東急100周年ロゴ

TOKYU百年絵巻

東急グループは、
おかげさまで100周年を迎えます。
これまでの歩みを振り返るとともに、
この先の取り組みをご紹介します。

TOKYU百年絵巻

1922年
目黒蒲田電鉄株式会社設立

目黒蒲田電鉄株式会社設立

住宅地と都市部を結んで東急グループは走りだした。

1922年9月2日、東急株式会社の前身である目黒蒲田電鉄株式会社は、渋沢栄一らにより設立された田園都市株式会社が開発していた住宅地と東京市部を結ぶ鉄道会社として発足しました。

1923年
多摩川台住宅地 現 田園調布

多摩川台住宅地 現 田園調布

自然と都市が調和した理想的なまちづくりを目指して。

第一次世界大戦後の好景気により東京市部では人口が急増し、住環境が悪化。欧米をモデルにした理想的な田園都市を目指して、現在の洗足や田園調布付近から開発に着手しました。

1934年
東横百貨店開業

東横百貨店開業

関東初の私鉄直営ターミナルデパートは家族連れ、会社帰り、たくさんの買い物客でにぎわった。

私鉄直営のターミナルデパートとしては関東初となる東横百貨店を開業。買い物の利便性が向上し都心と郊外を結ぶ乗換駅だった渋谷が今日のように発展する契機となりました。

1951年
ひばり号運行開始

ひばり号運行開始
※ 撮影:赤石定次

今のスクランブル交差点を見下ろす空中遊覧が楽しめた。

東横百貨店(旧東急百貨店東横店・東館)と玉電ビル(同・西館)の屋上を結ぶ「空中ケーブル ひばり号」が運行開始。今のスクランブル交差点を見下ろす遊覧を楽しむことができました。

1953年
城西南地区開発構想を発表

城西南地区開発構想を発表

戦後の人口増加を見据えて東京近郊での新たな宅地の供給を目指した。

戦後の深刻な住宅不足のなか、東京近郊の広大な丘陵地に都心との交通幹線を敷き住宅地を開発する、現在の東急線沿線のまちづくりの礎となる「城西南地区開発趣意書」を発表しました。

1953年
多摩田園都市開発

多摩田園都市開発

民間企業主体として国内最大規模の開発がはじまった。

1953年以来、約半世紀にわたり続いている多摩田園都市の開発総面積は約5,000haにも及び、そのスケールは民間企業主体の開発としては国内最大規模として知られています。

1956年
武蔵小杉東興店開業 現 東急ストア 第一号店

武蔵小杉東興店開業 現 東急ストア 第一号店

増える消費を支えるため駅前にスーパーマーケットを出店。

「もはや戦後ではない」とされ人々の購買意欲が増しているなか、商業施設の充実による地域開発の推進を目指し、武蔵小杉店を皮切りにスーパーマーケットの出店を拡大しました。

1956年
東急文化会館開業

東急文化会館開業

プラネタリウムや映画館を擁する「生活文化と娯楽の殿堂」が渋谷に誕生。

渋谷駅東側にプラネタリウムや映画館を擁する複合施設「東急文化会館」が完成するなど、駅周辺の開発を拡大。東急グループが目指す文化的なまちづくりの起点となりました。

1961年
伊豆急行 伊東~伊豆急下田間開通

伊豆急行 伊東~伊豆急下田間開通

都心に近いリゾートとして伊豆エリアを開発。

豊かさの追求を目指し、東京から3時間前後でアクセスできる伊豆エリアを国際的なリゾート地として開発するため、難工事を約2年で終え伊東から下田間の鉄道を開通しました。

1963年
東京ヒルトンホテル開業 のちのザ・キャピトルホテル東急

東京ヒルトンホテル開業 のちのザ・キャピトルホテル東急

VIPも多く宿泊した、国内初の外資系国際ホテル。

文化的な豊かさも求めて、国際交流の場として永田町に開業。国内初の外資系国際ホテルであり、海外の要人も多く宿泊しました。

1965年
渋谷東急ビル開業 1969年 渋谷東急プラザに改称

渋谷東急ビル開業 1969年 渋谷東急プラザに改称

愛され続けた、渋谷駅西口の「顔」。

渋谷駅の西口にオフィス・店舗・飲食街の複合施設としてオープン。のちに「東急プラザ」として多くのお客様に愛されましたが、2015年にエリア再開発の一環で49年の歴史に幕を閉じました。

1967年
東急百貨店本店開業

東急百貨店本店開業

渋谷のにぎわいが松濤エリアまで広がっていった。

株式会社東横は社名を東急百貨店に変更。高度経済成長下で事業拡大を進め、渋谷駅周辺だけでなくにぎわいを面として広げるために、松濤エリアに東急百貨店本店をオープンしました。

