今月の街さんぽ

あざみ野の旬スポットを歩く

SALUS

2025/6/7

渋谷から田園都市線の急行で約20分。あざみ野は、東京・横浜の都心部にアクセスしやすい人気のベッドタウン。緑豊かなこのエリアに点在する名店をご紹介します。

※この記事は2025年2月に発行したものを再編集しています

1. 【蕎麦 いのも】カウンターで堪能する季節の天ぷらと石臼挽き手打ちそば

01_soba_inomo_DSC5462.jpg

過去にミシュラン一つ星を獲得したそばの名店「蕎楽亭」出身の店主・井面亮太さんが2023年にオープン。できたてを味わってもらいたいとの思いのもと、そば処には珍しく店内はカウンターが中心です。そばは井面さんの故郷・栃木産の玄そばを使い、石臼で挽いて手打ちした細麺ながら喉越しのよい十割そば。さらに、うどんやひやむぎも自家製粉というこだわりよう。

■蕎麦 いのも
住所:横浜市青葉区新石川1-22-1 サンパティオ1
電話:045-509-1843
営業時間:11:30~14:00L.O./17:00~20:00L.O.
休:日・月・祝日

2. 【J.DEUX CERCLE あざみ野本店】まるで花びらのようなとびきりのラングドシャ

02_J.DEUX CERCLE_DSC5339.jpg

有機てんさい糖や主に国産小麦など、体にやさしい素材を使用した焼き菓子のお店。もともと限定商品だったラングドシャクッキーの人気に火がつき、今では二子玉川・渋谷のショップで販売されるだけでなく全国からも注文が入るほどのスペシャリテに。焼き菓子はすべて工場を併設した本店で製造され、菓子職人が1枚ずつ手作業で箱詰めしています。

■J.DEUX CERCLE(ジェイドゥセルクル) あざみ野本店
住所:横浜市青葉区あざみ野南1-16-6
電話:045-507-8277
営業時間:11:00~18:00
休:月・火

3. 【sopa i vida】スペイン料理を気軽に楽しめるやさしいスープとパエリアのお店

03_sopa i vida_DSC4951.jpg

スペインの食材を中心に輸入・販売するグランジャポンが運営。1960年代に創業した「アネト」の自然派スープやパエリアのだし、1934年創業の「グランハ・サンフランシスコ」の紅茶など輸入食材をお試しできる場として、青葉区の季節野菜を使ったスープセットやパエリアプレートを提供しています。金曜夜は、豊富なスペインワインとタパスを楽しめるバルに!

■sopa i vida(ソパイヴィダ)
住所:横浜市青葉区あざみ野2-9-1 あざみ野駅前第二ビル1-E
電話:045-910-0108(グランジャポン/平日10:00~17:00)
営業時間:12:00~16:00(水・木~20:00、金~22:00)
休:日・月・土・祝日

4. 【おにぎり わ】宮城産「ササニシキ」にこだわった愛すべき日本のソウルフード

04_onigiri wa_DSC5304.jpg

「横浜スタジアム」で長蛇の列ができるほど人気だった伝説のおにぎり店。味の決め手となるお米は、粘りの少ない淡白な味わいでありながら冷めてもおいしい「ササニシキ」を使い、しっかりとした粒が引き立つように「握らず、形を整えるだけ」と、オーナー岸野和美さんは話します。自家製をはじめ30種以上の具材を揃えるほか、気が利いたお総菜やお弁当も。

■おにぎり わ
住所:横浜市青葉区あざみ野2-12-1 丸善ビル1階
電話:045-482-7876
営業時間:8:00~14:45 ※ご飯がなくなり次第、終了
休:不定休

5. 【LETTER】大切なあの人へ 日々の思いを届けるフローリスト

05_LETTER_DSC5377.jpg

送り手と受け手の架け橋としてお手伝いしたいという思いのもとスタート。週2回以上行う「世田谷市場」での仕入れでは、切り花を中心に、葉ものや枝もの、鉢ものなど、季節感を大切にセレクトしています。フラワーギフトは、ブーケをはじめ、バスケットアレンジメントやスタンドフラワーなど幅広いニーズに対応。特別な日だけでなく、一輪挿しを日常にも◎。

■LETTER(レター)
住所:横浜市青葉区あざみ野2-28-2 パールビルB103
電話:045-511-8778
営業時間:10:00~19:00(土・日・祝日~18:00)
休:月・火(そのほか不定休あり)

