ごあいさつ

取締役社長の渡邊でございます。日ごろから、東急線をご利用いただき、厚く御礼を申し上げます。

昨年来、新型コロナウイルス感染症拡大という大きな課題に直面する中で、当社は社会活動を支えるエッセンシャルサービスとして、感染症対策を実施しながら鉄道サービスを継続しております。

車内換気のための電車の窓開け、車両のつり革や手すり・駅の券売機やエレベーター・車内空調フィルターなどの抗ウイルス加工、駅構内の設備に対する除菌洗剤を用いた定期清掃や消毒作業など、感染防止対策を徹底して実施しております。また、駅構内トイレ洗面については非接触・自動水栓化100%を実施いたしました。引き続き、安心して東急線をご利用いただけるよう取り組んでまいります。

昨年は安全面において、ホームドア整備といったハード面だけでなく、係員サービスやアプリなども評価され、「令和2年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」のうち、最も高い評価を受けた取り組みに送られる「内閣総理大臣表彰」を受賞しました。また当社所属のすべての車両への車内防犯カメラの設置も行いました。

テレワークや新しい生活様式が普及し、輸送人員や運賃収入の急激な減少という、事業環境の大きな転換点に差し掛かっております。このような事業環境の変化を受け、当社は2021年5月、中期事業戦略“3つの変革・4つの価値”を策定しました。コロナ禍以前の輸送需要への回復が見込まれない中で、安全で安心な鉄道事業を継続するとともに、アフターコロナに即した社会的価値を持続的に提供し、都市を支えるインフラ企業としての社会的責任を果たしてまいります。

毎日たいへん多くのお客さまにご利用いただく首都圏における重要インフラとしての使命を強く認識し、アフターコロナにおいても引き続き公共交通としての使命を果たし、未来に向けた美しい生活環境の創造に貢献してまいります。

引き続き、当社事業へのご愛顧とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。