
パティシエが作る、クレープの新しいカタチ
催事では常に大行列のクレープ店「EQUALLY」が自店をオープン!「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI」などで腕を磨いた友納滉一シェフらしい、素材とパティシエの技が生きるパフェみたいなクレープやホットクレープに加え、食事もできるクレープリーカフェに。これまでの間借り店から何かと進化した。
催事限定だった「クレープショコラサンド」も定番化。鉄板上で生地に仏産発酵バターを塗り、チョコとヘーゼルナッツを散らして。焼いたら急速冷凍し、水分やうま味を閉じ込める。
リベイクするとパリッとした生地からチョコがとろりの、焼きたてが復活。静岡「ノルマンディーショコラ」のクラフトチョコを使ったミルクとダークは、エクアドル産カカオの果実味に、カリコリ砕けるヘーゼルナッツが香ばしい。
「冷蔵庫から出してそのまま食べても」と友納さん。試すとチョコはパリパリ、生地もちりで、裏メニュー的楽しさ。クレープの新世界がここにある!
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「クレープショコラサンド」各¥1,100~。チョコの個性が生きる「エクアドルダーク」、「エクアドルミルク」と、ゲランドの塩が隠し味の「塩ショコラ」。宇治抹茶生地の香りと苦味がホワイトチョコのまろみとひとつになる「抹茶ホワイトチョコ」、さらにフランボワーズの甘酸っぱさも鮮やかな「抹茶ホワイトチョコ×フランボワーズ」の5種。常温でも持ち歩けるのも手土産向き。
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■EQUALLY(イクアリー)
・住所:世田谷区豪徳寺1-46-15 豪徳寺レーベル2階
・電話無(問い合わせは公式サイトより)
・営業時間:8:30~18:00
・休:火・水(祝日の場合営業、翌木曜休)
・公式ホームページ:https://equally-creperie.com/
・山下駅より徒歩3分
chico ◉チコ
スイーツライター、コーディネイター。ガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。共著書に、『東京最高のパティスリー』(ぴあ)。
(撮影=星川洋嗣・スタイリング=田口恵美・文=chico)
※この記事は2024年7月号の内容を再編集しています
SALUSとは?
「ラテン語で“あいさつ”のこと。人々が出会い、行き交う場(駅)を象徴しています。東急線沿線は、まだまだ意外な街の表情や人々の魅力にあふれています。
「SALUS」は、単なる沿線紹介にとどまらず、「やってみよう」「行ってみよう」と思える魅力やアイデアを、読者の方へお届けします。さまざまな切り口から暮らしの楽しみ方を提案し、新たな世界との出会いや発見のきっかけになることを目指します。
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