もらって嬉しい手土産スイーツ

ラスティッククッキー缶/fammy by Miho Sato

SALUS

2025/6/7

香りとぬくもりに満ちたクッキー缶

ふたを開ければたちまち広がる、ピーナッツの懐かしい香ばしさとバターのまろやかな香り。「fammy by Miho Sato」のクッキー缶には、日本のとびきりの食材と丁寧な手仕事から生まれる、おいしい喜びが詰まっている。

ピーナッツは千葉から。炒った豆はペーストと粗びきの2種に仕立てて、混ぜ込まれる。かじればザクザクカリコリと気持ちいい歯触りで、かむほどに朴訥とした香りがあふれ出す。

ベースになるのは、「江別製粉」の小麦粉、北海道産発酵バターなど、佐藤美歩シェフの故郷、北海道の恵みたち。その魅力を存分に味わうなら塩バタークッキーを。卵を使わないことでバターと小麦の香りをあらわにし、海塩でその味わいをさらに引き立ててみせた。

シンプルだからこそ丁寧に手をかけた1枚は、口にしたら難しいことなしで、大人も子どもも無意識に頬を緩めてしまうはず。普段のおやつにも手土産にも、心温まるおいしい思い出を運んでくれる。

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「ラスティッククッキー缶」¥3,240。千葉ピーナッツクッキー、丸い塩バタークッキー、チョコとくるみのクッキー、薄いアーモンドのクッキーが入る。バラ売りのものもあるので、まずは気軽に試してみても。
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■fammy by Miho Sato(ファミー バイ ミホ サトウ)
・住所:世田谷区弦巻3-12-13 グレフォルム1階
・電話無(問い合わせは fammy.sweets@gmail.com
・営業時間:12:00~18:00
・休:日・月(不定休あり)
・桜新町駅より徒歩7分 ※2023年12月8日オープン。

chico ◉チコ
スイーツライター、コーディネイター。ガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。共著書に、『東京最高のパティスリー』(ぴあ)。

(撮影=星川洋嗣・スタイリング=田口恵美・文=chico)
※この記事は2024年1月号の内容を再編集しています

SALUSとは?

「ラテン語で“あいさつ”のこと。人々が出会い、行き交う場(駅)を象徴しています。東急線沿線は、まだまだ意外な街の表情や人々の魅力にあふれています。

「SALUS」は、単なる沿線紹介にとどまらず、「やってみよう」「行ってみよう」と思える魅力やアイデアを、読者の方へお届けします。さまざまな切り口から暮らしの楽しみ方を提案し、新たな世界との出会いや発見のきっかけになることを目指します。

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