東急株式会社(以下、東急)および東急電鉄株式会社(以下、東急電鉄)がDX推進の一環として本年6月に全面リニューアルした「東急・東急電鉄公式サイト」(https://www.tokyu.co.jp/)が、公益社団法人日本アドバタイザーズ協会デジタルマーケティング研究機構が主催する第13回Webグランプリ「企業グランプリ部門」における「アクセシビリティ賞」の「優秀賞」を受賞しました。すでに「企業BtoCサイト賞」の「優秀賞」も受賞しており、ダブル受賞となりました。
Webグランプリは、ウェブサイトの健全な発展を目的として、優れた功績を残した企業および人物を顕彰するものであり、「アクセシビリティ賞」は、高齢者や障がい者など、心身の機能に制約のある人に限らず、ウェブを利用する全ての人が「ストレスなく」「より快適に」提供されている情報を取得することができるかが評価の対象です。
「東急・東急電鉄公式サイト」リニューアルの主なポイントの1つは、特にスマートフォンでの閲覧・操作がしやすいデザインを採用し、東急線の情報についてはアクセス数が多いページに移動しやすいようにしたことです。さらに、トップページにおける運行情報は視覚的に確認しやすい表示にし、各駅情報もデザインを刷新することで、駅構内図やバリアフリー設備といった情報がより見やすくなりました。また、あらゆるお客さまにとって使いやすいウェブサイトを目指し、今後もウェブアクセシビリティ対応を積極的に進め、WCAG2.2※のレベルAAを目標としています。
今回の受賞では、東急線各駅や走行列車のバリアフリー関連情報が整理されており効率良く閲覧可能である点や利用者がすぐに確認したい運行情報などが、画面上部に配置されていてスマートフォンでも利用しやすい点などが評価されました。
東急では本年5月に、これまで以上にお客さまに密着し、変化・多様化を見据えた新たな価値を提案し続ける「リアルとデジタルの融合による次世代のまちづくり」をより強く推進していきたいとの考えから、「DXレポート」を発行しました。東急電鉄においても、中期事業戦略(2024~2026年度)で、デジタルを活用した最適なサービス提案により新たな移動需要を創出し、顧客体験(CX)の向上と人と情報が行き交う豊かで活気ある地域社会の実現を掲げています。
「東急・東急電鉄公式サイト」を通じ、東急㈱グループ全体の顧客接点を拡充し、横断的な情報提供を実現します。今後も引き続き、デジタルの力を最大最適に活用して、お客さま一人ひとりのリアルな暮らしや人生を育むサービスを展開し、お客さまや東急㈱グループの未来を創造するべく、取り組んでいきます。
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ウェブコンテンツをよりアクセシブルにするための国際標準ガイドライン(Web Content Accessibility Guidelines)