田園都市線でパン屋巡り!沿線の人気のベーカリーから6店ご紹介

東急公式サイト編集部

2025/12/1

田園都市線は、東京都渋谷区の渋谷駅から、神奈川県大和市の中央林間駅を結ぶ、全長31.5キロメートルの路線です。ショッピングエリアにもビジネスの中心地にもアクセスしやすく、沿線には商業施設はもちろん、閑静な住宅街や自然も多いバランスの良さが人気の理由でしょう。

そんな田園都市線の沿線には、途中下車しても行きたいパン屋が豊富。今回はそんな田園都市線沿いの人気のパン屋からピックアップしてご紹介します。

TOLO PAN TOKYO(池尻大橋駅)

TOLOPAN.jpg

「TOLO PAN TOKYO」は、独創的で個性豊かなパンがそろうベーカリー。珍しいシフォン型で、所在地の名を冠した食パン「東山」や、ブリオッシュ生地を使い大判焼きの形をしたあんぱん「モダアン」など、ネーミングや形のユニークさも魅力。あえてすべてのパンを異なる形にしているのもTOLO PAN TOKYOの特徴で、並んだパンの形や名前から、どんな味なのか想像するのも楽しみのひとつです。

そんな中でおすすめしたいのは、スペシャリテとなっている「クロワッサン」。パリパリが小気味いい外側と、中のもちっとした食感のコントラストにうっとりしてしまいます。中の折り重なった層も、眺めていたくなるような美しさ。また、外はザクザク、中はもっちり、チーズのコクがある生地で、スパイシーなカレーを包んだ「カレーパン」もおすすめ。食べれば、「ここのカレーパンを食べずにカレーパンは語れない」というパン好きがいるのもうなずけるでしょう。

お昼ごろには売り切れが続出するという人気のベーカリー。パンは電話やLINE、公式アプリなどで予約できる場合があるため、お目当ての一品を確実に手に入れたい人は利用してみては。

<施設情報>
住所 東京都目黒区東山3-14-3
TEL 03-3794-7106
営業時間 8:00~17:00
定休日 火・水曜
URL https://tolotokyo.com/

Gian Franco(用賀)

Gian Franco.jpg

100年以上にわたって受け継がれてきた、天然酵母種を使用するパンが評判の「Gian Franco」。店名は1923年に北イタリアで創業した名門のパネテリア(ベーカリー)、「FAGNOLA」3代目Gian Franco Fagnola氏の名前に由来しているそうです。改装を終えたばかりの店内は、まさにイタリアのパネテリアを訪れたかのような雰囲気。

パンはすべてGian Franco氏が監修しており、フォカッチャやグリッシーニといったイタリアでおなじみのパンをはじめ、Gian Franco氏オリジナルのパンが数多く並びます。その中でも、日本人の好みに合うようにと考案された「空飛ぶ食パン」は、耳まで柔らかい「ふわとろ」の食感が特徴。雲のような柔らかさからつけられた名前かと思いきや、焼き上がった後に吊るす製法が由来とのこと。ほんのり甘い食パンは、パンナイフなしでも簡単にちぎれます。店内には、バニラとオレンジピールが香る「ジャンクロワッサン」や、ライ麦と小麦を使った「バーバリアグランデ」など、歴史あるコンクールへの出品作品も。

人気商品のバゲットは10時・13時半・15時に焼き上がるため、焼き立てをゲットしたい人はこの時間を狙ってみては。

<施設情報>
住所 東京都世田谷区用賀4-14-21
TEL 03-6432-7317
営業時間 10:00~18:00
定休日 月・火・水曜
URL https://www.gianfranco.jp/

パオン昭月(駒沢大学)

「パオン昭月」は、住宅街の中にたたずむ、地域で愛されるパン屋さん。昭和レトロを感じる店内には、散歩途中のお年寄りから下校したばかりの小学生まで、世代を問わずひっきりなしにお客が訪れます。

バラエティ豊かなパンが数多く並ぶことが特徴で、そのラインアップはなんと100種類以上だとか。コロッケやハムカツなどをコッペパンで挟んだ総菜パンが人気ですが、ハード系やペストリーといったおしゃれなパンも豊富で、さらにアップルパイやシュークリームといった洋菓子にも定評があります。

その中でも一番人気の「生クリームあんぱん」は、毎年10月~5月初旬の限定販売。ふっくらしたパンの中にこしあんと生クリームがたっぷり入り、和洋のハーモニーがぜいたくな一品。ボリュームがあるのにいくつでも食べられそうな絶妙な甘さは、芸能人にもファンが多いというのも納得です。生クリームあんぱんは、販売期間中は毎日午前中の早い時間に売り切れてしまうそう。確実に手に入れたい人は、前日までに予約がおすすめです。

