ホスピタリティ

東急ホテルズなどの子会社を通じて、国内外でホテル・リゾート事業を手がけています。

東急ホテルズ

 東急ホテルズは「 "TOKYU COMFORT" 居心地のいいホスピタリティ」をコンセプトに、北海道から沖縄まで、 全国で46店舗12,645室を展開するホテルチェーンです。(2021年7月1日現在)

東急ホテル/ エクセルホテル東急/東急REIホテル

 フラッグシップホテルの東京永田町「ザ・キャピトルホテル 東急」は、全室45㎡以上とゆとりある広さの客室、庭園を眺めながら食事を楽しめるレストランなど、心やわらぐ上質な時間を提供しています。また、渋谷のランドマークである「セルリアンタワー東急ホテル」は、全室19階以上の高層階から東京の夜景を一望でき、都心にいながら静寂で優雅なひとときをお過ごしいただけます。
 2020年6月には歴史的建造物や最先端を体験できるスポットが共存する街・横浜みなとみらいに「横浜東急REIホテル」を開業しました。オフィスやライブハウス型ホールなどからなる複合施設内にあり、ミレニアル世代をメインターゲットとした刺激とくつろぎがシームレスにつながるライフスタイルホテルです。また、同じく6月に東京から約45分、東海道新幹線・三島駅南口徒歩1分という利便性の高い立地に「富士山三島東急ホテル」が開業しました。富士・箱根・伊豆の周遊観光の拠点となる絶好のロケーションで、部屋や展望温浴施設からも富士山を堪能できます。地元食材を生かした食事も楽しめるアーバンリゾートホテルです。
 持続可能な社会の実現に向けた取り組みとしては、お客さまがご使用にならなかったアメニティの費用相当分を地球の緑化活動に寄付する「グリーンコイン」制度などを積極的に推進することで“地球にやさしいホテル・まちにやさしいホテル・ひとにやさしいホテル”を目指していきます。
 昨今の新型コロナウイルス感染症に対しては「新しい生活様式」に対応したガイドラインを定め、マスク着用や消毒、館内の換気など、お客さまのご協力のもとで感染拡大防止に取り組んでいます。

  • ザ・キャピトルホテル 東急
    ザ・キャピトルホテル 東急
  • 富士山三島東急ホテル
    富士山三島東急ホテル
  • 横浜東急REIホテル
    横浜東急REIホテル

新規開業予定のホテル

京都/(仮称)京都元白川小学校跡地ホテル計画

2022年7月開業(予定) 客室/168室(予定)

100年以上の歴史を刻んできた元京都市立白川小学校跡地に位置し、周辺に文化拠点が点在する、観光地としての華やかさと市民生活が共存するありのままの京都を味わえる立地です。滞在することが目的になる、京都の文化を感じられるホテルを目指します。京都に根差した本物の文化に触れる体験アクティビティや、非日常のシーンを感じられるプライベートバスなど、ただ泊まるだけでない体験価値をご用意します。

新宿/(仮称)歌舞伎町一丁目地区開発計画

2022年度竣工(予定) 客室/約600室(予定)

世界有数の都市観光拠点である新宿歌舞伎町エリアに、街とのつながりを持ったライフスタイルホテル約500室と、ラグジュアリーブティックホテル約100室を計画しています。地上約100~200mに位置する客室階からは東京の眺望を堪能でき、下階に出店する映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメント 施設と連動することで、新しい都市文化体験を提供します。

札幌/(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画

2023年12月開業(予定) 客室/約470室(予定)

国内有数の繁華街・札幌すすきのの玄関口「すすきの交差点」に面する立地と、 札幌市営地下鉄すすきの駅直結という利便性を生かした、商業店舗、シネマコンプレックス、ホテルからなる大型複合施設の7~18階に出店します。宿泊客も 地元の方も自由に過ごせる交流空間を提供し、お客さまが集い・働き・遊べる、 新たなレジャーの拠点でありビジネスにも選ばれるホテルを目指します。

