安全方針・安全重点施策・安全風土

安全の確保は鉄道事業の最大かつ最重要の責務である

鉄軌道事業において「安全の確保」は何よりも優先されます。
輸送の安全の確保に関する理念および行動規範を「安全方針」として定めています。
また輸送の安全の確保に向けた当社の課題を抽出し、それらの課題を解決するため達成すべき目標を定め、そのために優先して行う取り組みとして「安全重点施策」を全社一丸となって安全のスパイラルアップにつながる組織をつくっていくための基盤として「安全風土」を定めています。

「安全方針」「安全重点施策」「安全風土」を基に、安全意識を再徹底する中でリスク感度を高め、安全の維持・向上を図ってまいります。


安全方針

「安全の確保」は鉄道事業の最大かつ最重要の、お客さまに対する責務である。
私たちは東横線列車衝突事故などを決して忘れず、全社一丸となって、この責務を誠実に果たし社会に貢献する。

  • 一人ひとりがルールを遵守し、正則作業を確実に遂行するとともに、判断に迷ったときは、自ら考え、臆せず最も安全と思われる取り扱いをする。
  • 事故災害などが発生したときは、人命を最優先に考えて行動し、速やかに安全適切な処置をとる。
  • 部門をこえて協力一致し、情報を迅速に伝え、安全の障害となる問題を速やかに解決する。
  • 鉄道事業を担う誇りと問題意識を常に持ち、必要な改善を継続し、安全の取り組みを進化させる。

2021年12月1日改定


安全重点施策

  1. 三現主義の徹底(現地・現物・現人)
  2. 事故災害等の未然防止
  3. 早期復旧体制の強化による影響最小化
  4. 研修や訓練等に加え、日頃の取り組みの進化による人的対応力の向上

安全風土

  1. 報告しやすい雰囲気をつくる(信頼関係の構築)
  2. 周囲からの問いかけや働きかけなどの支援を行う
  3. うまくいっていることがたくさんあることに気づく・学びに活かす