ハレの日レストラン

RAMAGES Nouvelle Vie/尾山台の名店紹介

SALUS

2025/7/25

特別なときや食を心から愉しみたいときに訪れたい名店を紹介する、「ハレの日レストラン」。今回は、尾山台の一軒をご紹介します。

※この記事は「SALUS」2025年7月号の内容を再編集しています

【RAMAGES Nouvelle Vie】依田兄弟が到達した、フランス料理の集大成

 商店街の一角に構えるこちらは、シェフの依田輝明さんと弟の英幸さんが創業。輝明さんは、国内のほかに「ジャマンジョエル・ロブション」「ギー・サヴォア」などパリの星付きレストランでも料理の研鑽を重ね、1994年に前身となる「レストランラマージュ」を英幸さんとともにオープン。2023年、新天地の尾山台で「ラマージュヌーヴェルヴィ」として再スタートを切りました。

兄弟のにぎやかなやりとりに思わず肩の力が抜けるリラックスした空間で提供されるのは、経験に裏打ちされた技術を感じるフレンチクラシック。この日のメイン「オマール海老 あわび 帆立貝のポワレ」にはパセリで香りづけしたクリームソース、前菜の「冷製フォアグラのコンソメジュレ寄せ」には下にイチゴのコンポートを使い、繊細に仕上げています。料理のこだわりを輝明さんに尋ねると、「非日常を味わってもらいたいので、料理をお出しした時にお客さまが感動するような世界をつくりたいです。クラシックまでいかないけど、1980年代のモダンな味付け。しっかりめのソースもつけるし、盛り付けのボリューム感も出す、ここでしか味わえない満足感を提供したいです」。
 そんな料理に華を添えるワインは、赤・白・シャンパーニュすべてフランス産。

SALUS_hare_2507-2.jpg

SALUS_hare_2507-3.jpg

ディナーの「おまかせコース」(¥11,000)より、メインの「オマール海老 あわび 帆立貝のポワレ 真鯛のガレット仕立て」。「ワイン」(グラス¥1,300~)。
○コースの前菜は、ドラゴンフルーツを使った「冷製フォアグラのコンソメジュレ寄せ 生ハム添え」。内容は仕入れ状況により変わります。
○日中は明るい、テーブル席中心の店内。

■RAMAGES Nouvelle Vie(ラマージュ ヌーヴェルヴィ)
住所:世田谷区尾山台3-9-10 ジョイ尾山台2階
電話:03-6432-2878
営業時間:11:30~13:00L.O./17:30~22:00
休:月・木(祝日の場合は営業、翌日休) ※「おまかせコース」は、ランチ・ディナーともに3日前までの予約制。 

SALUSとは?

「ラテン語で“あいさつ”のこと。人々が出会い、行き交う場(駅)を象徴しています。東急線沿線は、まだまだ意外な街の表情や人々の魅力にあふれています。

「SALUS」は、単なる沿線紹介にとどまらず、「やってみよう」「行ってみよう」と思える魅力やアイデアを、読者の方へお届けします。さまざまな切り口から暮らしの楽しみ方を提案し、新たな世界との出会いや発見のきっかけになることを目指します。

掲載店舗・施設・イベント・価格などの情報は記事公開時点のものです。定休日や営業時間などは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。

SALUS

「SALUS」は、単なる沿線紹介にとどまらず、「やってみよう」「行ってみよう」と思える魅力やアイデアを、読者の方へお届けします。さまざまな切り口から暮らしの楽しみ方を提案し、新たな世界との出会いや発見のきっかけになることを目指します。

RAMAGES Nouvelle Vie/尾山台の名店紹介 | 東急・東急電鉄公式サイト