
東横線は東京都渋谷区の渋谷駅から、神奈川県横浜市の横浜駅まで、全21駅を結ぶ路線。都心へのアクセスがよく、洗練された街並みやショッピングスポットも多いことから、「沿線に住みたい路線」としても人気です。
そんな東横線沿いには、おしゃれで個性的なカフェが盛りだくさん。今回は、モーニング・カフェタイム・夜の3つの場面で楽しめる、東横線沿線のカフェをご紹介します。
東横線でモーニングに利用したいカフェ
1日の始まりを彩ってくれるのは、素敵なカフェで楽しむモーニング。休日の優雅な朝に、平日に頑張る自分のご褒美として、カフェのモーニングはいかがでしょう。ここでは、東横線沿いでモーニングが楽しめるカフェをご紹介します。
【代官山】IVY PLACE
IVY PLACEは、「森の図書館」をイメージしたという、大きな一軒家のような佇まいのカフェです。開放的な店内は大きな窓から陽の光が差し込み、アンティーク家具やシャンデリアが上質な空間を演出。シンボルツリーの大きなケヤキがあるテラス席は、ペットと一緒に利用することもでき、散歩の途中で思わず立ち寄りたくなります。
モーニングのメインはパンケーキ。もっちりとした生地がたまらない「クラシックバターミルクパンケーキ」は、これを食べるために訪れるという人もいるほど。コクのあるホイップバターと、メープルシロップ(はちみつも選択可能)との組み合わせは、思わず顔がほころぶおいしさです。
食事系のパンケーキが食べたい人は、「IVY ブレックファスト パンケーキコンボプレート」をどうぞ。オリジナルのソーセージとベーコン、季節の野菜が載った一皿で、卵はフライドエッグかスクランブルエッグが選べます。ジューシーなソーセージや、とろりとした卵と一緒に食べれば、また違った味わいが楽しめそう。
他にもグラノーラやスムージー、サラダやトーストなど、バリエーションは多彩。モーニングのメニューは定期的に入れ替わるため、何度でも足を運びたいカフェです。
<施設情報>
・住所 東京都渋谷区猿楽町16-15
・TEL 03-6415-3232
・営業時間 ブレックファスト8:00~11:30(L.O.10:45)、ランチ11:30~16:00(L.O.15:00)、カフェ 15:00〜18:00(L.O.17:00、土・日祝は〜17:30L.O.16:30)、ディナー18:00~23:00(土日祝は17:30~、L.O.料理22:00、ドリンク22:30)
・定休日 ―
・URL https://www.tysons.jp/ivyplace/
【武蔵小杉】LATTE GRAPHIC 武蔵小杉

メルボルンのカフェをイメージしたという「LATTE GRAPHIC 武蔵小杉」。武蔵小杉駅を出てすぐの公園「こすぎコアパーク」の一角に建ち、開放的な雰囲気の中でハイクオリティな朝食がいただけます。
モーニングのフードメニューも多彩で、「ベーコンエッグベネディクト」や「スモーブロー」など盛り付けも美しく、目にも鮮やか。そんなメニューの中でもぜひオーダーしたいのが、「ビッグブレッキー」です。オーストラリアのカフェでは定番の朝食メニューで、トーストに卵、ソーセージ、ベーコン、焼いたトマトが基本の一皿。LATTE GRAPHICではアボカドやマッシュポテトが加わり、自家製のトマトソースが色を添えます。ボリューミーですが、おいしいコーヒーとともにゆっくり時間をかけていただくのがオーストラリア流です。
早朝からカフェがオープンし、老若男女が溢れかえるというオーストラリアのカフェ文化に想いを馳せながら、朝のひとときを過ごしてみませんか。
<施設情報>
・住所 神奈川県川崎市中原区小杉町3丁目472-7 こすぎコアパーク
・TEL 044-281-4243
・営業時間 7:00~22:30
・定休日 ―
・URL https://lattegraphic.co.jp/
【横浜】& RRainbow JOINUS

朝からおなかいっぱい食べたい!という人は、モーニングビュッフェはいかがでしょう。「& RRainbow JOINUS」は、ロコモコやポキボウルなど、人気のハワイ料理がいただけるカフェダイニング。落ち着きのある店内にはハワイアンミュージックが流れ、南国リゾートに訪れた気分が味わえます。
モーニングビュッフェでは、常時トーストにパンケーキ、グリーンサラダ、新鮮なフルーツがずらり。パンケーキは小さな子供も食べやすいミニサイズで、定番のメープルシロップやマーガリン、ジャムと味を変えてたくさん食べたくなってしまいます。コーヒーや紅茶、フルーツジュースなどのほか、スープもお代わり自由で770円という価格もうれしいポイント。
ビュッフェのほか、パンケーキやカレーといったモーニングプレートもあり、すべてにドリンクの飲み放題がつきます。
<施設情報>
・住所 神奈川県横浜市西区南幸1-5-1 相鉄ジョイナス B1F
・TEL 045-548-4173
・営業時間 モーニング7:00~10:00(L.O.9:30)、ランチ10:00~15:00、ティー&ディナー15:00~23:00(L.O.22:30)
・定休日 不定休あり(施設に準じる)
・URL https://gardengroup.co.jp/hawaiian/
東横線沿いのカフェでスイーツを楽しむ
「カフェといえばスイーツが楽しみ」という人は多いでしょう。定番のケーキや季節の果物を使ったパフェ、お店オリジナルの一皿など、個性的なスイーツはカフェの楽しみです。東横線沿線で特にスイーツがおすすめのカフェをご紹介します。
【元住吉】水谷珈琲

