今月の街さんぽ

尾山台の旬スポットを歩く

SALUS

2025/7/25

大井町線の尾山台は、周辺の田園調布・等々力とともに都内有数の邸宅街として知られるところ。駅前商店街を中心に、洗練されたスポットをご紹介します。
(撮影=五十嵐一晴・イラストレーション=ささきめぐみ・文=草深早希)

※この記事は2025年7月に発行したものを再編集しています 

1. 【BLUE POOL】自由でのびやかな感性に触れるアートギャラリー

01_BLUE POOL_PS_1180.jpg

2023年のオープン以来、絵画・イラストレーションを中心に、毎月作家の作品展を開催。ギャラリーのディレクターで絵本作家の大桃洋祐さんが、かねてから縁のある作家仲間から運営のなかで出会った新しい作家へとコミュニティの輪を広げながら本当によいと思う作品を紹介しています。また、国内外の絵本が並ぶ本棚を常設。足を運ぶたびに発見があるかも。

■BLUE POOL(ブループール) 
住所:世田谷区等々力7-14-4 B1階1
電話:無
営業時間:12:00~17:00
休:火・水、展示替期間 ※営業日・お問い合わせは、インスタグラム(@bluepool_gallery)まで

2.【OSTERIA LA BUCA】イタリアンをとことん味わうなら 豊富なパスタと、ローマ発祥の「ピンサ」を!

02_OSTERIA LA BUCA_PS_1327.jpg

三田にあった「OSTERIA LA BUCA」が、昨年移転。ここの名物は「ピンサ」。小麦粉のほかに大豆粉や米粉も生地に使うため、ピザよりずっと軽やかに仕上がった粉もの料理です。さらに、シェフの横山修治さんが修業時代を過ごしたマルケやシチリアの本格料理がメニューにラインアップ。お店にはカウンター席もあるので、1杯から立ち寄れる気軽さもまた嬉しいところ。

■OSTERIA LA BUCA(オステリア ラ・ブーカ)
住所:世田谷区等々力4-13-18 ベルステージ尾山台1階
電話:070-2307-4903
営業時間:11:30~14:30/17:30~22:00 土・日・祝日11:30~15:00/16:30~21:30 
休:火・水

 3.【讃喫茶室】スペシャルティコーヒーを嗜む大人のための喫茶室

03_san_PS_1175.jpg

洗練されたカフェの多い尾山台で一線を画すお店。品質の高いコーヒー豆の仕入れから、豆の個性を生かした焙煎、ネルドリップでの抽出までを一貫して行う、究極の1杯を提供しています。アフリカ・中南米産はもちろん、インドやインドネシアなど珍しいアジア産も揃えるシングルオリジンは10種以上。奥深いコーヒーの世界を、ゆっくり味わってみては?

■讃喫茶室(サンキッサシツ)
住所:世田谷区等々力4-9-3 NEXUSウィステリア1階
電話:03-6809-7300
営業時間:10:00~19:00L.O.
休:無

4. 【RESUMI】日常を彩るブーケと、特別な日のフラワーギフト

04_RESUMI_PS_1379.jpg

商店街に構える2坪ほどのお店には、フローリストの五島宏美さんの審美眼で選んだユニークな切り花や鉢ものばかり。週3回の仕入れでは季節感と鮮度を大切にしながら、いつも楽しめるようなバリエーションと、数日でなくなる適度な量をポイントにしているそう。ブーケはオーダーメイドだけでなく、常時、店内には1,000円未満のちょっとしたミニブーケも。

■RESUMI(レスミ)
住所:世田谷区尾山台3-22-11 1階
電話:03-3702-7037
営業時間:10:00~17:00
休:不定休 ※毎月の営業日は、インスタグラム(@resumi_h_goto)にて公開

5. 【SO TIRED】「新丸ビル」で話題を呼んだモダン中華ダイニングが尾山台に

05_SO TIRED_PS_1073.jpg

駒沢大学「バワリーキッチン」、表参道「ロータス」など数々のカフェの名店を手がけてきたプロデューサーの山本宇一さんのお店。町中華でも「ヌーベルシノワ」でもなく、中国出身の一級点心師・江 香貞さんが料理長を務める“ワンランク上の中華”を提供しています。雰囲気はカフェとビストロの中間で、ランチからバータイムまでいつでも気軽に利用できるところも魅力。

