
大井町駅から徒歩4分の場所にある「Canal brewing(カナルブルーイング)」。
年間2,000種類以上のクラフトビールを飲んでいる、大井町出身のオーナー濱口さんがセレクトしたビールが飲めるスタンディングバーです。

もともとクラフトビールが好きだった濱口さんが、より一層心引かれたのは10年ほど前。アメリカで飲んだクラフトビールのおいしさに感動し、それからよく飲むように。
日本にもおいしいものがたくさんあることを知って、「日本中のおいしいクラフトビールを多くの人に知ってもらいたい」という思いから、2023年5月にこの店をオープンしました。

「クラフトビールの魅力はそれぞれが持つ豊かな個性」と濱口さん。
クラフトビールは、さまざまな材料を使い、小さい醸造所で手塩にかけて造られるので、色や香り、味のバリエーションが豊富。おいしさや意外性に驚き、感動することもあるのだそうです。

店ではタップで注ぐオリジナルのビールと、缶のクラフトビールを「最高においしい状態」で提供してもらえます。


頻繁にラインアップが変わるので、その時にしか飲めない、一期一会なところも魅力。
どのビールを飲もうかと迷っている人には、スタッフが好みを聞いて提案してくれます。
「おすすめしたビールがお客さまの好みと合致して、『おいしい!』と言われたときが、何よりうれしいです!」

お客さまは、地元に住む人や働いている人を中心に、年齢も性別もさまざま。
仕事や食事の後に立ち寄る人、一人静かにビールに向き合いじっくり味わう人、飲み会帰りのグループなど、過ごし方もいろいろ。
クラフトビールを通じた交流の場として、週末にはお客さまを集めたイベントを開催。ランニングをして銭湯に寄った後にクラフトビールを楽しむ企画など、近隣の銭湯や飲食店とのコラボ企画も行っています。

2024年11月には沖縄に「カナルブルーイング那覇店」をオープンしました。
昼間は会社員として仕事をしているという濱口さん。
休みがない生活のようですが、心身の疲れはたまらないのでしょうか。

「クラフトビールの仕事が本当に楽しくて、ストレス解消になっているので、疲れません。お店の営業もビール選びも、ワクワクしながらやっています。」
店を出す場所は大井町と決めていたのだそう。
「JR、東急線、りんかい線の、鉄道3路線が通り、便利なのに下町のような気さくな雰囲気が残るこのまちが大好き!この先、まちが発展しても、個人店が残る面白いまちの雰囲気は変わらないでほしいです。」

目標は、自分たちで設備を持って、大井町でクラフトビールを造ること。
大井町が「日本初のビール工場発祥の地」という説があることを知り、その気持ちはさらに大きくなっています。
「このまちで造ったクラフトビールが、まちを盛り上げ、まちの魅力を多くの人に伝える一端になれたらうれしいです。」
濱口さんにセレクトしてもらったクラフトビールを味わってみませんか。
感動のおいしさに出合えるかもしれません。


【営業時間】
月~金曜17:00~23:00(L.O.22:30)、土曜14:00~23:00(L.O.22:30)、日・祝日14:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:インスタグラムのカレンダー参照
※支払いはキャッシュレスのみ
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
■Instagram
@canal_brewing_ooimachi
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