
東京から電車で気軽にアクセスできる「伊豆・下田」は、自然の美しさと観光の楽しさがぎゅっと詰まった家族にぴったりの旅先です。今回は、東急公式サイト編集部のメンバーが、5歳と3歳の子どもたちを連れて2泊3日の旅行に出かけてきました。
下田の海辺に建つリゾートホテル「ホテル伊豆急」、プールや水族館、絶景スポットにグルメ…。下田を自由気ままに楽しんだ旅行の様子を前・中・後編にわけてレポートします!
■中編(2日目の様子)はこちら
■後編(3日目の様子)はこちら
【1日目】下田に到着!港町の風とプールでリフレッシュ
旅の1日目は移動がメイン。子どもたちの体力も考えながら、移動・のんびり観光・ホテルにチェックイン…と、ゆったりとした予定でスタートです。では、実際にどんな1日を過ごしたのか振り返ってみましょう!
▼1日目に訪れたスポットなど
- 道の駅 開国下田みなと
- 下田港内めぐり(黒船遊覧船)
- ガーデンプール(ホテル伊豆急)
伊豆急下田駅から「道の駅 開国下田みなと」へ

1日目の朝、いよいよ旅が始まります。東京駅で特急「踊り子」(10:00発)に乗車し、伊豆急下田駅へ。車内では市街から海へと変わる景色を楽しみつつ、駅弁を味わいました。

2時間40分ほどで終点・伊豆急下田駅に到着!電車を降りた瞬間に感じる海風と空の明るさに、子どもたちのテンションも一気にアップします。駅のすぐ横でレンタカーを借りて、まず向かったのは「道の駅 開国下田みなと」。


「道の駅 開国下田みなと」は、地元の海産物やお土産が並び、軽食も楽しめるスポットです。子ども連れでも気軽に立ち寄れ、トイレや休憩スペースも充実しているので安心。ハーバー&カジキミュージアムで歴史を学んだり、レストランで食事を楽しんだり、ショップでお土産を買ったり…と、目的にあわせて楽しめます。

まずはさっそく、1階のショップで熱海・伊東のだいだいを使用したサイダーと沼津名物・西浦みかんのジュースをゲット。乾いた喉を潤します。特に、みかんジュースは100%ストレートなだけあってとても濃厚!よほど美味しかったのか、子どもたちもあっという間に飲み干していました。
「下田港内めぐり(黒船遊覧船)」に乗船

休憩のあとは、道の駅に隣接する港から出ている「黒船遊覧船」に乗船!20分ほどのクルーズで、ペリー来航の歴史や下田湾の景色を楽しめます。下田の歴史についてはまだ「???」な子どもたちですが、船を追いかけてくるカモメには大はしゃぎ。風が心地よく、小さな子でも飽きずに過ごせました。






黒船の乗船チケットは当日現地で購入も可能ですが、今回はJR東日本、東急、伊豆急行が運営するデジタルサービス「伊豆navi」で電子チケットを購入してみました。スマホでささっと購入完了するのはもちろん、伊豆naviからだとチケットが少しお得になるので便利ですよ。
道の駅 開国下田みなと
・住所:静岡県下田市外ヶ岡1番地の1
・営業時間:9:00~17:00(施設により異なる)
https://www.kaikokushimodaminato.co.jp/
下田港内めぐり(黒船遊覧船)
・乗り場:下田港外ヶ岡桟橋(静岡県下田市外ヶ岡19番地)
・運賃:大人(中学生以上)1,500円/小学生 750円(2階特別展望室の利用は別途料金)
https://izu-cruise.com/shimoda-port-cruise/
伊豆navi
https://www.jreast.co.jp/multi/maas/izunavi/
海の見えるホテルにチェックイン

