東急株式会社(以下、東急)は、「社内起業家育成制度」第10号案件として、伊豆高原にプライベートヴィラ「Hiire(ひいれ)」(以下、本施設)を2026年3月14日(土)にオープンします。本施設は、囲炉裏とサウナ・温泉という“二つの火入れ”を滞在の軸に据え、宿泊者自らが伊豆の食材を調理し、プライベートな空間で自由に過ごす「セルフオーベルジュ」スタイルの宿泊施設です。
本施設は「風土に火入れする宿」というコンセプトのもと、ラウンジのようにゆったりと設えた囲炉裏を中心に、伊豆の食材にじっくりと火を入れる体験を宿泊の主軸としています。お客さま自身が地域の食材を選び、囲炉裏を囲んで調理する時間と会話を楽しみながら、サウナや温泉で心身を整え、ゆったりと眠りにつくという、宿泊者全員で豊かな時間を共有する「セルフオーベルジュ」という新しい滞在スタイルを提案します。
本施設の事業開発および運営を担うのは、東急の社内チーム「青鳩(あおばと)」を中心としたプロジェクトチームです。まずは東急グループが長年にわたってさまざまな事業を展開してきた縁の深い伊豆高原から、地域の魅力を伝える新しい宿泊事業をスタートします。
近年、一棟貸しのバケーションレンタルやキャンプ、BBQなど、仲間や家族と火を囲む滞在スタイルが広がっている一方で、設営や準備に時間を要したり、天候や季節に左右されたりと、「火を囲む時間そのもの」をゆったりと楽しむことが難しい場面もあります。本施設はこうした課題に着目し、火を囲む時間をもっと快適に、もっと長く、もっと深く味わえる場を追求しました。そこで、日本の伝統的な囲炉裏をラウンジのようにくつろげる高さと設えにアップデートし、天候に左右されないリビングの空間の中で、ソファやラウンジチェアで囲む設計としました。これにより、準備や撤収に追われることなく、火と食事と会話に没頭できる環境を整えました。食材に火を入れる時間と語らう時間が自然と重なり合うことで、宿泊された方にとって特別な団欒の時間を創出します。
本施設は全3棟の一棟貸しヴィラで、それぞれ異なる伊豆の風景を望む設計としました。「Hiire IZU OLIVE」はオリーブ畑が目の前に広がる開放的な空間、「Hiire IZU OMURO」は大室山を望むコンパクトで落ち着いた雰囲気、「Hiire IZU FUTO」は海への抜けが心地よい開放的な設計となっています。各棟には囲炉裏を囲むリビング、最新式のサウナ、快適な寝室を備え、最大6~8名での滞在が可能です。
食事は、本施設のために開発したオリジナルの溶岩囲炉裏によって、遠赤外線でじっくりと火を入れて食材本来の旨みを引き出します。地域の豊かな食の恵みを、ご自身で調達して楽しむことも、施設が厳選した食材セットをご利用いただくことも可能です。食べながらくつろぐ調理時間そのものが、本施設の体験の核となります。
東急グループはこれまで、伊豆急行線の運行や、下田東急ホテルをはじめとしたホテル運営、観光列車「THE ROYAL EXPRESS」の運行など、さまざまな事業を通じて伊豆エリアの地域活性化に取り組んできました。本施設の開業により、伊豆高原における新たな滞在スタイルを提案し、地域の魅力を再発見していただくきっかけを創出します。また、本施設の売上の一部を伊豆エリアの自然環境保全に取り組む団体へ寄付することで、持続可能な活性化に貢献していきます。
詳細は、別紙の通りです。