東急バケーションズ

 第二のわが家のようなくつろげる空間で、家族や 友人と過ごすことはもちろん、テレワークなどを合わせたシームレスな時間を、自由にゆったり過ごせる「居心地のよさ」を大切にした会員制リゾート事業を行っています。北は北海道、南は沖縄まで全国17カ所(2021年7月1日現在)の施設で、新規施設としては、2019年11月に大阪エクセルホテル東急の15階に「東急バケーションズ大阪御堂筋」が、2020年6月には富士山三島東急ホテルの12階に「東急バケーションズ富士山三島」が開業しました。気軽に1泊から長期滞在まで、ホテルとは違う、よりプライベートなご利用が可能です。
 お客さまの生活スタイルやニーズの変化に鑑み、2022年度からご利用いただける新商品もご用意し、今後も充実したバケーションライフの実現に向けて、新しい取り組みを行っていきます。

  • 東急バケーションズ大阪御堂筋
    東急バケーションズ大阪御堂筋
  • 東急バケーションズ富士山三島
    東急バケーションズ富士山三島
ゴルフ事業
エメラルドコーストゴルフリンクス
エメラルドコースト
ゴルフリンクス

 当社は子会社を通じ、国内に6カ所のゴルフ場を展開しています。社交の舞台として名高いゴルフ場から、身近なスポーツ・レジャーとして楽しんでいただけるゴルフ場まで、それぞれの特性を生かしながら、お客さまのニーズにあった質の高いゴルフライフを提供しています。

ゴルフ場一覧
スリーハンドレッドクラブ(神奈川県)
ファイブハンドレッドクラブ(静岡県)
東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)
東急グランドオークゴルフクラブ(兵庫県)
グランドオークプレイヤーズコース(兵庫県)
エメラルドコーストゴルフリンクス(沖縄県)
まいぱり 宮古島熱帯果樹園
トロピカルガイドツアー
トロピカルガイドツアー

 当社および子会社の宮古観光開発は、沖縄県宮古島市で「まいぱり宮古島熱帯果樹園」を運営しています。「まいぱり」とは、宮古島の方言で「与那覇前浜の畑」を意味する言葉です。地元に根差した農業、観光振興を推進するため、地元産農作物の販売のほか、園内をカートに乗って散策する「トロピカルガイドツアー」などを実施しています。

国際事業(海外でのまちづくり)

 東急グループが長年培ってきた沿線開発のノウハウを生かし、ベトナム、タイ、オーストラリアの3カ国でまちづくり事業を展開しています。

ベトナムでの事業

 ベトナムは安定した政治体制や親日で穏健な国民性に加え、GDP成長率や生産年齢人口の増加など着実な経済成長が期待できることから、当社はビンズン省にて都市開発事業を、ホーチミン市ほかにて分譲住宅事業や不動産管理事業などを展開しています。不動産事業のバリューチェーンを構築し、ベトナムの都市の発展に貢献していきます。

開発が進むビンズン新都市の現況
開発が進むビンズン新都市の現況

ビンズン省でのまちづくり

 ホーチミン市の北約30kmに位置するビンズン省は、日系含む外資企業による工業団地への進出が多く、今後の発展が見込まれるエリアです。当社はベトナム企業「ベカメックスIDC」との合弁会社であるベカメックス東急を2012年に設立し、同省ビンズン新都市 (約1,000ha)内において、住宅や商業などからなる「東急ガーデンシティ」の開発を進め、日本企業としてはベトナム最大級となるまちづくりを展開しています。

住宅事業
高層マンション「SORA gardens Ⅱ」
高層マンション「SORA gardens Ⅱ」
MIDORI PARK内低層住宅「HARUKA Residence」「HARUKA Terrace
MIDORI PARK内低層住宅
「HARUKA Residence」「HARUKA Terrace