1977年
新玉川線開通

新玉川線開通

多摩田園都市エリアから都心へのアクセスがスムーズに。

多摩田園都市から都心へのアクセスとして、東急線では初の地下鉄として開通。利便性向上のため、1979年に3線(田園都市線・新玉川線・営団地下鉄※現 東京メトロ 半蔵門線)が直通しました。

1979年
ファッションコミュニティ109開業 現 SHIBUYA109

ファッションコミュニティ109開業 現 SHIBUYA109

のちにコギャル文化の聖地となる、“SHIBUYA109”誕生。

商業施設の充実によって渋谷に集まり始めていた若者に街全体を広く回遊してもらうことを目指して、道玄坂と東急本店通りに挟まれた三角地帯の再開発事業として完成しました。

1982年
たまプラーザ東急SC、たまプラーザ東急百貨店開業

たまプラーザ東急SC、たまプラーザ東急百貨店開業

暮らしに近い場所へ、郊外型百貨店がオープン。

多摩田園都市では都市機能の向上を進め、商業施設などの充実を図っていきました。都心に展開することが常識だった百貨店の郊外出店は、当時は前代未聞のことでした。

1983年
東急有線テレビ株式会社設立 現 イッツ・コミュニケーションズ

東急有線テレビ株式会社設立 現 イッツ・コミュニケーションズ

時代の先駆け「都市型ケーブルテレビ」として放送事業をスタート。

より充実した生活環境実現のため、東急線沿線を中心に情報を届ける都市型ケーブルテレビとして開局。テレビのリモコンを使ってライブで質問に答える放送など全国初の取組みも。

1989年
Bunkamura開業

Bunkamura開業

世界の多様な文化・芸術を渋谷から。

東急の文化事業を象徴する施設として開業。音楽・演劇・美術・映画を幅広く楽しめる日本初の大型複合文化施設として、渋谷の街から多様な文化を発信し続けています。

2000年
渋谷マークシティ開業

渋谷マークシティ開業

大人も楽しめる渋谷を目指して。

道玄坂方面を東西に繋ぐ歩道なども有する複合施設。“若者の街”のイメージが強い渋谷で、広く大人も楽しめる施設を目指しました。

2001年
セルリアンタワー開業

セルリアンタワー開業

能楽堂では日本の伝統芸能も楽しめる、渋谷最高層のホテル誕生。

渋谷最高層の複合施設として開業。渋谷初のラグジュアリーホテルと、地下には日本文化の粋である伝統芸能を楽しめる能楽堂を擁し、街に幅広い文化をもたらしました。

2010年
たまプラーザ テラス開業

たまプラーザ テラス開業

駅一体開発により誕生した多摩田園都市の新たなシンボル。

半世紀以上にわたり取り組んできた多摩田園都市開発のシンボル的な施設。街の活性化とともに地域コミュニティの核としての役割を果たすべく駅一体の開発行われました。

2010年
東急キャピトルタワー開業

東急キャピトルタワー開業

おもてなしの心を受け継ぐ地に、新たな歴史がはじまる。

「キャピトル東急ホテル」の跡地に、北大路魯山人ゆかりの料亭「星岡茶寮」以来この地で培われてきたおもてなしの心を受け継ぐ高層複合施設として開業しました。

2012年
渋谷ヒカリエ開業

渋谷ヒカリエ開業

渋谷ヒカリエ開業を皮切りに”100年に一度”の渋谷再開発が本格化。

“100年に一度”と言われる渋谷駅周辺再開発事業のリーディングプロジェクト。東急文化会館のDNAを引き継ぎ、文化施設を含む高層複合施設として開業しました。

2012年
東急プラザ 表参道原宿開業

東急プラザ 表参道原宿開業

ファッション・カルチャーの発信地、神宮前交差点にファッションテーマパークを。

日本のファッション・カルチャーの中心地、神宮前交差点に「ファッションテーマパーク」としてオープン。屋上には憩いの広場となる「おもはらの森」も設置しました。

2012年~
ベトナム ビンズン新都市の開発

ベトナム ビンズン新都市の開発

「多摩田園都市」での経験を活かし、海外都市でのまちづくりへ。

急速な経済成長が見込まれる、ベトナムのビンズン新都市。東急多摩田園都市で培ってきたノウハウをパッケージで輸出するという新たなプロジェクトが開始されました。

2013年
東横線・副都心線相互直通運転開始

東横線・副都心線相互直通運転開始

東京・神奈川・埼玉に直通する一大ネットワークに。

東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転化とともに、東横線渋谷駅が地下化。渋谷~代官山間の工事は東横線渋谷駅地上駅舎の営業終了後わずか一夜のうちに行なわれました。

