神社であることがうかがえました。

17.jpg
白糸の滝

境内には「子産石」という丸い石が2つ並んでいます。清らかな海にあった岩が、長い年月を経て自然にこの形になったもので、両手でやさしく撫でると子宝に恵まれると言い伝えられています。

18.jpg
子産石

最後はなんといっても、境内からの多摩川ビュー!とても清々しい気持ちになれました。晴れた日には富士山も見ることができます。

19.jpg
雲の切れ間から光が差し込んで、実際に見ると何倍もきれいでした

多摩川浅間神社へのアクセス

20.jpg

多摩川浅間神社へは、多摩川駅より徒歩約2分。東横線・東急多摩川線・目黒線の3路線が利用できます。

多摩川駅の改札を出ると3つの出口がありますが、「南口」の看板が示す真ん中の道をまっすぐ進みます。南口を出たら、左手に赤いポストを目印に、そのまま直進してください。

21.jpg
22.jpg

突き当たりの交差点の手前にあるのが、多摩川浅間神社の入口です。奥に見える鳥居に向かって坂を登れば、到着! ゆっくりと階段を登って本殿へ向かいます。

23.jpg
24.jpg

初詣は、多摩川浅間神社へ!

境内から周辺スポットまで魅力にあふれ、参拝者が絶えない多摩川浅間神社。実は初詣のお参り先としても人気です。その理由は、境内の素晴らしいロケーションから初日の出を拝むことができ、時間帯やお天気によっては、富士山も見えること!とても縁起の良い年始めになりそうですよね。

そのため例年、時間帯によっては鳥居の外まで行列になるほど、参拝者が訪れます。ただ5列で並ぶため、意外と進むのは速いかもしれません。

25.jpg
お正月は、鳥居の外まで行列が続きます!(写真:多摩川浅間神社ホームページ
26.jpg
見晴台からの絶景を収めようと、多くの人がカメラを持って訪れます(写真:多摩川浅間神社ホームページ

多摩川を望む絶景と、境内の可愛らしい装飾に癒やされる、多摩川浅間神社。ぜひ次回の初詣に行ってみませんか?

■多摩川浅間神社
・住所:東京都大田区田園調布1-55-12
https://sengenjinja.info/index.html

--

取材・文:山﨑彩恵子(東急公式サイト編集部)

掲載店舗・施設・イベント・価格などの情報は記事公開時点のものです。定休日や営業時間などは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。

東急公式サイト編集部

東急・東急電鉄公式サイトの編集部です。東急株式会社や東急グループのサービス、イベント、東急線沿線のまちなど、東急ならではの情報を幅広くお届けします。

癒やされたい人集合!ときめきと絶景に出会える「多摩川浅間神社」を散策してみた|東急・東急電鉄公式サイト