フューチャー・デザイン・ラボ
フューチャー・デザイン・ラボは「今をゆさぶり、未来を多彩に。」をビジョンとして活動するイノベーション推進組織です。
「新たな事業領域の探索」「社内起業家育成制度」「オープンイノベーション」の3つの機能を通し、事業創造に取り組んでいます。
新たな事業領域の探索
未来の社会課題を想定し、バックキャスト思考で新たなライフスタイルの構築につながるテーマを設定し、事業創出を目指しています。
- 超循環型社会プロジェクト
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複合発酵設備 「株式会社長大」「東建産業株式会社」と連携して、水資源使用量の削減を通じた循環型社会の実現を目指し、SOILに複合発酵技術を活用した水循環システムを2025年4月から導入しました。2023年2月から約2年にわたり、宮古島市にある「まいぱり」宮古島熱帯果樹園で、このシステムに関する実証実験を行ってきた結果、安定的な稼働と高い汚水処理能力を確認できたことから、都心エリアでの稼働の検証を開始しました。
SOILでは、トイレやキッチンなどから排出される汚水を複合発酵設備で浄化し、トイレ洗浄用水として再利用します。浄化には生物処理(複合発酵技術)を活用して残留性のある化学薬品を一切使用せず、微生物の働きによって再利用可能な水まで浄化することで、環境に優しい排水処理を実現します。
- ツクリテ
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ツクリテ サービスイメージ 地域ファンづくりのWebプラットフォーム「ツクリテ」は、まちでの"楽しみごと"の開催や"困りごと"の解決などを企画する「主催者」と、興味関心のある活動を知り、参加し、仲間として関わる「参加者」をつなぐサービスです。2025年5月から世田谷区内で実証実験を実施し、2026年4月より同区と協定を締結して本格的な事業展開を開始しました。今後は、場所・モノ・資金といった地域活動に必要なあらゆる資源を包括的にマッチングできる機能への拡充を目指すとともに、東急線沿線や当社とゆかりのある全国の自治体への展開を加速させ、都市部と地方部をつなぐ関係人口創出モデルの構築を目指していきます。このサービスを通じ、「まちと人の新しい関係」づくりによって、地域の担い手確保とともに持続的な地域社会の実現に貢献していきます。
- 教育・学びプロジェクト
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2019年6月から、IT企業各社や自治体と共に、渋谷区立小・中学校でのプログラミング教育等を支援する「Kids VALLEY 未来の学びプロジェクト」を推進しています。
2024年11月からは、「まちづくり」テーマの探究学習を支援しています。当社社員が講師を務め、街や施設でのフィールドワークなど、リアルな体験を組み合わせた授業を提供しています。
2025年9月からは、渋谷区の「未来共創空間」の運営を受託しており、最新機器の活用や、企業との共創的な学びを通して、小・中学生の創造性や探究心を育んでいます。今後も産官学連携の様々な取り組みを進め、次世代に必要な資質をもつ人材を育成していきます。
- コモングラウンド
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2025年11月より、空間重畳(ちょうじょう)技術を用いた施設を、世界で初めてオープンイノベーション拠点(SOIL)に設置しました。
本技術は、ARゴーグルを通じて遠隔地の人々と同一空間にいるようなコミュニケーションを可能にします。距離の制約を超えたリアルなオンライン体験により、新たな働き方や暮らし方を提案し、社会課題の解決を目指します。2026年からは、多様な産業での活用に向けた、企業や行政向けの体験デモンストレーションや、実証実験の準備を進めています。
- 「SHIBUYA Q DAO(シブヤ キュー ダオ)」
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2023年10月、渋谷のWeb3スタートアップ企業であるPBADAO、SHINSEKAI Technologies、PARDEY と共に、渋谷の街でNFTを活用しリアルとデジタルを組み合わせた新たな体験を提供する「SHIBUYA Q DAO」をスタートしました。参加証となるNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)とカード型ハードウォレットのセットを購入することにより、新しいエンターテインメント体験や優待などが受けられるものです。飲食店などへの来店で集めたNFTを、実際の商品と交換できるイベントへの参加などのほか、渋谷の街の落書き消しなどの活動に参加した特典としてのNFT付与もあります。
社内起業家育成制度

風土を醸成することを目的とし、新規事業の発案者自らがプロジェクトリーダーとして携わることができる制度です。主な事例として、第1号案件の法人会員制サテライトオフィス事業「NewWork」が2016年5月に、第6号案件の定額制回遊型宿泊サービス「ツギツギ」が2023年5月に、第8号案件の機能特化型個室シェアサービス「ルービー」(Pが2024年6月に、第10号案件として、プライベートヴィラ「Hiire(ひいれ)」が2026年3月に事業化しています。
- セルフオーベルジュ型プライベートヴィラ「Hiire(ひいれ)」
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第10号案件として、2026年3月、伊豆高原にプライベートヴィラ「Hiire(ひいれ)」が全3棟同時オープンしました。
囲炉裏とサウナ・温泉という“二つの火入れ”を滞在の軸とした全3棟の一棟貸しヴィラです。
