中央林間駅周辺の住みやすさを解説!都心へのアクセスが便利な街

東急公式サイト編集部

2025/6/7

中央林間駅は、神奈川県大和市の北に位置する駅で、田園都市線、小田急江ノ島線の2路線を使うことができます。

ここでは、中央林間駅周辺の特徴をはじめ、住みやすさを支えている交通アクセス、子育て環境、自然環境、そしてショッピングなどの街の情報を紹介していきしょう。

中央林間駅周辺の特徴

中央林間駅は、南北に長い神奈川県大和市の北に位置しています。1929年に小田急江ノ島線の駅が開業。その後、東急による「東急多摩田園都市」開発構想にもとづいて大規模な開発が進められ、1984年には田園都市線が中央林間駅にまで延伸されました。

なお、中央林間駅周辺には、生活を彩る商業施設や店舗が多くあります。また、公共施設も充実しており、図書館や市役所分室、公民館、コミュニティセンターなどが、駅周辺から近隣エリアにかけて存在しています。

駅から少し離れると、そこは閑静な住宅街です。都会の喧噪(けんそう)から離れた静かな環境は、子育て世代のファミリーにはぴったり。また休日を自宅で静かに過ごしたい人にも過ごしやすいでしょう。

中央林間駅周辺の交通アクセス

pixta_12372843_M.jpg

ここからは、中央林間駅周辺の交通アクセスを、電車、バス、車のそれぞれについて紹介しましょう。

田園都市線の始発駅だから、通勤時に座れる可能性が高い

中央林間駅に乗り入れている2路線のうち、田園都市線は中央林間駅から渋谷駅までを結ぶ路線です。急行列車に乗れば、渋谷駅までスピーディーに移動できるのが魅力。

また、中央林間駅は始発駅なので、シートに座れる可能性が高いというのも大きなメリットでしょう。田園都市線は東京メトロ半蔵門線と直通運転しているため、地下鉄を使った都心部へのアクセスも良好です。

もうひとつの路線である小田急江ノ島線は、新宿駅と小田原駅を結ぶ小田急小田原線の相模大野駅から分岐し、片瀬江ノ島駅へと向かう路線です。

快速急行を利用すれば、新宿駅まで乗り換えなし。比較的短時間で都心部まで移動できます。下り線を使えば少ない乗り換えで片瀬江ノ島駅まで行けるので、海辺での休日を気軽に楽しめます。

バスを使えば、市内の移動が便利に

大和市内ではバス路線が数多く運行されています。電車に加えてバスを利用すれば、市内の移動がもっと便利になるでしょう。

中央林間駅には大和市のコミュニティバス「のろっと」と「やまとんGO」が運行しており、市役所や市立病院、公園、学校、ショッピングモールなどを巡回しています。運賃は、のろっとが100円、やまとんGOが150円とリーズナブル。未就学児は無料で利用可能なので、小さな子どもとのお出かけの際には心強い味方となります。

東京近郊の大動脈へ、車でスピーディーにアクセスできる

中央林間エリアは、車での移動も便利です。中央林間駅を起点とすると、国道16号まで約2キロメートル、さらにその先で東名高速道路、保土ヶ谷バイパス、国道246号に乗り入れ可能に。これらの道路を利用すれば、東京方面にも横浜方面にもアクセスしやすく、東名高速道路で都心や伊豆方面などへのレジャーにも気軽に出掛けられます。

ただし、これらの道路は曜日や時間帯によっては渋滞するので、車でお出かけの際には交通情報をチェックすることをおすすめします。

中央林間駅周辺の子育て環境

307_市民交流拠点ポラリス.JPG

東京のベッドタウンである中央林間には、子育て世代のファミリーもたくさん住んでいます。ここでは、中央林間駅周辺の子育て環境について紹介します。

親子で利用できるスポットが充実している

中央林間駅周辺には、親子で利用できるスポットがいくつかあります。

例えば、中央林間駅から徒歩3分ほどの場所に位置する「大和市市民交流拠点 ポラリス」は、大和市が運営する市民のための交流拠点として、2018年にオープンした屋内施設です。館内には乳幼児とその保護者を対象とした親子交流テラス、プレイルームがあります。平日には子育てアドバイザーが常駐しており、日によっては看護師や栄養士も参加しているので、子育てに関する幅広い相談も可能です。

