DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)方針
当社は、新たに「東急電鉄ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(以下、DE&I)方針」を2024年10月1日に策定しました。東急グループは、経営理念の一つとして「個性を尊重し、人を活かす。」を掲げてダイバーシティマネジメントを推進しており、東急グループの中核企業である東急株式会社においても、全従業員にダイバーシティマネジメントの重要性を着実に浸透させることを目指し、2017年度に「東急株式会社(連結)ダイバーシティマネジメント宣言」を発表しています。一方、当社では中期事業戦略において「人財」を事業基盤の一つと位置付け、ダイバーシティ経営の推進を掲げておりますが、今般さらなるDE&Iの推進に向けて、当社独自の方針としてDE&I方針を策定します。
東急電鉄DE&I方針
鉄道の安全・安心を守りながら、持続的な企業の成長をかなえるため、経営戦略の一つとしてDE&Iを推進します。
- (1)従業員一人ひとりの個性を認め合い尊重し、鉄道事業の仕事に誇りを持ち活躍できる環境をつくります。
- (2)あらゆるお客さまにご利用いただく鉄道会社として、多様な視点を最大限に生かし移動の価値を創造します。
以上
2024年10月1日制定
東急電鉄株式会社
取締役社長 福田誠一
DE&Iに関する取り組み
健康課題への支援
女性ヘルスケア相談窓口の設置
2024年9月3日に保健師による女性の健康課題に特化した相談窓口を新設しました。
婦人科を受診するハードルが高く、本来治療が必要な症状を見過ごされているケースがあることもふまえ、自身の体調を気軽に相談できる環境を整えるものです。
女性健康課題サポートアプリ「Wellflow」の導入
2024年9月1日にFlora株式会社が提供する女性健康課題サポートアプリ「Wellflow」を導入しました。
また、同社が提供する女性特有の健康課題に関するマネジメント層、当事者への理解醸成のためのセミナーも実施しています。
![[Wellflow] AIと医師へ女性の健康相談ができる窓口アプリ #月経・PMS #更年期 #妊活・不妊 #産前産後 #育児](/railway/company/policies/de_i/img/index_img01.jpg)
育児・介護との両立支援
ワーキングマザー向けキャリア支援サービス「PeerCross」の導入

2024年9月1日に東日本旅客鉄道株式会社が提供するワーキングマザー向けキャリア支援サービス「PeerCross」を導入しました。
他社の価値観・境遇の近しい女性社員との交流を通じ、女性のロールモデルの少なさを補い、情報交換を通じて仕事と子育ての両立に関する課題解消や、自身のキャリアを前向きに考えるきっかけに繋げることを目的としています。
![[STEP1 ユーザー登録] プロフィール入力 / [STEP2 会いたい方を選択] スワイプ操作で簡単選択 / [STEP3 マッチング] メッセージで連絡 / [STEP4 面会] Let's Meet!](/railway/company/policies/de_i/img/index_img03_sp.png)
交番勤務員への外部サポート補助の拡充
育児・介護とシフト勤務(運輸現業)の両立支援として、保育園の延長保育料やベビーシッター利用料等を会社が一部補助します。
制服リニューアル

2024年11月1日に現業に従事する従業員の制服を16年ぶりにリニューアルしました。性別による貸与の差異をなくし、全ての従業員に同じアイテムを貸与しています(女性のみのキュロットは安全性も考慮して廃止。女性のみのベストを全従業員に貸与など)。また、以前の制服では男性と女性でデザインの異なっていた制帽は、2種類の中から性別に関係なく各自が着用するデザインを選択できるようにしました。
以上