学芸大学駅周辺の住みやすさは?活気と静けさを併せ持つ街

東急公式サイト編集部

2025/6/7

学芸大学駅は、東京都目黒区のほぼ中央に位置する駅で、東横線が利用できます。ここでは、学芸大学駅周辺の特徴や、住みやすさを支えている交通アクセス、子育て環境、治安、自然環境のほか、ショッピングやグルメといった情報を紹介していきしょう。

学芸大学駅周辺の特徴

学芸大学駅は、東横線の急行停車駅です。1927年の開業当初は「碑文谷駅」という名称でしたが、近隣に東京学芸大学のキャンパスがあったことから、1952年に現在の駅名に変更。東京学芸大学は1964年に小金井市に移転しましたが、駅名はそのまま使われています。

学芸大学駅の東西には、それぞれに活気あふれる商店街が続いており、薬局やコンビニなどのチェーン店のほか、昔ながらの個人商店や飲食店が立ち並んでいて、買い物に困ることはありません。一方で、商店街から横道に入ると、駅周辺の喧騒から離れた静かな住宅街が続いています。

学芸大学駅周辺の交通アクセス

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多くの魅力を持つ学芸大学駅周辺ですが、そのひとつが交通アクセスの良さです。ここからは、学芸大学駅周辺の交通アクセスを、電車、バス、車のそれぞれについて紹介しましょう。

急行停車駅なので、快適に移動が可能

東横線は他社線とのネットワークが充実しており、渋谷駅から先は東京メトロ副都心線と直通運転を実施しています。また、学芸大学駅から2駅の中目黒駅で乗り換えれば、東京メトロ日比谷線も使えます。下り方面では、日吉駅で横浜市営地下鉄グリーンラインに乗り換え可能。横浜駅から先は、横浜高速鉄道みなとみらい線が直通で利用できます。

しかも、学芸大学は急行停車駅なので、少々遠いエリアにも短い時間で移動できるメリットがあります。

電車ではアクセスしづらい場所への移動は、バスが重宝

学芸大学駅周辺では路線バスも多数運行しており、東横線で直接アクセスしづらい場所への移動も便利です。

学芸大学駅前からは、東急バスの「反11」「反12」という路線が使えます。両路線とも、武蔵小山駅、五反田駅への移動が可能です。学芸大学駅から少し歩いた所にある三谷バス停から東急バス「恵32」に乗ると、用賀駅まで移動できます。

幹線道路に近く、車も便利に使える

学芸大学駅周辺には、北側に駒沢通り、南側に目黒通り、西側に環七通りといった幹線道路が通っており、車での移動も快適に行えます。

環七通りを使えば、南北方向の移動がスムーズです。また、駒沢通りは、「駒沢オリンピック公園」や二子玉川駅周辺に行くのに便利でしょう。

学芸大学駅周辺の子育て環境

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学芸大学駅周辺は、保育園や児童館などの施設が多く、親子連れを想定したカフェなどもあり、子育てしやすい環境といえます。また、駅から近い「碑文谷公園」にある「こども動物広場」は、ポニーやウサギなどの動物と直接ふれ合えるので、子どもとの休日を楽しむには絶好のスポットです。

なお、学芸大学駅のある目黒区は、子育てファミリーの経済的な負担軽減につながる制度があります。0歳から18歳到達後最初の3月31日までに保険診療でかかった医療費の自己負担額を助成する「子ども医療費助成制度」や、18歳未満の子どもを扶養して同居している世帯に対し、月額2万円の家賃を助成する「ファミリー世帯家賃助成」などが代表例です。

学芸大学駅周辺の治安

学芸大学駅がある目黒区は、都内でも屈指の治安の良い地域です。警視庁がまとめた「区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」によると、2023年に東京23区内で起こった犯罪件数は6万5,874件。そのうち、目黒区内で発生したものは1,346件です。この数字は文京区の1,104件、荒川区の1,326件に次ぐ、23区内で3番目の少なさとなっています。

駅前には学芸大学駅前交番がありますから、万一の際にも安心です。学芸大学駅周辺の治安の良さは、子育てファミリーや一人暮らしの女性にとっては、大きな安心感につながるでしょう。

学芸大学駅周辺の自然環境

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学芸大学駅周辺に住む人にとって癒やしのスポットとなっているのが、駅から徒歩数分の場所にある「碑文谷公園」です。公園の中央にある「碑文谷池(弁天池)」は、もともと農業灌漑用のため池でした。現在では有料の貸しボートがあり、のんびりと漕ぎながら水上散歩を楽しめます。

同じく「碑文谷公園」内に2021年にできた「憩いと交流の広場」では、ベンチやパーゴラでゆっくりと休憩できます。一人で静かな時間を過ごすも良し、子供との休日を楽しむも良し。都会にありながら優しい自然にふれることができるのは、学芸大学駅周辺の魅力のひとつです。

学芸大学駅周辺のショッピングやグルメ

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かつて学生街だった学芸大学駅周辺。その名残もあり、このエリアにはさまざまな店舗が存在します。ここでは、学芸大学駅周辺でのショッピングやグルメについて紹介します。

多種多様で賑やかな、学芸大学の商店街

学芸大学駅周辺には、商店街が6つもあります。学生街だった頃の活気に満ちた当時の雰囲気が、今も商店街に残っているようです。スーパー、個人商店など、新旧問わずさまざまな店舗が集まっており、買い物には困りません。

学芸大学駅の改札を出てすぐの「東急ストア学芸大学店」は、食品やお惣菜の品揃えが豊富で、日常使いに便利です。8時から24時まで営業しているので、出勤前にランチを調達したり、仕事帰りに買い物を済ませたりできるでしょう。また、学芸大学駅の高架下には商業施設「学大横丁」「学大市場」「学大小路」があり、生活サービスや生産食品、スイーツ、ベーカリー、飲食店などが集まっています。

学芸大学駅から少し足を延ばせば、目黒通り沿いに「イオンスタイル碑文谷」があります。本館7階、別館3階と充実したショッピングセンターで、食品から日用品、衣料、キッズ用品までそろいますから、週末のまとめ買いにもおすすめです。

チェーン店から個人店まで、飲食には困らない

学芸大学駅周辺には、昔ながらの雰囲気を残す老舗の喫茶店や食堂が点在しています。一方で、おなじみのファストフード店や、新感覚のおしゃれなカフェ、レストランなどもあり、バリエーションは豊富。2021年から東急が実施してきた「学大高架下リニューアルプロジェクト」も、2024年冬にグランドオープン。「GAKUDAI COLLECTIVE」や、カルチャー&フードエリア「GAKUDAI PARK STREET」などが揃います。この新旧取り混ぜた多様性が、学芸大学駅周辺の魅力につながっているのかもしれません。

学芸大学駅周辺は、ファミリーもシングルも安心して暮らせる

学芸大学駅周辺は、駅前にはバラエティに富んだ店舗が並ぶ商店街があり、駅から離れると静かな環境の住宅街が広がります。東横線に乗れば、渋谷にも横浜にも、電車1本で移動可能です。

また、治安が良く、休日をのんびり過ごせる公園もあるので、子育て中のファミリーにも、一人暮らしの人にも安心して暮らせる街といえます。

この記事を読んで、学芸大学駅周辺が気になったなら、休日にお出かけしてみてはいかがでしょうか。賑わいのある商店街を見て回るだけでも楽しいでしょうし、学芸大学駅の新たな魅力を発見できるかもしれません。

掲載店舗・施設・イベント・価格などの情報は記事公開時点のものです。定休日や営業時間などは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。

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