
自然豊かな「洗足池」を有する 穏やかな住宅街
洗足池
大田区内初の東京都指定名勝「洗足池公園」を有する洗足池エリア。園内の「洗足池」で蛍や渡り鳥も見られるほど自然豊かな環境です。駅の南側の「洗足池商店街」には個人商店やカフェが点在しますが、大規模な繁華街はないため、ひとり暮らしや高齢の方でも安心して暮らせます。
洗足池って どんなまち?
風光明媚な「洗足池公園」で、歴史に思いを馳せる
駅前の「洗足池公園」は、都内でも屈指の約4万平方メートルの広さをほこる「洗足池」を囲む、まさに都会のオアシス。遊歩道は散策やジョギングに最適で、多様な植物の美しい姿も楽しめます。江戸時代には歌川広重の「名所江戸百景」にも描かれた景勝地であり、池ではスワンボートなどのアクティビティも楽しめます。源頼朝の名馬「池月の像」や「勝海舟記念館」など、歴史的なスポットも多く、歴史好きにも魅力的な場所です。
「袈裟掛けの松」の伝承や勝海舟ゆかりの記念館も
洗足池畔にある「御松庵 妙福寺」は、日蓮上人が池上本門寺へ向かう途中に立ち寄り、法衣を掛けたといわれる「袈裟掛けの松」の伝承が残る場所です。境内には美しい竹林があり、お盆には幻想的な「洗足池灯ろう流し」が行われます。また、洗足池は幕末に活躍した勝海舟とも深い縁があり、公園内には彼と妻の墓所や記念館のほか、隣接する「洗足池図書館」内の特設コーナーでも彼の足跡をたどれます。
満開の桜並木が彩る、癒やしの散策路
洗足池駅の南側、戸建て住宅が立ち並ぶ住宅街エリアには、洗足池を水源とする水路「洗足流れ(池上用水)」が整備されています。かつて農業用水として利用されていたこの水路は、地域の環境保全活動により自然に近い環境が保たれ、コイやホタル、カワセミなども見ることができます。春には水路に沿って植えられた満開の桜が咲きほこるプロムナードになり、住民だけでなく、訪れる人々に癒やしを届けています。