蒲田駅周辺のおすすめ銭湯!温泉やサウナが日帰りで楽しめる

東急公式サイト編集部

2025/6/7

多くの飲み屋や飲食店が立ち並ぶ蒲田は黒いお湯の温泉でも知られ、数多くの銭湯が立ち並ぶ「湯の町」でもあります。

今回は、ふらりと立ち寄れる銭湯や、わざわざ行きたい大きな入浴施設など、定番の銭湯8選をご紹介します。サウナを設置している施設も掲載していますので、しっかり汗をかいてととのいたい方も参考にしてみてください。

蒲田駅周辺の特徴

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蒲田駅周辺は、区役所や保健所、大きな区民ホールなどがある大田区における行政の中心地で、西口・東口両方に大きな商業施設や商店街を擁する繁華街でもあります。

駅にはJR京浜東北線、多摩川線、池上線が乗り入れており、品川をはじめ都心方面へのアクセスは良好。駅東口のバスを利用すれば、羽田空港や京急蒲田へも1本で移動できるため、出張や旅行の前乗りにも利用しやすい街といえます。

そんな蒲田や周辺の大田区は、古くから温泉の町としても知られており、温泉を利用した施設の数は東京23区でも有数です。蒲田の温泉は有機物を多く含むため色が黒っぽく、肌が滑らかになることから、「美人の湯」とも呼ばれています。

蒲田駅周辺の銭湯8選

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ここからは、蒲田駅を利用する際にぜひ訪れたい、定番の銭湯・温泉施設をご紹介します。こだわりのある方が好みの施設を探せるよう、各銭湯の設備についても掲載しています。

黒湯の温泉 ゆ~シティ蒲田

「黒湯の温泉 ゆ~シティ蒲田」は、駅からも近く利用しやすいのが特徴の温泉銭湯です。泉質はナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉となっており、冷え性や皮膚の乾燥などに効果が認められています。

休憩のための施設として黒湯の温泉 ゆ~シティ蒲田に併設されているのが、湯上がりスペース「YCKホール」。ここでは、さまざまな食事が楽しめるほか、歌手・芸人などのライブが開催されることもあります。ライブのない日であれば、舞台に上がって1曲100円でカラオケを楽しんだり、20人以上で貸し切って宴会を開いたりといった使い方も可能です。入場に必要なのは入浴料のみで、無料Wi-Fiや充電コンセントも設置されています。

<施設情報>
住所 東京都大田区蒲田1-26-16
TEL 03-5711-1126
営業時間 11:00~24:00
定休日 火曜日(YCKホールは月曜・火曜日)
URL https://youcity26.com/

黒湯の温泉 ゆ~シティ蒲田の設備

黒湯の温泉 ゆ~シティ蒲田は、ジャグジー、バイブラバス、電気風呂など、さまざまなお風呂が利用可能です。別料金を支払うことでサウナも利用でき、水風呂はもちろん、外気浴ができる2人がけのベンチも備えられています。

入浴料の支払いには現金以外にもクレジットカードや各種キャッシュレス決済が利用可能なため、タオルのレンタルなどを活用すれば、自宅やホテルからスマートフォンだけ持ち出して温泉やサウナを楽しむことも可能です。

蒲田福の湯

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画像出典:http://ota1010.com/explore/kamata-fukuno-yu/

2016年にリニューアルオープンした「蒲田福の湯」は、小さいながらも清潔な浴室で、泡の出る浴槽や露天風呂風の湯船など設備が充実しています。

この銭湯はなんと、ロビーで自家製のピザを食べられるという驚きのサービスを提供。窯で焼かれるピザは、本格的ながら値段もお手頃です。ピザが食べられるのは、土曜・日曜・祝日の17~21時。生地切れにより終了することもあるため、食べてみたい方は蒲田福の湯の公式Xなどでチェックしてから向かいましょう。

<施設情報>
住所 東京都大田区蒲田1-12-15
TEL 03-3732-1245
営業時間 15:30~24:30
定休日 木曜日
URL https://x.com/kamata_fooqoo

蒲田福の湯の設備

蒲田福の湯にはジェット風呂や泡風呂のほか、鳥のさえずりやそよ風を再現した岩風呂が設置されており、お風呂上がりには無料のドリンクサーバーで冷たいお茶をいただけます。黒湯の温泉を引いていないことから、特有の色に抵抗を感じる方にも利用しやすいでしょう。

