
“文化の継承者”として次世代を担う気鋭のアーティストたちが登場し、それぞれの文化芸術に掛ける情熱や未来について語る「Bunka Baton」。
今回は、小学6年生にして輝かしいコンクール受賞歴や国内外でのリサイタル、オーケストラとの共演経験をもつ天才ピアニスト、天野薫さんをフィーチャーします。
本番で普段は弾いていない表現をすることも
2025年6月に開催された、第9回仙台国際音楽コンクールピアノ部門にて、第3位および聴衆賞を受賞した天野薫さん。ファイナルで矢代秋雄(現代日本の作曲家)のピアノ協奏曲を表現力豊かに演奏した小学6年生に、驚愕した音楽ファンも多いことでしょう。
「仙台のコンクールは、ジュニア部門ではなく、大人と同じ部門で受けたはじめての国際コンクールでした。緊張しましたが、ほかのコンテスタントの皆さんが声をかけてくださったり、ボランティアの方々もあたたかくサポートしてくださって、とてもうれしかったです。
矢代秋雄さんのピアノ協奏曲は、怪しげな雰囲気のところもあれば、オーケストラと一緒に盛り上がるところもあって、い・・・(この先は「続きをよむ」から)
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