
シンプルにして究極、やみつきクッキー缶
渋谷で48年愛されてきた喫茶店「青山茶館」。そのレトロな面影を受け継ぎ、2020年にオープンした「喫茶サテラ」もまた、香り高いコーヒーとフードになごむ人々の憩いの場になっている。サテラのスイーツといえばまろやかなプリンが知られているけれど、新たに仲間入りして話題をさらっているのがクッキー缶。理想を求めて試行錯誤を繰り返すこと4年ほど。素材、配合、混ぜ方、焼き加減など、あらゆる組み合わせを試して、ついにシンプルにして究極のクッキー缶が完成したという。ふたを開けるとバターの幸せな香りがふわり。中に収まるのは潔く1種のみで、飾り気ない長方形のクッキーは、選び抜いたフランス産発酵バター、カソナード(フランスのブラウンシュガー)、ゲランド塩などを使い手作りされる。黄金色の一枚を頬張るとザクホロ、クリスピーと儚さが共存する心地いい食感。香ばしさと深いコク、甘さ、塩気のバランスが絶妙で素朴でいて上品。伸ばす手が止まらなくなってしまう。
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これまで周年記念などで出ることはあったが、さらに進化して完成。 10月にお目見えするや瞬く間に人気となった「クッキー缶」¥3,680。昨夏からテイクアウト用「プリン」(¥550)もスタート。
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■喫茶サテラ
・住所:渋谷区渋谷1-7-5 青山セブンハイツ1階
・電話:080-8444-4243
・営業時間:9:00~22:00 (21:30L.O.)
・休:不定休
・渋谷駅より徒歩6分
※クッキー缶はない時もあるので、事前にインスタグラム(@kissa_satella)で確認を。
chico ◉チコ
スイーツライター、コーディネイター。ガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。共著書に、『東京最高のパティスリー』(ぴあ)。
(撮影= 星川洋嗣・スタイリング=田口恵美・文=chico)
※この記事は2026年2月号の内容を再編集しています
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「ラテン語で“あいさつ”のこと。人々が出会い、行き交う場(駅)を象徴しています。東急線沿線は、まだまだ意外な街の表情や人々の魅力にあふれています。
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