「風土に火入れする宿」というコンセプトのもと、ラウンジのようにゆったりと設えたオリジナルの溶岩囲炉裏を囲んで、お客さま自身が地域の食材を選び、調理する時間と会話を楽しみ、サウナや温泉で心身を整え、ゆったりと眠りにつくという、宿泊者全員で豊かな時間を共有する「セルフオーベルジュ」という新しい滞在スタイルを提案します。-
外観 -
溶岩囲炉裏とラウンジ空間
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- ルービー
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第8号案件となった、趣味の空間を誰にも邪魔されずに手軽に利用できるサービス「ルービー」は、2023年4月に1号店となる雪が谷大塚店をオープンし、2024年6月に事業化されました。2026年7月時点では、直営店として16店舗を展開しています。このサービスでは、本格的な筋トレルーム、ダンスやヨガができるスタジオ、ピアノを楽しめる音楽ルーム、シミュレーションゴルフルームなど、さまざまなタイプの趣味の貸切個室を提供しています。さらに、気軽さと利便性を追求するため、月会費なしの都度利用が可能な従量課金制を採用し、LINEでの予約から利用までをシームレスに体験できるサービス設計を整えています。今後も店舗拡充を進め、より気軽に利用できる「自分だけの趣味空間」を提供することで、自分らしい生き方を実現できるまちづくりに貢献していきます。
- NewWork
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第1号案件として創設した法人会員制サテライトシェアオフィス事業。働き方の多様化に合わせた柔軟な執務環境の提供を目的とするもので、 2016年5月に事業化されました。
2025年6月には、株式会社ザイマックスグループが運営するサテライトシェアオフィスサービス「ZXY」と提携を開始し、利用可能店舗を大幅に拡大しました。
さらに、日本全国に直営店を出店し(2026年7月1日現在148店舗)、唯一無二の全国店舗網を構築。ビジネスパーソンの多様な働き方を実現する社会的インフラ機能として、「日本中どこでも働ける」環境を整備していきます。
NewWork 目黒
- ツギツギ
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第6号案件として、定額で全国の宿泊施設を自由に選んで泊まれる定額制宿泊サービス「ツギツギ」の先行体験を2021年4月より開始し、約2年間の実証実験を経て、2023年5月に正式事業化しました。現在では、全国450以上のシティホテル、リゾート、温泉旅館などと提携し、利用頻度に応じて宿泊数を選べるサブスクリプション型の宿泊プラットフォームを構築しています。
また「ツギツギ」は、定額制という仕組みを通じて、週末や連休に限らず平日にも気軽に宿泊する新たな旅のスタイルを提案しています。宿泊施設の未稼働客室や直前期の空室を活用した送客により、観光需要の平準化に寄与するとともに、宿泊を起点とした地域内の回遊や再訪を促し、当社ホテル・リゾート事業および提携施設における新たな需要の創出につなげています。
オープンイノベーション
東急グループのアセットを生かしたスタートアップ企業などとの共創プラットフォームを運営しながら、持続的なイノベーションエコシステムの構築を目指します。
- 東急アライアンスプラットフォーム(TAP)
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2015年7月からスタートアップ企業との事業共創を推進する「東急クセラレートプログラム」を開始し、2021年8月に「東急アライアンスプラットフォーム」へリブランディングを行い、スタートアップ企業などと「世界が憧れるまち」の実現に取り組んでいます。
東急グループの幅広い顧客接点とアセットを活用した事業共創、および東急グループが抱える課題解決を通じた事業変革を目指すとともに、渋谷を中心としてスタートアップの持続的な成長を支えるイノベーションエコシステムを構築することを目指します。
「東急アライアンスプラットフォーム 2025 Demo Day」授賞式の様子
- 鉄道横断型社会実装コンソーシアム「JTOS(ジェイトス)」
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2023年9月、当社は、JR東日本スタートアップ、小田急電鉄、西武ホールディングスと共同で、スタートアップ企業の技術やアイデアを社会実装まで昇華させることを目的とした鉄道横断型社会実装コンソーシアム「JTOS」を発足しました。各社が有する駅や鉄道、不動産などの経営資源、情報資源を掛け合わせた実証実験フィールドを提供し“未来の当たり前”の創造を目指します。第1弾として「株式会社バイオーム」とネイチャーポジティブ社会の実現を目指した共創を行い、その後「株式会社Luup」、「株式会社あすいく」、「HelloWorld株式会社」、「株式会社NearMe」と、実証実験を実施しています。
- SOIL(Shibuya Open Innovation Lab)
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SOIL オープンスペース 2019年に渋谷にオープンした、社会実装に特化した招待会員制のオープンイノベーションラボ「SOIL」。新技術の開発、展開を目的とした国内外のスタートアップ、大企業、投資家、メディア、官公庁などのプレーヤーがつながる場を提供しています。2025年4月には、移転・リニューアルし、他企業との多様な社会実装用スペースを確保するとともに、地域に開かれた場として、地元や行政と連携して先行的な取り組みやエリア価値を向上させる取り組みを実施しています。今後も、さらなるイノベーションの創出に注力していきます。