「水谷珈琲」は、経験豊富なバリスタの入れる、自家焙煎のコーヒーが評判のカフェ。特に美しいラテアートが描かれたカフェラテは、エスプレッソの香りと苦み、ミルクのほのかな甘みのバランスが絶妙で、ファンの多い一杯です。
そんなコーヒーと一緒に味わってほしいのが、自家製のスイーツです。中でも販売開始から大人気だという「とろけるチーズケーキ」は、甘さ控えめでその名のとおりとろけるような滑らかさ。ほろ苦いカフェラテと合わせると、チーズケーキの濃厚なコクと豊かな風味が引き立て合い、抜群の相性が楽しめます。
ほかにも、「ザッハトルテ」や「クランベリーキャロットケーキ」など、スイーツはコーヒーのラインアップに負けず多彩。迷ったら「このスイーツに合うコーヒーは?」と尋ねてみるのもおすすめです。
<施設情報>
・住所 神奈川県川崎市中原区木月1-32-16
・TEL 044-577-4288
・営業時間 11:00~19:00(土・日曜、祝日は90分制)
・定休日 不定休
・URL https://www.instagram.com/mizutanicoffee/
【妙蓮寺】cafe saju/おやつ処 茶寿
「cafe saju/おやつ処 茶寿」は、東横線の妙蓮寺駅のすぐそばにあるカフェ。通年でかき氷を提供する店は珍しく、かき氷ファンのあいだでは知らない人はいない、人気のカフェです。
眼にも鮮やかなかき氷には、旬の果物を使った自家製のシロップがたっぷりかかり、ふわふわの氷が口の中で軽やかに溶けます。シロップと一緒にかかった特製のミルクも絶品で、シンプルながら奥深い味わい。トッピングが豊富に用意されているのもうれしいポイントで、中でも「メレンゲクッキー」のクマちゃんは外せません。食べるのがかわいそうになるかわいらしさですが、味も間違いなし。
夏(6月末〜10月初旬)はかき氷専門、それ以外の季節はケーキやクレープ、パフェ、焼き菓子などさまざまなスイーツも提供。旬の果物をふんだんに使っているため、メニューは期間限定でどんどん入れ替わり、訪れるたびに新しい味が楽しめます。
最近ではアルコールやおつまみなどを提供する「夜saju」も始まったのだとか。夜限定のかき氷も気になります。
<施設情報>
・住所 神奈川県横浜市港北区菊名1-3-9
・TEL ―
・営業時間 11:00~18:00(L.O.17:30)、日曜11:00~17:30(L.O.17:00)
・定休日 月曜(祝日の場合は営業、翌火曜休み)、不定休あり
・URL https://saju.jp/
東横線沿いで夜カフェを楽しもう
【渋谷】宇田川カフェ

「夜カフェ」といえば外せないのが、渋谷区宇田川町にある「宇田川カフェ」でしょう。夜カフェの元祖とされ、営業は11時から翌朝5時までと、お酒を飲んだ後にもう少し話したい2軒目にも便利です。ブルーの壁にビンテージ家具が特徴で、日中は開放的な窓から日の光が差し込み明るくポップな雰囲気。夜にはキャンドルが灯され、柔らかな光が落ち着けるカフェです。
創業当時から提供されている「宇田川ブレンド」は、夜カフェにはありがたいカフェインレスも用意されています。もちろん、落ち着いてお酒が飲みたいときのためのカクテルメニューやおつまみ、軽食やスイーツのラインアップも豊富。
ランチで利用するなら、おすすめは名物の「ポークジンジャー」。全国にファンがいるという逸品をぜひ味わってみてください。
<施設情報>
・住所 東京都渋谷区宇田川町18-4 LD&Kビル1・2階
・TEL 03-6416-9087
・営業時間 ランチタイム11:00~15:00、アイドルタイム15:00~17:00、ディナータイム17:00~23:00、ミッドナイトタイム23:00~翌5:00(LO.28:30)
・定休日 ―
・URL https://www.udagawacafe.com/new/
【中目黒】epulor

「epulor」は中目黒駅にある、レコード カフェ&ワインバー。日中は大きな窓から差し込む自然光が差し込み、夕方には間接照明とキャンドルの灯りが店内を包み、一日を通してレコードの上質な音楽が楽しめます。シンプルで無機質ながらもどこか温かみのある空間が心地よく、「映画のワンシーンのような体験を提供する」という、店のコンセプトそのものの雰囲気。どの時間帯に訪れても落ち着いてリラックスできる空間が広がり、デートはもちろん、一人で音楽に没入するのもおすすめです。
昼間はバリスタがハンドドリップで入れるスペシャルティコーヒー、夜はソムリエが選ぶナチュラルワインやカクテルなどが楽しめます。ドリンクのほか食事メニューもあり、中でも初めての人はちょっと驚いてしまう漆黒のチーズケーキは、「人の心の闇を表している」のだそう。竹炭が練りこまれた濃厚な味わいが特徴で、試せば心の闇を開放できるはず?
なお、2025年6月には代官山駅に2号店「epulor on the winding path」をオープン。こちらも24時まで営業しており、1号店とはまた違った雰囲気が味わえます。
<施設情報>
・住所 東京都目黒区青葉台1-19-10 エスセナーリオ青葉台1F
・TEL 080-8053-1067
・営業時間 11:00~24:00
・定休日 月曜(祝日の場合は営業、翌火曜休み)
・URL https://epulor.jp/
東横線沿いのカフェ巡りを楽しもう!
東横線沿いは個性的なカフェが豊富にそろい、登校や出勤前のモーニングからショッピングの休憩、もう少し話したい飲み会の後など、さまざまなシーンで利用できます。自分好みのカフェを探しに、東横線で出かけてみませんか?
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