6. 【PICCOLA】ユーラシアをひとつに?!多国籍料理のワインバル

06_PICCOLA_DSC4721.jpg

あざみ野の本格イタリアン「イル・ボッチョーロ」姉妹店。意外にもイタリアンの枠にとらわれず、中国、タイ、ベトナム、フランス、スペイン、アメリカなど世界各国の料理を提供するユニークなスタイル。お酒は、ソムリエが厳選したヨーロッパからニューワールドまでのワインを中心に、オリジナルカクテルやビールなどが豊富。気軽に1杯だけでも◎。

■PICCOLA(ピッコラ)
住所:横浜市青葉区あざみ野1-24-5 影山ビル1階
電話:045-530-9562
営業時間:11:30~15:00/17:00~24:00 ※火はディナー営業のみ
休:月(祝日の場合は営業)

7. 【串とも】新鮮な魚介と有機野菜の串揚げで季節を満喫

07_kushitomo_DSC4992.jpg

2001年創業、あざみ野で知る人ぞ知るお店。店主自らが足を運んで仕入れる、川崎「北部市場」の魚介と神奈川の三浦・栃木・山梨の有機野菜を使い、丁寧な仕込みによって素材の持ち味を引き出します。そんな串揚げは、夜はストップをかけるまで揚げる約25種の「おまかせコース」1本で提供。お昼は、8種からのコースやお得なランチセットも。

■串とも
住所:横浜市青葉区あざみ野1-26-7 メゾンあざみ野1階
電話:045-901-9906
営業時間:11:30~14:00/17:30~22:00
休:水(祝日の場合は営業)

8. 【ベッカライ徳多朗】 創業35年の名店が再出発。今なお変わらない徳多朗のパン

08_tokutarou_DSC4564.jpg

1990年の創業以来、地元のみならず全国のパン好きにも愛される名店。創業者である徳永さんご一家が昨年長野で新たなベーカリーを再出発させた今、徳永さんとともにここで長年パン作りをしてきた職人の湯浅伸一さんがその味を受け継ぎます。パン作りの基礎や看板商品の「卵サンド」など守るべきものは守りながらも、お菓子にもチャレンジしたいという今後に期待!

■ベッカライ徳多朗
住所:横浜市青葉区元石川町6300-7
電話:045-902-8511
営業時間:8:00~15:00
休:火・水・木 ※交通アクセスは、あざみ野駅より「たまプラーザ駅」行のバスで「覚永寺」下車、徒歩1分

9. 【Cafe BLanCo】毎日の1杯が特別なひとときに。中米のスペシャルティコーヒー専門店

09_Cafe BLanCo_DSC4857.jpg

「もともとコーヒーが飲めなかった」と話す店主の井口直之さんは、誤って注文したコスタリカ「ラ・ロマ農園」のコーヒーのおいしさに出合ったことがきっかけでこの世界に魅了されていったそう。コーヒーは、グアテマラ・エルサルバドル・ニカラグア・ホンジュラス・コスタリカ・パナマの中米6カ国の個性あふれる豆を毎日自家焙煎し、豆の販売とカフェで提供しています。

■Cafe BLanCo(カフェ ブランコ)
住所:横浜市青葉区美しが丘西3-3-10
電話:045-902-3951
営業時間:10:00~18:00
休:火・水 ※交通アクセスは、あざみ野駅より「田園調布学園大学」行のバスで「蓬谷戸」下車、徒歩1分

SALUSとは?

「ラテン語で“あいさつ”のこと。人々が出会い、行き交う場(駅)を象徴しています。東急線沿線は、まだまだ意外な街の表情や人々の魅力にあふれています。

「SALUS」は、単なる沿線紹介にとどまらず、「やってみよう」「行ってみよう」と思える魅力やアイデアを、読者の方へお届けします。さまざまな切り口から暮らしの楽しみ方を提案し、新たな世界との出会いや発見のきっかけになることを目指します。

掲載店舗・施設・イベント・価格などの情報は記事公開時点のものです。定休日や営業時間などは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。

SALUS

「SALUS」は、単なる沿線紹介にとどまらず、「やってみよう」「行ってみよう」と思える魅力やアイデアを、読者の方へお届けします。さまざまな切り口から暮らしの楽しみ方を提案し、新たな世界との出会いや発見のきっかけになることを目指します。