当社は、駅構内トイレの新設・リニューアルにおいて、機能の拡充による更なる利便性向上や、多機能トイレに利用者が集中しないための機能分散に取り組んでおり、田園都市線市が尾駅構内トイレのリニューアル工事(以下、本工事)を進めています。今般、リニューアル工事の進捗に伴い、2025年10月11日(土)から駅構内トイレを閉鎖し、改札外に仮設トイレを設置します。
本工事では、自然を感じられる市が尾の街の特徴から、「ひだまりと木立の自然あふれるトイレ空間」をコンセプトとして、木のぬくもりや安らぎを感じられる散歩道をデザインに活かしました。
機能分散を目的としたベビーカーが入れる広さを備えたブースを男性女性トイレ各々に設置し、乳幼児をお連れのお客さまもご利用しやすくします。また、環境に配慮した建材(リサイクルタイル)の採用や、節水型トイレの採用による持続可能な社会の実現に向けた施策にも取り組んでいます。

■駅構内トイレの閉鎖期間 2025年10月11日(土)初電 ~ 2026年4月末(予定)
※閉鎖期間中は改札外の仮設トイレをご利用ください。
工事期間中はご不便をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いします。

(今後の予定)
当社ではあらゆるお客さまがご利用しやすい鉄道サービスを目指し、各駅構内トイレにおける「3つの100%」※1を完了するなど、ユニバーサルサービスの拡充に関する取り組みを推進しています。
また、「環境ビジョン2040」※2を策定し、住み続けられるまちづくりの実践として、「環境と調和する街」の実現に向けて、2040年度の収益原単位の水使用量を2019年度比で30%削減する目標を掲げています。
今後もユニバーサルサービスの拡充を推進し、時代に即した社会価値の持続的な提供を目指します。
※1 東急線駅構内トイレ「3つの100%」完了しました!
※2 2022年3月に策定した「環境ビジョン2030」が、従来目標を上回るペースで進捗していることを受け、達成目標をより高い水準に更新
するとともに、2035年度および2040年度に向けた達成目標を新たに設定するため「環境ビジョン2040」を策定