<施設情報>
住所 東京都世田谷区駒沢2-18-11
TEL 03-3421-4831
営業時間 7:00~19:00
定休日 日曜
URL https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131707/13118858/

はたけベーカリー(鷺沼)

「はたけベーカリー」は、福祉事業所はたけワークが展開する、農場直営のベーカリー。毎日20種類以上のパンを焼くとのことで、店内には「メロンパン」や「クリームパン」「コッペパンサンド」といった、菓子パン・総菜パンがずらりと並びます。「ドーナツ」や「アップルパイ」といった、スイーツのメニューも見逃せません。豊富なラインアップにどれを選ぶか迷いますが、価格もお手頃なので、いつに間にかトレーが山盛りになってしまいそう。ふかふかでもっちりした生地のパンは、子どもからお年寄りまで誰にでも食べやすく、おやつにも食事にもぴったりです。

生産拠点となっている「はたらく農園」から届く新鮮野菜を加工したパンも人気で、その時々の旬の味わいが楽しめます。実はパンだけでなく、新鮮野菜やお弁当、お総菜などの販売もあるはたけベーカリー。訪れればパン派もごはん派も、大満足すること間違いなしです。

<施設情報>
住所 神奈川県川崎市宮前区有馬9-5-15
TEL 044-948-8785
営業時間 10:00~16:00
定休日 月・日曜、祝日
URL https://hatakework.com/bakery

Bio Complet(たまプラーザ)

Bio Complet.jpg

「Bio Complet」は、オーガニック全粒粉のパン専門店です。全粒粉のパンというとハード系のパンを思い浮かべるかもしれませんが、Bio Completのパンは特殊な製法で作られていて、もちもち柔らか。長時間熟成発酵でうまみをじっくり引き出しており、素材そのもの力を感じることができます。一番人気の「塩パン」は、ほんのりとした塩気と、噛むとあふれるバターが絶妙。軽く温めることで、バターが染みたパンの底がカリっと香ばしくなり、おいしさが倍増するのだとか。香り高い「シナモンロール」や、チョコチップがたっぷりの「オーガニックチョコの白パン」もぜひ味わいたい人気商品です。

「日常に食べるパンだから安心・安全にこだわっている」とのことで、自家製粉の全粒粉はもちろん、塩やナッツ、フルーツなど、材料はできる限りオーガニックを使用。乳製品や砂糖の使用も明記されているほか、パンはすべて卵不使用のため、アレルギーがある人でも安心してパンを選べるでしょう。

<施設情報>
住所 神奈川県横浜市青葉区美しが丘2-18-15 陽輪台たまプラーザ1F
TEL 045-902-0888
営業時間 9:15~19:00
定休日 月・火曜(祝日の場合は営業)
URL https://biocomplet.sakura.ne.jp/index.html

シニフィアン シニフィエ(オンライン)

シニフィアンシニフィエ.jpg

「シニフィアン シニフィエ」は、かつて「パン屋激戦区」の世田谷に店を構えていた、オンラインのブーランジェリーです。よりおいしいパンを届けるには、焼き立てを急速冷凍する形がベストだとして、2023年にオンラインショップでの冷凍パン販売に舵を切りました。パン好きなら知らぬ人はいない名店だっただけに、実店舗の閉店時には惜しむファンが連日列をなしたとか。

シニフィアン シニフィエのパンは、小麦、酵母、水、と材料すべてにこだわり抜き、長時間発酵によって素材の持つうまみや風味をじっくり引き出しました。発酵の際に生まれる気泡をあえて残すことで、食べたときの芳醇な香りにつながっています。どれを選んでいいか迷う人は、国産小麦を使ったもっちりの「オ ドゥ ブレ」、9種の雑穀のぷちぷち食感が楽しい「パン オ セレアル」など、人気の4種類のパンを詰め合わせた「おすすめパンセット」を試してみては?そのまま食べるのはもちろん、料理とワインとの組み合わせを迷うのも楽しみのひとつです。

<施設情報>
URL https://signifiantsignifie.com/

田園都市線沿いでお気に入りのパン屋を見つけよう

今回は田園都市線沿いのパン屋からピックアップしてご紹介しました。通勤や通学で田園都市線をよく利用していても、意外に降りたことのない駅は多いもの。この機会に気になる駅で降りて、お気に入りのベーカリーを見つけてみませんか?

掲載店舗・施設・イベント・価格などの情報は記事公開時点のものです。定休日や営業時間などは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。

東急公式サイト編集部

東急・東急電鉄公式サイトの編集部です。東急株式会社や東急グループのサービス、イベント、東急線沿線のまちなど、東急ならではの情報を幅広くお届けします。