新丸子駅周辺の住みやすさは?昔ながらの雰囲気が残る川沿いの街

東急公式サイト編集部

2025/6/7

神奈川県川崎市中原区にある、東横線と目黒線が通る新丸子駅。新丸子駅周辺は多摩川に近く、落ち着いた雰囲気です。

ここでは、新丸子駅周辺の特徴をはじめ、住みやすさを支えている交通アクセス、子育て環境、治安、自然環境のほか、ショッピングやグルメといった街の情報を紹介していきしょう。

新丸子駅周辺の特徴

新丸子駅は、東横線の渋谷駅と横浜駅のほぼ中間に位置しています。昔は多摩川の両岸に「丸子」と呼ばれる地域があり、川の片岸にすでに「丸子駅(現・東急多摩川線の沼部駅)」という駅があったことから、その対岸に造られた新丸子駅には「新」がつけられました。

新丸子駅周辺は、昔ながらの商店街が残る静かな街です。決して賑やかすぎず、落ち着いた環境を好む人におすすめでしょう。また、大規模な開発が進んだ武蔵小杉駅が、1駅先の徒歩圏内にあるので、レジャーや買い物などで困ることはありません。

なお、新丸子駅は2026年の完成を目指して、リニューアル工事が進められています。「シンマルコブレンド」をコンセプトに、地域、世代、暮らし、遊びの4つの要素をブレンドさせて、新たな魅力を生み出すことを目指しています。

新丸子駅周辺の交通アクセス

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新丸子駅は、各駅停車しか止まらない駅です。しかし、新丸子駅周辺は、意外と交通アクセスが良好なエリアだといえます。ここからは、新丸子駅周辺の交通アクセスについて見ていきましょう。

2路線が使えて都心への移動が快適

新丸子駅は、東横線と目黒線の2路線が使える駅です。東横線の上りは、東京メトロ副都心線と直通運転を行っているため、新宿三丁目駅、池袋駅まで乗り換えなしで移動できます。

また、目黒線は、目黒駅より先は東京メトロ南北線と都営地下鉄三田線に乗り入れています。そのため、永田町駅や大手町駅といった都心部へ、乗り換えなしでの移動が可能です。

徒歩圏内の武蔵小杉駅も利用可能

新丸子駅は各駅停車しか止まらないため、交通の面で不便と思われる人もいるかもしれません。しかし、多くの路線を利用できる武蔵小杉駅が、新丸子駅から徒歩で10分もかからない距離にあります。

武蔵小杉駅は、東横線の特急・通勤特急・急行および、目黒線の急行・準急の停車駅です。さらに、JRの南武線、湘南新宿ライン、横須賀線、成田エクスプレス、相鉄・JR直通線の停車駅でもあります。

そのため、武蔵小杉駅を併せて利用すれば、さまざまなエリアへ乗り換えることなく移動でき、利便性は格段に上がります。

新丸子駅周辺の子育て環境

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落ち着いた雰囲気の新丸子駅周辺には、子育て世代のファミリーもたくさん住んでいます。ここでは、新丸子駅周辺の子育て環境について紹介します。

子育て世代ファミリーにとって便利な施設が多い

新丸子駅周辺には多くの保育園があり、子育て世代のファミリーにとっては住みやすい街といえるでしょう。また、新丸子駅から徒歩2分の場所には、年齢の違う子どもたちが活発に交流している「新丸子こども文化センター」という施設もあります。

この施設は、地域児童の健全育成を目的に造られました。外国の言葉にふれることができる「世界のことばであそぼう!」や、マイナーなスポーツであるボッチャを楽しむ「みんなでボッチャ」など、ユニークなイベントが定期的に開かれています。

大学病院があるので、いざというときに安心

新丸子駅から徒歩4分の場所に、372床の病床を持つ「日本医科大学武蔵小杉病院」があります。

小児科をはじめ、小児外科、新生児科といった多くの診療科が用意されており、地域医療を担っています。24時間の救急対応も行っているので、万一の事態があっても安心です。