2015年
二子玉川ライズ全体開業

二子玉川ライズ全体開業

地域の新しいシンボルとして自然と共存する、にぎわいの場に。

約30年の時を経て都内最大規模の再開発が進められていた二子玉川に、自然との共存をテーマとした地域の新しいシンボルが誕生しました。

2016年
仙台空港の民間運営開始

仙台空港の民間運営開始

「東北の空を世界の空へ」東北の交流人口増と地域活性化の起点に。

東急グループを中心とした企業連合・仙台国際空港は、国管理空港として初めて民営化された仙台空港の運営を開始。国内外と東北の文化・経済の交流起点として東北復興への貢献を目指しています。

2017年
THE ROYAL EXPRESS運行開始

THE ROYAL EXPRESS運行開始

「美しさ、煌めく 旅。」伊豆、そして北海道から地域の魅力をみなさまに。

伊豆急行「アルファリゾート21」の車両を元に、水戸岡鋭治氏がデザイン・設計した観光列車です。伊豆で、そして北海道で、地域のみなさまとともに、旅を通してその魅力をお伝えしています。  

2018年
渋谷ストリーム開業

渋谷ストリーム開業

旧東横線渋谷駅は、水辺で憩う渋谷の新たなスポットへ。

旧東横線渋谷駅のホーム、線路跡地およびその周辺地区に誕生した大規模複合施設。官民連携により渋谷川を再生、代官山方面へと繋がる遊歩道を整備し、潤いある水辺空間を創出しています。

2019年
渋谷スクランブルスクエア開業

渋谷スクランブルスクエア開業

駅直結、渋谷最高峰から最旬のカルチャーを発信。

渋谷最高峰の高さ約230mを誇り、最上部に展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」が位置する駅直結・直上のランドマーク。「最旬」のモノ・コト・トキを発信しています。

2019年
南町田グランベリーパークまちびらき

南町田グランベリーパークまちびらき

歩いてめぐる、みどりと暮らせる「まち」。

2017年に閉館した「グランベリーモール」跡地を含むエリアで、駅と商業施設・公園が隣接する特長を生かし、“パーク”として一体開発。エリア一帯を歩車分離し、バリアフリーにも配慮しています。

2019年
渋谷フクラス開業

渋谷フクラス開業

多様性という渋谷の魅力をより一層高める、新たな街の玄関口。

未来に向けて幸福を膨らませていく場所となることにその名の由来を持ち、国内外の多様な方々をお迎えする渋谷の街の玄関口として快適さや交流を生む機能を備えています。

世界へ、未来へ

世界へ、未来へ
100年間取り組んできたまちづくり。これからも美しい生活環境を創る先駆者として次の時代へ、みなさまとともに、歩んでいきます。

2023年竣工予定
東急新横浜線新綱島駅・新横浜駅

東急新横浜線新綱島駅・新横浜駅

鉄道ネットワークの広がりで新幹線駅へのアクセスも、もっと便利に。

羽沢横浜国大駅と日吉駅を結ぶ区間に連絡線を新設し、相鉄線と東急線が相互直通運転を開始。広域的な鉄道ネットワークの形成や、新幹線駅へのアクセス向上等を図ります。

2023年竣工予定
東急歌舞伎町タワー

東急歌舞伎町タワー

ホテル・エンターテインメント施設などからなる新たな観光拠点が誕生。

ホテル・映画館・劇場・ライブホールなどからなる高さ約225mの高層複合施設。都市観光の拠点として、国際観光都市東京・新宿・歌舞伎町のさらなる魅力向上に貢献します。

2023年竣工予定
渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業

渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業

グローバル対応の施設を整備し、渋谷の魅力を世界に発信。

商業・オフィス・居住環境の充実に加え、グローバル対応の生活支援施設などを整備。企業支援なども通して渋谷の街の国際競争力強化に資する都市機能を導入する複合施設です。

~20XX年
100年に一度の渋谷開発

100年に一度の渋谷開発
※ 渋谷駅街区共同ビル事業者

より自分らしく、楽しく快適に過ごせる「渋谷型都市ライフ」の実現を目指して。

渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)をはじめ、東急グループが中心となって推進する渋谷の開発は今後も続きます。「働く」「遊ぶ」「暮らす」が融合した、渋谷でしか体験できない「渋谷型都市ライフ」の実現を目指していきます。