
おいしいものに出会う、味わう。それだけで、暮らしの中のちょっとしたリズムが軽やかになるもの。昔ながらの懐かしい味を守るお店から、新しいトレンドを感じる個性的なカフェに、おしゃれなレストランまで世田谷線には勢ぞろい。
レトロとモダンが入り交じった世田谷線沿線の街をめぐって、心も身体も満たしてくれるグルメを食べて、ほっこりとした気分にひたってみませんか?
※この記事は、世田谷線の誕生50周年にあわせて2019年に公開した内容を再編集しています。
今回ご紹介するのは…世田谷の「BISTRO MODESTE LUXE」

フランス語でMODESTは謙虚、LUXEは贅沢。ささやかな贅沢を感じてほしいという願いと、料理を提供する側も謙虚でありたい思いを店名に込めたシェフの岩本顕さん。高校卒業後に料理の道へ進み、ミシュラン星獲得店で修行。
そして「閑静で食を知っている大人が住んでいる街」という世田谷にお店を開きます。「都心に出なくても家の近所で本格的なフランス料理を楽しんでいただくというのがテーマです」と岩本さん。ランチは気軽に味わえるワンプレート、ディナーもコースではなく食べたいものが食べられるアラカルトが基本です。

岩本さんの出身地である静岡の農家直送の野菜や、自家製の調味料を使った料理は2人前のボリュームで提供。毎月変わるこだわり野菜と前菜3種盛り合わせは、野菜のムースとお魚とお肉がワンプレートで食べられるおすすめメニューです。
さらに人気のニュージーランド産ラムチョップの低温ローストは、「じっくり焼くため柔らかくしっとりしていて、匂いがちょっと苦手な方にも召し上がってもらえます」とのこと。ブイヨンで米を炊き、トリュフを削って少し蒸したトリュフのココットご飯は、まず香りを楽しんでから混ぜて楽しむ一品です。

コンクリート打ちっ放しの壁に、木のカウンターや赤と青の天井のデザインが温かさを演出。「世田谷の街に合う落ち着いた店にしたい」という店内は2名〜6名での利用が多く、カウンター越しに向かい合って座れます。
ワインのBYOもOKで「ワインに合う料理を出してほしいというお声を前もって聞いてご提案できるようにしています」とソムリエの資格を持つ岩本さんが言うように、持ち込み以外にもオーガニック系のナチュラルワインなどが揃います。フレンチをカジュアルに楽しんで、仕事帰りや週末をいい気持ちで過ごす。そんなお店がここにあります。
歩いて行ける近さで、落ち着いたひとときを(シェフ 岩本顕さん)

「わざわざ遠くまで足を延ばさなくても、家の近くで本格的なフランス料理を楽しんでほしい」。そんな思いから、世田谷にお店をオープンしたシェフの岩本さん。三軒茶屋にお住まいで、都心とは違う世田谷線沿いの落ち着いた雰囲気を大切にしています。
口コミで常連になるお客様が増え、リピーターは地元の方が多いそう。フルコースではなくアラカルトでディナーを提供しているのは、「好きなものを食べていただきたいということと、そこまで量を召し上がらないご年配の方も多いので」という気配りから。この街を思う気持ちが、店づくりにも料理にも表れています。
BISTRO MODESTE LUXE(ビストロモデストリュクス)

・住所:東京都世田谷区世田谷1-16-14 エストIJ 1階
・公式サイト:https://www.bistromodesteluxe.com/
掲載店舗・施設・イベント・価格などの情報は記事公開時点のものです。定休日や営業時間などは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。

東急電鉄
東急電鉄株式会社が展開する事業やサービスについての情報を発信します。運行情報や各駅情報、イベント・沿線情報、おトクな情報など、幅広くお届けします。