人へ、街へ、未来へ。 東急電鉄

ニュースリリース

2024年5月08日

鉄道事業者3社連携による環境負荷低減の取り組みを実施します!
~東急電鉄駅係員の制服をリサイクルした素材を、JR東海・JR西日本の新幹線荷物輸送サービスを活用して運送し、リサイクル素材は駒沢大学駅の駅係員宿泊室に設置する什器製作に利用します~

東急電鉄株式会社
東海旅客鉄道株式会社
西日本旅客鉄道株式会社

東急電鉄株式会社(以下、東急電鉄)と東海旅客鉄道株式会社(以下、JR東海)、西日本旅客鉄道株式会社(以下、JR西日本)は、環境負荷低減を目指し、廃棄予定の東急電鉄駅係員の使用済み制服を兵庫県の工場で再循環できる素材(以下、リサイクル素材)へ加工した後、本年5月13日(月)、14日(火)の2日間でJR東海の新幹線荷物輸送サービス「東海道マッハ便」を活用して東京まで運送します。
また、今回運送するリサイクル素材は、東急電鉄が進める田園都市線地下区間5駅のリニューアルプロジェクト「Green
UNDER GROUND」の第1弾となる田園都市線駒沢大学駅の駅係員宿泊室(以下、宿泊室)に設置する什器製作に利用します。

使用済み制服をリサイクルする際に、制服を綿に戻したのちボード状のリサイクル素材に加工する工程は、現在のところ今回依頼する兵庫県の工場のみで可能であり、リサイクル素材を東京を経由して、什器製作工場がある群馬県まで運送する必要があります。
東急電鉄では当初、トラックを用いた運送を計画していましたが、環境負荷の小さい貨客混載による荷物輸送事業を推進しているJR東海、JR西日本と連携し、山陽新幹線・東海道新幹線区間(姫路駅~東京駅間)において、JR東海の新幹線荷物輸送サービス「東海道マッハ便」を活用することとしました。なお、山陽新幹線・東海道新幹線区間を跨る今回の輸送は、「東海道マッハ便」のサービス開始後、初となります。

廃材の再循環、再利用に取り組んでいる東急電鉄による使用済み制服のリサイクルと、環境負荷が小さい貨客混載による荷物輸送事業を推進しているJR東海、JR西日本の環境にやさしい輸送をかけ合わせた今回の取り組みをきっかけに、今後も鉄道事業者連携で環境負荷低減に貢献していきます。

■運送概要について
兵庫県の加工工場から制服リサイクル素材を姫路駅に運び入れ、姫路駅から新大阪駅までは山陽新幹線、新大阪駅で積み替えを行い、新大阪駅から東京駅までは東海道新幹線で輸送します。

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■制服のリサイクル什器について

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