道の駅をあとにして、宿泊先のホテルへ移動&チェックインします。今回の宿は、海沿いにあるリゾートホテル「ホテル伊豆急」。ロビーからプールと海を目にして、「もうプールに入っていい?!」と子どもたちもワクワクを隠せない様子です。
チェックインの手続きでは、ほかのホテルと同様にお部屋の鍵や食事券などを頂くのですが、個人的にありがたかったのが「売店利用券」。和室の場合にはお布団敷きをセルフにしたり、連泊の場合には簡易清掃を選択したりすると、500円分の売店利用券が規定枚数分もらえます。ショップでのお買い物やプールでのタオル・浮き輪のレンタルなど、使い道もさまざまです。

「プールはあとでね」と声をかけつつ、お部屋へ移動します。お風呂付きの和室なので、小さな子がいても安心して過ごせそう。そして、障子を開けると、ここでもプールと海の絶景が!思わず身を乗り出して、最上階(6階)からの景色に見入る子どもたちです。
さっそくプールへ!

お部屋で水着に着替えて、子どもたちが心待ちにしていたプールへ!ホテルの建物側には大人用プール(25×20m)があり、海側には子ども用プールがあります。子ども用プールは深さが2段階あり、上の子は深い方(80cm)で、下の子は浅い方(50cm)で気ままに水遊びを満喫していました。深い方には滑り台があって、プチウォータースライダーを楽しめます。
プールサイドで浮き輪とタオルをレンタル(有料)できるので、水着を着てさえいれば、ほぼ手ぶらで遊べるのは子連れに嬉しいポイントです。先にご紹介した売店利用券をお持ちのときは、ぜひレンタルで利用してみてください。
ちなみに、館内にはランドリーコーナーもあります。水着を脱水機にかけてからお部屋に干せばひと晩でほぼ乾くので、翌日も即プール!が叶います。
ガーデンプール(ホテル伊豆急内)
・営業期間:例年6〜9月(2025年度 営業期間:6月21日〜9月23日 ※詳細は公式HPでご確認ください)
https://hotel-izukyu.co.jp/facilities/
夕食では海の幸を満喫

夕食の会場は館内レストランホール「星座」。今回の宿泊プランが「三大味覚プラン」ということで、キンメダイ・伊勢海老・アワビなどの海鮮をふんだんに使ったメニューを楽しみました。とても広いレストランなので、メインの料理はあらかじめテーブルの上に準備してありますが、着席してから火をつけてもらえるので、アツアツで味わえます。
今回は子どもたちも「食事あり」で宿泊。ボリュームたっぷりのお子さまメニューを楽しみました。子ども用のカトラリーはもちろん、使い捨てエプロンも用意してもらえるのがとてもありがたかったです。
レストランの仕組みでユニークだったのが、「屋台コーナーお引換券」。1枚で1品の料理または2品のデザートに交換できるんです!レストランの前方に「屋台コーナー」があり、ライブ調理したお寿司や天ぷら、フルーツ、プチケーキ、ソフトクリームなど、たくさんのメニューが提供されています(メニューは日替わり)。この中から好きなものを選べるということで、子どもたちは迷わずデザートにフルベットしていました(笑)
デザートはお部屋に持って帰ることもできます。食後すぐはお腹いっぱい…ということで、我が家もお部屋に持って帰って、お風呂のあとに「寝る前のデザート」としていただきました。
移動と観光、そしておいしいご飯でちょうどよいボリュームの1日目。大浴場の温泉で疲れを癒やして、ふかふかのお布団で家族みんなぐっすり就寝しました。
※2025年度は7月12日~9月5日の期間中、食事は原則バイキング形式での提供となっています。
海と歴史のまち・下田で始まった、わくわくの家族旅行
東京を出発して約数時間、港町・下田に到着した私たち家族。黒船遊覧船で潮風を浴びて、地元グルメに触れ、ホテルのプールでひと泳ぎ。1日目から盛りだくさんの体験に、子どもたちの笑顔も自然とこぼれます。
まだまだこの旅は始まったばかり。次回の中編では、下田の自然や海の生きものとふれあう、にぎやかな2日目の様子をご紹介します。
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取材・文:SABO(東急公式サイト編集部)
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東急公式サイト編集部
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