 ベカメックス東急はビンズン新都市において高品質で快適な住居を提供しています。最初に手掛けたマンションプロジェクト「SORA gardensⅠ」(全406戸)は、開発コンセプトである「ガーデン」を空中庭園や壁面緑化により実現したほか、施工品質やセキュリティ体制などジャパンクオリティにこだわり、2015年に竣工しました。2018年には三菱地所レジデンスグループと合弁会社「BTMJR INVESTMENT LIMITEDCOMPANY」を設立し、2019年から「SORA gardensⅡ」(約557戸)の開発に着手。「SORA gardensⅠ」との一体感のある外観や連続する商業空間を創造するとともに、ビンズン省では初となる全戸へのスマートホーム設備・システムを導入し、2021年5月に竣工しました。
 一方、新都市内の別のエリアで進めているエリア開発プロジェクト「MIDORI PARK」は、東急ガーデンシティで最大級の面積(約63ha)を持つ街となっています。高層コンドミニアムや低層のタウンハウス、ヴィラが統一感のある美しい街並みをつくるとともに、 敷地面積に対して緑地の割合が56%を占めるなど、緑豊かな住環境が特徴です。自然を身近に感じられるよう、エリア内には小川や四季折々の植栽を配置しています。また、低層住宅街(HARUKA)エリアには、日本式のタウンセキュリティを構築し、安心・安全で高品質な住環境を提供しています。
 2019年にはマンションプロジェクト「MIDORI PARK The VIEW」(全604戸)が竣工。さらに2020年7月にはNTT都市開発と合弁会社「H9BC INVESTMENT COMPANY LIMITED」を設立し、分譲マンション「MIDORI PARK The GLORY」が2021年に着工予定です。「MIDORI PARK」は、今後も全体の面的開発が進んでいきます。

商業

 2015年からビンズン省庁舎に隣接する新都市の中心で、商業施設「Hikari」を運営しています。2021年末にはさらにエリアを拡張する予定です。
 また2023年春には、ビンズン新都市で初の大型ショッピングセンターとなる「(仮称)SORA gardens SC(第1期)」の開業を予定しています。核テナントとして、日系の総合スーパーがビンズン新都市で初出店するほか、映画館やファッション、レストラン&カフェなどの出店を予定しており、ビンズン新都市に住む・働く・訪れる方々に、上質でスタイリッシュなライフスタイルを提供します。

「(仮称)SORA gardens SC(第1期)」外観イメージ
「(仮称)SORA gardens SC(第1期)」外観イメージ
バス事業
KAZE SHUTTLE
KAZE SHUTTLE

 ベカメックス東急の100%子会社ベカメックス東急バスが、ビンズン新都市とトゥーヤモット市街を結ぶ路線「KAZE SHUTTLE」の運行を2014年に開始しました。2016年からはビンズン新都市内を循環する路線も加わり、現在6路線11系統および市中心部と近隣ショッピングセンターを結ぶ住民向けの路線を展開しています。定時運行や安全・快適な車両の導入、お客さまへの丁寧な接客案内など日本のノウハウを活用した交通システムの定着を図っています。
 「東急多摩田園都市」のノウハウを生かした公共交通一体型のまちづくりを推進することでビンズン新都市の成長に貢献するとともに、市街地での交通渋滞が深刻化しつつあるバイク中心の社会から、公共交通機関を利用する社会への転換(モーダルシフト)に向け、先駆的に取り組んでいます。

その他のまちづくり

 ビンズン新都市では、地元の方々との文化交流や地域貢献を目的に、さまざまなイベントを開催しています。日越友好40周年を記念して2013年に実施したサッカー国際親善試合をきっかけに、サッカーを通じての親睦イベントを継続して行い、2021年5月にはベカメックス東急と川崎フロンターレが基本協定を締結。ベトナム初のJリーグクラブによるサッカースクール事業も開始します。
 また、2021年3月に開催した「東急グループジャパンフェスティバル2021」では、満開の桜を飾った花見ブースや各体験コーナーを通じて、ビンズン新都市に「日本の春」を届けました。

東急グループジャパンフェスティバル2021
東急グループジャパンフェスティバル2021
越華国際学校
越華国際学校

 外資企業が多数進出しているビンズン省において、当社と台湾系有志で「越華国際学校」を設立し、幼稚園・小学校を運営しているほか、日系医療クリニックを 誘致するなど、ビンズン省に住む外国人やその家族が安心して長期滞在できるようサポートしています。

ホーチミン市ほかでの不動産事業

 ビンズン新都市での事業経験を生かし、当社はベトナム最大の都市ホーチミン市エリアにおいても事業を展開しています。2017年には、ホーチミン市北東部のトゥドゥック区(現在のトゥドゥック市)において、現地不動産デベロッパーのフンティン社との共同分譲住宅「Moonlight Residences」(全535戸、2019年竣工)に参画しました。加えて、2021年末には市内中心部において、賃貸オフィス事業を開始する予定です。今後も引き続き、ホーチミン市ほかでの事業を展開していきます。