■SO TIRED(ソータイアード)
住所:世田谷区尾山台3-22-8
電話:03-6432-2835
営業時間:11:00~23:00
休:水

6. 【DOKKE 尾山台】舌も体もよろこぶ、一汁三菜の定食とお酒

06_DOKKE_PS_1123.jpg

料理人の稲生恭子さんが営む小さな食堂。田園調布の名店「PATE屋」をはじめ、都内の飲食店で料理の研鑽を重ねてきた稲生さんの料理は、その都度仕入れた季節の食材によって内容が変わる定食の一択。だからこそ、隅々まで丁寧な仕事ぶりが光ります。定食といえど、お総菜は1品ずつ提供するスタイルなので、自然派ワインやクラフトジンなどのお酒とともにぜひ。

■DOKKE 尾山台(ドッケ)
住所:世田谷区尾山台3-22-4 萬安ビル6号室
電話:03-6676-6947
営業時間:18:00~21:00L.O. ※土のみランチ11:30~12:30L.O.
休:日~火 ※予約は、インスタグラム(@dokke.oyamadai)にて公開するメニューを確認のうえお電話を。

7. 【かきゴオリ八家】進化系スイーツ グルメかき氷で涼を満喫!

07_hachike_PS_1247.jpg

氷みつをかけたかき氷が昭和のスタンダードだとしたら、旬のフルーツや自家製シロップを贅沢に使い、斬新に盛り付けられた今のかき氷は、スイーツといえるほど完成された“グルメかき氷”。なかでも「八家」は、「季節ときなこ」「ウメダモン」、柑橘系の「ビタミン補給」など毎週変わるユニークなメニューが好評です。当日でも予約がおすすめ。

■かきゴオリ八家(ハチケ)
住所:世田谷区尾山台3-21-4 2階
電話:非公開
営業時間:10:00~15:00(土・日・祝日~16:00)
休:不定休 ※変則的な営業のため、営業日時・予約方法は、インスタグラム(@8koori)にて公開。お問い合わせは、Eメール:8koori@gmail.comまで。

8. 【DA DA CHA】 愛されて30年以上 ハム・ソーセージの専門店

08_DA DA CHA_PS_1027.jpg

1991年創業。店名は、シャルキュトリー職人である小池 保さんの妻・妙子さんの故郷、山形の特産品「だだちゃ豆」に由来し、現地の方言で「お父さん」を意味するそう。ソーセージには新鮮な豚肉と本場ドイツの塩・スパイスを使い、日本人の口に合うようにドイツのレシピをアレンジ。創業から変わらない味を、職人仲間と二人三脚で手作りしています。

■DA DA CHA(ダダチャ)
住所:世田谷区尾山台3-10-5 1階
電話:03-5707-2755
営業時間:10:00~19:00
休:水

9. 【House of Kimmy's】フードトラックから始まった本格アメリカンダイナー

09_House of Kimmy's_PS_1310.jpg

都内各所で出店してきたフードトラックが、徐々に人気を集めて実店舗をオープン。店主の池田 勇さんが試行錯誤を重ねてたどり着いた「チキンオーバーライス」をはじめ、「これぞ、アメリカン!」という期待を裏切らないメニューが豊富です。新メニューの「リブロースステーキ」は、ボリュームがありながらもペロリといただけてしまうあっさりとした赤身肉が絶品。

■House of Kimmy's(ハウス オブ キミーズ)
住所:世田谷区尾山台3-9-10 1階 
電話:03-6432-1766
営業時間:17:00~22:00(フード21:15L.O.、ドリンク21:30L.O.) ※土・日・祝日のみランチ11:00~14:30L.O.
休:水

SALUSとは?

「ラテン語で“あいさつ”のこと。人々が出会い、行き交う場(駅)を象徴しています。東急線沿線は、まだまだ意外な街の表情や人々の魅力にあふれています。

「SALUS」は、単なる沿線紹介にとどまらず、「やってみよう」「行ってみよう」と思える魅力やアイデアを、読者の方へお届けします。さまざまな切り口から暮らしの楽しみ方を提案し、新たな世界との出会いや発見のきっかけになることを目指します。

掲載店舗・施設・イベント・価格などの情報は記事公開時点のものです。定休日や営業時間などは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。

SALUS

「SALUS」は、単なる沿線紹介にとどまらず、「やってみよう」「行ってみよう」と思える魅力やアイデアを、読者の方へお届けします。さまざまな切り口から暮らしの楽しみ方を提案し、新たな世界との出会いや発見のきっかけになることを目指します。

尾山台の旬スポットを歩く | 東急・東急電鉄公式サイト