
東急線沿線内にある様々なつながりをまとめ
新たな魅力の発見をサポートするとりくみである「縁線図鑑」。
今回は、そんな「縁線図鑑」に取り上げられている
学芸大学駅周辺の「ご縁飯」をご紹介いたします。
1. 「この店があるから、学芸大学駅に引っ越した」 日向時間が流れる宮崎料理店

高架下のリニューアルプロジェクトにより、周辺に新たな店が増えつつある、東急東横線の学芸大学駅。一方この辺りには、地域の住民に長く愛される店も多い。
駅の西口を出て、高架沿いを南へ歩いていくと、ほどなく「本場宮崎 チキン南蛮」ののぼりを掲げる小さな店が見えてくる。宮崎県出身の米澤慶太さんが営む、まっこち 鶏隆。2006年にある偶然がきっかけで宮崎料理店としてオープンして以来、変わらぬ美味しさを提供し続けている。いまでは、この店をよりどころにしているお客さんも多い。
12年にわたり通い続ける、宮崎出身の井阪絵莉奈さんもその一人。同郷の店主を「地元の先輩のよう」と慕い、悩みを相談することも多いのだとか。そして彼女にとっては、人生のターニングポイントといえる縁が生まれたのも、このまっこち 鶏隆。井阪さんがこの店で得た特別な縁とは何か、そして米澤さんが店を開くきっかけになったある偶然とは。2人に聞いた。
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2. オープンなのに、深い対話ができる。学芸大学で小説家の店主と語らうノンアルバー「MARUKU」へ

東急東横線・学芸大学駅から徒歩5分ほどの場所にある、「Low Alcoholic Cafe MARUKU(以下、MARUKU)」。店名に「Low Alcoholic(低アルコールの)」と冠されているとおり、ノンアルコールやローアルコールのクラフトビールやワイン、カクテルなどが豊富に揃ったお店として、メディアに取り上げられるなど注目を集めている。お店を経営しているのは、小説家の桜井鈴茂さん夫妻だ。
白石純太郎さんは、MARUKUのオープン当初から足繁く通う常連のひとり。小説をはじめ、映画や音楽などさまざまな文化を愛する人々が出入りするMARUKUに通いながら、「文章を書いて生計を立てる」という夢に向かって目下邁進しているという。
本記事では、MARUKUというお店、そして白石さんの夢について、白石さんと桜井さんにインタビュー。誰にでも開かれ、新たなご縁を紡ぐ風通しのよい場所でありながら、互いの知識や思いを共有し合い考えを深める「対話」ができる——クリエイティブな仕事をしたい人にとってはたまらない、MARUKUの魅力が見えてきた。
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3. 地酒や食材はもちろん、お皿や調味料まで群馬産。自称・世界一、群馬にこだわる居酒屋ナルカミ。

東急東横線の学芸大学駅を西口に出て、歩くこと約5分。商店街が終わるころ、都内在住の群馬県人らに愛される居酒屋・ナルカミにたどり着く。
お品書きには「桐生ソースかつ丼」や「上州ひもかわうどん」など、群馬にちなんだ料理がずらり。群馬県桐生市出身の店主・小野里全芳さんが腕を振るい、訪れる人の舌を楽しませる。
また店内を見回すと、群馬県のかたちをした特注の皿やオーナメントなど、さまざまな“群馬推し”アイテムが存在感を放つ。
高崎市出身の土屋翔平さんも、そんな郷土愛あふれるこの店に魅せられた常連の一人。20代前半だった初来店のときから、10年近く通い続けている。小野里さんを介して出会った同郷の仲間とのつながりや思い出も、大切な宝物だという。
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「縁線図鑑」では、東急線沿線にある様々な”ご縁飯”をご紹介しております。

掲載店舗・施設・イベント・価格などの情報は記事公開時点のものです。定休日や営業時間などは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。

縁線図鑑
「縁線図鑑」は、東急線沿線内にある様々なつながりをまとめ、新たな魅力の発見をサポートするとりくみです。住んでいる人、訪れる人、誰もが何かしらの縁を感じられ、一人じゃないと思える。もっと、ぬくもりにあふれた沿線へ、ともに出発しよう。