▲ 安全共創館プログラム過去に経験した事故の再発・風化防止と、安全意識のさらなる醸成の二つを軸とした安全に関する部門横断研修を行い、「ヒト・組織の共創を通じて、一人ひとりが安全のレベルを高め、最善な行動が出来る人財」を育成します。▲ 鉄道技術アカデミー 技術部門、運輸部門から選抜された社員を対象に、各部門の専門的な技術・法令・制度などについて、鉄道事業全体を網羅的に理解する研修を実施。部門を横断した共創により、組織の「節」として、時代に即した高い価値を創造できる人財を育成します。▲ サービス介助士歩行の介助や車いす操作など、ケアされる方と同じ目線に立ち、お手伝いができる「サービス介助士」の資格取得を積極的に推進しています。視覚に障がいをお持ちのお客さまへのサポート全駅で点字運賃表を設置しています。また、バリアフリー整備ガイドラインを参考に、駅施設内の触知案内板や出口に通じる階段位置および改札口の位置をお知らせするための音響案内の設置を推進しています。駅構内トイレリニューアルの推進駅構内トイレの機能拡充によるさらなる利便性向上や、多機能トイレに利用者が集中しないための機能分散の取り組みとしてリニューアル工事を進めています。また、男女共用型多機能トイレ外におむつ替えスペースやベビーカーが入れる広さを備えたブースを設置するとともに、環境に配慮した節水型トイレを採用しています。ベビーカーマークの掲示2014年3月に制定された「ベビーカーマーク」を、車両に設けた車いすスペースおよびフリースペースに掲示しています。引き続き、子育てしやすい環境をつくるため、安全で、安心してご利用いただける設備・サービスを提供していきます。11多摩川駅構内トイレ綱島駅構内トイレ※東横線・目黒線・東急新横浜線・田園都市線・大井町線に対応。▲ 競技会・講習会 技術部門では、組織の技術力強化や技術伝承、従業員のモチベーション向上などを目的に、競技会や講習会を実施しています。▲ DX人財育成実習DX人財の育成を目指し、2023年より部門横断型の実習を実施しています。BIツール「Tableau」や機械学習ツールなどを活用しながら、分析テーマの設計から、モデル構築に至るまでの一連の分析プロセスを体系的に学び、具体的な業務への適用を目指しています。▲ カスハラ対応研修の実施 「カスタマーハラスメントに対する方針」のガイドラインだけでは判断が難しい実例が多数存在しています。そこでカスハラ対応を行う現場の方を対象にワークショップ形式の研修を実施し、実際に起こったカスハラ体験の共有およびその対策手法の検討を行っています。東急線の移動に関するさまざまな情報やサービスを発信しているアプリケーションです。よくご利用になる駅を登録できるマイページ機能では、直近の時刻表や列車走行位置をトップ画面でご確認いただけるだけでなく、一部路線※においては3分以上の遅れを表示しています。バリアフリー対応として、全駅の構内図やホーム図、東横線・目黒線の車両ごとのフリースペース・優先席位置表示、ホームと車両床面の段差・隙間の状況などが確認できます。特に「ホームと車両床面の段差・隙間」の機能では、エレベーターやホーム屋根の位置も同じ画面で確認できます。段差の解消が必要とされていた99駅全駅で、バリアフリールートの整備を完了しています。田園都市線駒沢大学駅においては、東急電鉄8駅目のバリアフリールート2ルート目となるエレベーターを2024年6月に増設しました。バリアフリー車両の導入全ての編成に車いすスペースを設けているほか、2016年度以降の新造車両では全ての車両にフリースペースを設けています。バリアフリーの強化安全とサービスをつくる意識向上と技術伝承
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