トレインチ自由が丘では鉄道の廃材を再利用しています!

東急電鉄

2025/12/12

※この記事は2023年1月に公開されたものです。最新の情報は各公式ホームページなどでご確認ください。

トレインチ自由が丘は、2006年に大井町線 自由が丘駅付近の大井町線車庫跡地に開業した商業施設です。敷地がもともと車庫跡地であったことから、「トレインの家(おうち)」が施設名称の由来となり名付けられました。

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トレインチ自由が丘では、環境の取り組みの一つとして、一部の仕上げに東急線で使用されていたまくら木の活用を行っていました。また、2022年11月2日(水)のリニューアルオープンにあわせて、2023年1月に定期運行を終了した田園都市線8500系車両の部材などの新たな鉄道廃材を活用し始めましたので、ご紹介します!

■車両の外装→サイン

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九品仏緑道からの入口に、8500系の車両外装を盤面に、まくら木を支柱に活用したサインを設置しています。サインの裏のフェンス越しには大井町線を見ることができます! 

■まくら木→ベンチ

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2階のデッキ上にはまくら木を加工したベンチがあり、天気の良い日にはひと休みできる場となっています。

■まくら木→扉&車側表示灯→使用中表示

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まくら木製の扉を製作しました。室内のアンティーク調の雰囲気にも馴染んでいます!
Telブースの使用状況は車側表示灯で表示しています。ブース使用中には点灯します。

■吊棚固定アーム→荷物置き

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車内に設置されていた網棚を、施設の中でも荷物置きとして活用しています。

■広告吊り→掲示物吊り

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車内で使用されていた広告吊りを施設内の掲示物吊りとして設置しています。

今回廃材として活用した8500系車両は、1975年に開発され、当社最多の400両(10両編成×40編成)が製造されました。1976年には当社車両としては唯一の「鉄道友の会ローレル賞」を受賞しています。

8500系車両は大井町線、田園都市線、東横線でも使用され、沿線の多くのお客さまの日常の足として活躍しましたが、2023年1月に惜しまれながらも定期運行が終了しました。

トレインチ自由が丘では、47年みなさまに愛された8500系を引き継いでいきます。また廃材を積極的に活用し、廃材処理時のCO2削減等、脱炭素・循環型社会に貢献していきます。

ぜひ、トレインチ自由が丘にお越しください!

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