ロビーは10人ほどが一度に休憩できるため、家族でお風呂に入った後、いっしょにピザを食べるという使い方もおすすめです。

はすぬま温泉

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2017年にリニューアルオープンした「はすぬま温泉」は、ステンドグラスが用いられたレトロモダンな内外装が特徴的な温泉施設です。浴室内は日本三古湯のひとつ、愛媛県の道後温泉をモチーフにデザインされており、東京にいながらにして観光気分が味わえます。

お湯の色は淡い黄褐色で、泉質は神経痛や関節痛などへの効果が認められているナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉です。はすぬま温泉は炭酸風呂やサウナといった設備も充実しており、手ぶらでも入浴できるため、普段使いはもちろん、デートにも利用できます。

<施設情報>
住所 東京都大田区西蒲田6-16-11
TEL 03-3734-0081
営業時間 15:00~24:00
定休日 火曜日
URL https://www.hasunuma-onsen.com/

はすぬま温泉の設備

はすぬま温泉のサウナは別料金が300円(税込)かかりますが、利用する際は大・小のレンタルタオルが無料になります。レンタルタオルのみの料金は200円(税込)なので、手ぶらで利用する場合、差し引き100円でサウナが利用できる計算です(2025年2月現在)。

また、女湯限定のサービスとしてメイク落としが備え付けられているため、女性が準備なしでふらりと立ち寄るのにも最適です。

改正湯

1929年創業の「改正湯」は、大きな水槽を泳ぐ錦鯉を眺めながら入れる湯船が何よりの特徴です。ほかにも、伝統の黒湯に炭酸を加えた「黒湯炭酸泉」や、施設全体のバリアフリー化といった新しい取り組みも盛んで、常連の方から一見さんまで楽しめる銭湯となっています。

また、改正湯はグッズの販売にも力を入れており、これまでには魚をモチーフにしたロゴがかわいらしいステッカーやキーホルダー、タオルなどが販売されています。まめに通えば、思わぬ新商品を見つけられるかもしれません。

<施設情報>
住所 東京都大田区西蒲田5-10-5
TEL 03-3731-7078
営業時間 15:00~23:30
定休日 金曜日
URL http://www.kaiseiyokujou.com/

改正湯の設備

改正湯には、先に紹介した黒湯炭酸泉や通常の黒湯のほかにも、細かな泡が血液の循環を高めることで肌に良いとされる「シルク風呂」が常設されています。

また、洗い場には毛染め用のスペースが設置されており、家で染髪をしにくい事情のある方にはありがたいでしょう。カラーリングを行う際は、薬剤を落とすまで浴槽は利用できないので注意してください。

蒲田温泉

蒲田随一の知名度を誇る「蒲田温泉」は、1937年の創業時より地元の方にとってなくてはならない存在でした。銭湯が生活に必須とはいえなくなった現在も、50度近い高温湯などの伝統は残しつつ、オリジナルグッズを販売するなど時代に合わせた魅力を発信し続けています。

泉質は神経痛や筋肉痛などへの効果が認められているナトリウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉で、「黒湯」の名に違わない真っ黒なお湯が特徴です。また、蒲田温泉は午前10時オープンで「朝湯」が可能なため、のんびりしたい休日や変則的な仕事の終了後などにも利用可能です。

<施設情報>
住所 東京都大田区蒲田本町2-23-2
TEL 03-3732-1126
営業時間 10:00~24:00
定休日 -
URL https://kamata-onsen.com/

蒲田温泉の設備

蒲田温泉の浴室は温泉が低温と高温に分けられているほか、ジェットバスや電気風呂なども利用可能です。2023年にリニューアルされたサウナは、利用に別途300円(税込)が必要です。

また、蒲田温泉の2階には「蒲田温泉食堂」が併設されており、お風呂上がりに温泉釜めしや汐焼そばなど、素材にこだわった料理を楽しみながらゆっくりとくつろげます。

天神湯

大きな建物と10台の駐車場があり、遠方からもアクセスしやすい「天神湯」は、日によって男湯・女湯が入れ替わるバリエーション豊富な浴槽が特徴です。週末のみ営業の軽食コーナーでは、手頃な値段で食事が楽しめるため、車での旅行の帰りなど、ご家族でのんびり過ごしたいときにおすすめです。

