28渋谷区立北谷公園©フォワードストローク整備後のイメージ①こすぎコアパーク整備後のイメージ②当社を代表企業として、CRAZY AD、日建設計から構成される「しぶきたパートナーズ」は、渋谷区内初のPark-PFI事業の指定管理者に決定され、2021年4月に「渋谷区立北谷公園」をリニューアルしました。公園内に新たに設置された2階建ての建物内には「BLUE BOTTLE COFFEE」が出店し、建物横に併設する屋根付き広場は、カフェスペースとしての利用の ほか、展示会やワークショップなど、天気を問わず、幅広いイベントを実施し、にぎわいを創出します。高低差のある難しい設計条件を巧みなレベル処理でつなげた公園のデザインや地域のカルチャーに寄り添った公園運営に加え、神南エリアの街並みに馴染ませた建物ボリューム、多様なグリーンの選択も地域の魅力向上に貢献しているとの評価を受け、日 本 デ ザ イ ン 振 興会 主 催 の2022年 度グッドデザイン賞を受賞しました。2023年4月より「川崎とどろきパーク株式会社」は等々力緑地の運営・維持管理業務を開始しています。等々力緑地の運営を担いながら、等々力陸上競技場の球技専用スタジアム化やとどろきアリーナの建て替えなど、等々力緑地の再整備を進めるにあたり、当社は川崎とどろきパークの最大出資者として、これまでに培ったまちづくりのノウハウや人的資源の提供、当社および東急グループによるさまざまな業務支援など、川崎とどろきパークを強力に支援し、東急線沿線におけるスポーツを軸とする新たな公園の価値創造に貢献していきます。運営面では、多様なニーズに応える自主事業によるにぎわいの創出とコミュニティーの醸成として、地域・人と“つながる”イベントの開催や新たな公園時間川崎市と当社は国内初となる都市公園リノベーション協定を締結し、2021年10月にこすぎコアパークをリニューアルしました。この協定は都市再生整備計画におけるまちなかウォーカブル区域の特例制度であり、駅前空間と公園が一体となったことでシームレスで歩きやすい空間が生まれ、地域とつながる街の新たなリビングとなりました。公園内でのテラス席やベンチでもくつろげる空間となり、2つの店舗が営業中。 テラスのある2階建てのメルボルンスタイルのカフェダイニングと気軽に楽しめる焼き鳥スタンドがあり、その場でテイクアウトも楽しめる場所となっています。を提供。案内機能・情報発信の面も強化し、総合的なウェブサイト・案内窓口の開設を行っています。整備面では、水と緑の環境を創出し、メイン動線のアクティビティループを整備することで、多様な施設の配置による豊かなゾーンを演出し、活動同士が相互に関与しあうような公園を目指します。また、現在の陸上競技場を、「感動」「にぎわい」「誇り」を創出する、球技専用スタジアムにリニューアルする予定です。こすぎコアパーク渋谷区立北谷公園川崎とどろきパークによる等々力緑地の事業PPP/PFI 事業への取り組み
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