総合不動産管理事業

 当社は、日本で最大規模の不動産管理実績を有する東急コミュニティーと共に、総合不動産管理会社「TOKYU PM Vietnam CO., LTD.」を2019年に設立し、その傘下としてマンション管理会社「NOZOMIRESIDENTIAL MANAGEMENT JSC」を設立しました。
 急速に経済成長を遂げるベトナムにおいて、長期的な視点でさまざまな建物・施設の管理を展開し、有益で良質な社会的ストックを形成することにより、ベトナムの都市の発展に貢献していきます。

タイでの住宅事業

 タイは2017年に国家の成長戦略として「東部経済回廊(EEC)政策」を発表しており、さらなる経済成長が期待されています。当社は、EEC政策域内のシラチャにて賃貸住宅事業、鉄道網の拡充とともに都市化が進むバンコクにて分譲住宅事業を行っています。

シラチャでの日本人向け賃貸住宅事業

 バンコクより南東へ約100kmに位置するシラチャは、製造業を中心とした日系企業の進出も多く、今後も発展が見込まれるエリアです。当社は、2014年にタイ大手財閥系企業サハグループと合弁会社「サハ東急コーポレーション」を設立し、日本人向け賃貸住宅事業を推進しています。「ハーモニック レジデンス シラチャ」(全180戸)は、2016年に全館開業した駐在員家族向けの賃貸住宅です。歩車分離や緑豊かな遊歩道の設置など、安心・快適な住環境が評価され、ミキハウス子育て総研の「子育てにやさしい住まいと環境」に海外で初めて認定されました。現在、全141戸および共用施設の拡張計画を進めており、2021年9月に全32戸の竣工・開業、同年10月に共用施設の拡張オープンを予定しています。また、2020年1月には、サハグループより運営を引き継いだ単身・夫婦向け賃貸住宅「グリーンライフ」(全75室)をリニューアルオープンしました。今後も顧客視点に立った開発・運営の推進により、日本と変わらない安心・快適な住環境を提供していきます。

賃貸住宅「ハーモニック レジデンス シラチャ」
賃貸住宅「ハーモニック レジデンス シラチャ」

バンコクでの分譲住宅事業

 タイの不動産デベロッパーであるサンシリ社、サハ東急コーポレーションと共に、2017年より分譲住宅事業を展開しています。第1弾の「taka HAUS」(全269戸)と、第3弾の「THE BASE SUKHUMVIT 50」(全415戸)は2019年に竣工し、高い住宅品質や充実した共用部、快適な住環境が好評を博し、全戸完売しました。また、第2弾の「XT EKKAMAI」(全537戸)は当社タイ事業初の高層コンドミニアム開発と して、2020年10月に竣工し、引き渡しを開始しました。 地上38階建ての360°ビューのルーフトップフロアには、インフィニティプールやバーラウンジなどの豪華で充実した共用施設を完備し、都心に通勤するタイ人やタイ国内外の投資家を中心に高い評価を得てい ます。
 今後も当社のまちづくりノウハウを生かし、継続的な住宅需要が存在するバンコクで、現地パートナーと共にさらなる協働事業を検討していきます。

XT EKKAMAI
XT EKKAMAI
西豪州・ヤンチェップ地区における宅地開発事業、都市開発事業
Y・hub

 人口増加が続く西オーストラリア州の州都パースから北へ約50kmのヤンチェップ地区において、豪州企業との合弁であるヤンチェップ サン シティとセント アンドリュース プライベート エステートが宅地開発事業および都市開発事業を行っています。2022年に予定されている州政府による鉄道延伸計画も見据え、開発を推進していきます。
 また、「Clean Green Sustainable City」のコンセプトのもと、2017年から研究教育施設「Y・hub」および職業訓練学校を運営するほか、ローカルブランドの確立を目指したファームビジネスを進めています。

  • 設西豪州・ヤンチェップ地区
    設西豪州・ヤンチェップ地区
  • Y・hub外観
    Y・hub外観