<施設情報>
住所 東京都大田区南蒲田1-7-23
TEL 03-3731-7069
営業時間 14:00~24:00(土曜・祝日は12:00から、日曜日は9:00から)
定休日 木曜日
URL http://www.ota1010.com/tenjinyu/

天神湯の設備

天神湯の黒湯は、過去に放送されたテレビ番組の調べによると、都内で最も「腐植質」の含有量が多いとされ、冷え性への効果が期待されています。

また、天神湯にはサウナも設置されており、収容人数が大きめでかなり高温であることから、「サウナー」の方からも好評。利用された方の情報によれば、110度以上になることもあるようで、熱くカラッとしたサウナがお好きな方には特におすすめです。

COCOFURO たかの湯

およそ50年ものあいだ、近隣の方に親しまれつつ、設備の老朽化のため2020年に廃業した「隆の湯」。その施設を、「デザイナーズ型銭湯」と銘打って、銭湯の再生を手掛けるCOCOFUROブランドによってリニューアルしたのが「COCOFURO たかの湯」です。

リニューアル後の店内は、オートロウリュ付きのサウナや炭酸泉など近代的な設備を備え、地元の方以外でも利用しやすい雰囲気となりました。それでも料金は一般的な銭湯と同等で、利用しやすいのもありがたいところです。

<施設情報>
住所 東京都大田区仲六郷2-27-12
TEL 03-6715-8773
営業時間 6:00~24:00(最終入場23:30)
定休日 3、5、9、11月の第3木曜日
URL https://cocofuro.com/takanoyu/

COCOFURO たかの湯の設備

COCOFURO たかの湯に設置されているオートロウリュは、20分に1回高温の蒸気とともに音楽が再生されるユニークなもの。プレイリストがCOCOFURO たかの湯の公式Xで紹介されており、お気に入りの音楽がかかる日を狙って訪れることも可能です。

また、湯上り後の楽しみとしてビールやソフトクリームが販売されており、大人から子どもまで楽しめる銭湯となっています。

第一相模湯

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画像出典:https://www.daiichisagamiyu.com/

「第一相模湯」は、東京都大田区で古くから営業を続ける老舗の銭湯です。たたずまいはいかにも町の小さな銭湯といった風情ですが、高濃度炭酸泉や、2025年2月現在試験導入中の「黒湯の水風呂」など、新しい試みを続けています。脱衣所や浴室は清掃が行き届いており、年季を感じさせない清潔さです。

また、第一相模湯は公式サイトからアクセス可能な各種SNSも活発に運用されており、新しいサービスや店主ご夫妻の日常、薬湯・臨時休業のスケジュールなどをチェックできるため、訪問前にぜひアクセスしてみてください。

<施設情報>
住所 東京都大田区西六郷2-29-2
TEL -
営業時間 14:30~23:00
定休日 月曜日
URL https://www.daiichisagamiyu.com/

第一相模湯の設備

第一相模湯の浴室は、高濃度炭酸泉や水風呂のほか、ボディマッサージや座風呂、電気風呂が設置されています。壁画は一般的なペンキ絵とは異なり、絵付けしたタイルを張り付けたタイル絵で、日光の竜頭の滝を描いたものです。

また、第一相模湯コインランドリーが併設されているため、日常使いはもちろん、旅行の帰りに疲れを取りながら洗濯を済ませるといった使い方もできます。

蒲田の銭湯を巡って、お気に入りの一軒を見つけて

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「黒湯」が有名な蒲田は銭湯の数が多く、銭湯側も観光客誘致に積極的なため、どの施設も入りやすいのが特徴です。地域に根付いた銭湯から、大型・最新の施設まで、銭湯巡りをしてみるのも楽しいかもしれません。

時期によっては、複数の銭湯が一体となったキャンペーンを開催していることもありますので、ぜひ各施設の公式サイトなどをチェックしてみてください。

掲載店舗・施設・イベント・価格などの情報は記事公開時点のものです。定休日や営業時間などは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。

東急公式サイト編集部

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