また、ポラリスには2023年3月に「旧緑野青空子ども広場」と一体でリニューアルオープンした「星の子ひろば」が併設されています。東側はロングスライダーをはじめとする大型遊具が設置されたエリアです。一方の西側は、土や木にふれることができる公園がコンセプト。地面の舗装を最小限にし、ツリーハウスやターザンロープなどの木製遊具を使って、自然の温もりと手触りを直接感じられるように工夫されています。

総合病院のほか、各種クリニックも多い

中央林間エリアは、医療機関も充実しています。中央林間駅から徒歩2分ほどの「中央林間病院」は、109床の病床を持ち、24時間の救急対応も行っている中規模の総合病院です。また、中央林間駅周辺には小児科をはじめ、内科、外科、眼科、歯科などのクリニックが数多くあります。

小さな子供はちょっとしたことで体調を崩したり、急な発熱に苦しんだりしやすいものです。そのようなときに、何でも相談できる医療機関を見つけておけば安心でしょう。

中央林間駅周辺の自然環境

さくらの散歩道 yuya yasuda.JPG

自然が身近にあるというのも、中央林間の大きな魅力です。中央林間駅周辺の自然環境について見ていきましょう。

駅の徒歩圏内に緑地が広がる

中央林間駅から徒歩10分ほどの距離の、大和市と相模原市との市境にまたがる「中央林間自然の森」は、広さ5万6,000平方メートル、東京ドームの約1.2倍もの面積を持ちます。多くの野鳥が見られることから、1991年に公募した「かながわの探鳥地50選」では、1位に選定されました。

中央林間駅から約1kmの距離にある「宇都宮記念公園」は、市街地に残る緑をできるだけ保全した緑地です。全体が3つのエリアに分かれ、それぞれに個性ある公園として整備されています。その中でも「仲よし広場」は、木立の合間に木製の遊具が設置されているので、多くの子供たちに親しまれています。

桜の名所でもある自然豊かな遊歩道

中央林間エリアには、お散歩が楽しい遊歩道も存在しています。
中央林間駅をはじめ、つきみ野駅や南町田グランベリーパーク駅からも徒歩で行ける「さくらの散歩道」は、ソメイヨシノをはじめとした多くの種類の桜が楽しめる約1.7キロメートルの緑道。明治時代に、日本初といわれる近代水道が造られたときの水道管が埋設されたルートの一部です。春になると多くの人が訪れます。

中央林間駅周辺でのショッピングやグルメ

201512 エトモ中央林間_13.jpg

中央林間駅周辺には店舗が多くあり、日常の外食やお買い物に困ることはないでしょう。

駅直結の「エトモ中央林間」には、多くの飲食店のほか、雑貨店や書店などが入っています。中央林間駅から連絡通路を進んだところにある「中央林間東急スクエア」では、アパレルや雑貨、カフェ、スイーツなどのおしゃれな店舗が並ぶほか、1階にはスーパー「東急ストア中央林間店」があります。スーパーは23時まで営業しているので、仕事からの帰りが遅くなっても、買い物を済ませることが可能です。

さらに、中央林間駅から徒歩10分圏内に、ドラッグストアや100円ショップ、スーパー、美容院が入っている「ラプラ中央林間」、スーパーやホームセンターが集合したショッピングモール「りんかんモール」があります。車を使うと、中央林間駅から約10分圏内に「イオンモール大和」「イオンモール座間」「南町田グランベリーパーク」と、3つの大きなショッピングモールがあるのも魅力です。

住みやすさが光る中央林間駅周辺

中央林間は、自然が残る閑静な環境が広がる一方、駅周辺には商業施設や公共施設、病院などが集中しています。つまり、都会の喧噪から離れていながらも、生活が便利で都心部へのアクセスも良いエリアだといえます。

この記事を読んで、中央林間駅周辺に興味がわいたら、現地を訪れて実際の街並みを体感したり、生活環境を確認したりしてみてくださいね。

掲載店舗・施設・イベント・価格などの情報は記事公開時点のものです。定休日や営業時間などは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。

東急公式サイト編集部

東急・東急電鉄公式サイトの編集部です。東急株式会社や東急グループのサービス、イベント、東急線沿線のまちなど、東急ならではの情報を幅広くお届けします。