新丸子駅周辺の治安

新丸子駅周辺は、比較的治安が良いエリアです。駅近くには、夜遅くまで営業しているスーパーやお店が多く存在し、道は明るく人通りも少なくありません。また、昔からのご近所付き合いが盛んな土地柄であることも、治安の良さに関係しているといわれています。

ただし、新丸子駅の近くにある多摩川の河川敷は、夜になると周囲は暗くて人通りも少なくなるので、注意が必要です。

新丸子駅周辺の自然環境

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川沿いの街としても知られている新丸子駅周辺。ここからは、新丸子駅周辺の自然環境について見ていきましょう。

駅の近くには多摩川が流れる

新丸子駅から綱島街道に出て少し歩けば、多摩川の河川敷に出ます。春から初夏にかけては、川面を渡る風を受けながら散策できますし、「多摩川サイクリングロード」でサイクリングを楽しむことも可能です。

新丸子駅からほど近い丸子橋のほとりでは、多摩川河川敷の新たな活用を考える「丸子橋リバーサイドジャンボリー」という社会実験が、2027年3月まで開催予定です。開催中は定期的に、盆踊りやランタンの打ち上げといったイベントが盛りだくさんです。

会場には、親子で楽しめる巨大なスライダーやトランポリンなどのアトラクションが設置されることも。また、バーベキューをしたり、キッチンカーで食事を楽しんだりすることもできます。

広大な緑地は地域住民の憩いの場

「等々力緑地(川崎とどろきパーク)」は、新丸子駅から徒歩で約15分の距離にあります。広さは約43万6,000平方メートルと、東京ドームの9個分以上の面積を誇る広大な緑地です。四季折々の自然を楽しむことができ、家族連れや散歩を楽しむ人々でいつも賑わっています。

緑地内には、Jリーグの川崎フロンターレが本拠地とする陸上競技場「Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu」をはじめ、野球場やテニスコートなど、多種多様な運動施設も整備。都市部にありながらも、自然とスポーツを楽しめるこの緑地は、川崎市民にとって大切な憩いの場所となっています。

新丸子駅周辺でのショッピングやグルメ

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新丸子駅は大きな駅ではありませんが、駅の周辺には生活に役立つ店舗が存在しています。ここでは、新丸子駅周辺でのショッピングやグルメについて紹介します。

昔ながらの雰囲気を残す商店街

新丸子駅周辺には、新丸子駅西口の「イダイモール」「西口通新栄会」「ウィズモール」、駅東口の「東栄会」の4つの商店街があります。どの商店街も、下町らしさと昔ながらの雰囲気を残しています。

新丸子駅には「東急ストア新丸子店」が直結。営業時間は6時から24時までと長いため、急な買い物でも困ることはないでしょう。

大きな買い物をしたいときは、徒歩圏内にある武蔵小杉駅周辺まで行くのもひとつの手です。駅周辺には「武蔵小杉東急スクエア」「グランツリー武蔵小杉」「ららテラス 武蔵小杉」といった、規模の大きなショッピングモールがあります。

高架下にある人気のグルメスポット

新丸子駅の東側には、西側と比べて飲食店が多くあります。チェーン店もありますが老舗の個人店も多く、大衆的な居酒屋や食堂、喫茶店、レストランなど、種類もさまざまです。

また、新丸子駅と武蔵小杉駅のあいだの高架下には、複数の飲食店が並ぶ「グルメストリート」があります。どのお店もクオリティが高く、休日には行列ができる所もあるようです。

駅は小さいながらも、便利に生活できる新丸子駅周辺

東横線の渋谷駅と横浜駅のほぼ中間に位置する新丸子駅。新丸子駅周辺には多摩川があり、自然に親しみながら生活できます。また、隣の武蔵小杉駅も徒歩で行ける距離にあるので、利便性が高いエリアです。

地域の雰囲気は、実際にその場所に行ってみないとわかりません。この記事を読んで新丸子駅周辺に興味を持たれたら、ぜひ現地を訪れてみてはいかがでしょうか。

掲載店舗・施設・イベント・価格などの情報は記事公開時点のものです。定休日や営業時間などは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。

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