22渋谷駅東口から青山方面へと続くエリアに、1~4階は商業施設、5~23階はオフィスで構成された大型複合施設「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」が開業しました。「TSUNAGI-BA」を事業コンセプトに、渋谷二丁目の飲食ゾーンと青山の文教エリアとのつながりを生かし、渋谷駅東口エリアの新たなにぎわいを生み出していきます。さらに、渋谷駅東口エリアの歩行者ネットワークをつなぎ、人々が集う空間として、渋谷駅方面と青山方面にそれぞれの⽞関口となる広場を整備。渋谷駅方面の広場では、大型シースルービジョンの設置やキッチンカーの出店などによりにぎわいを創出し、青山方面の広場では、現代アートギャラリーやアートバーを出店する「株式会社NANZUKA」のパブリックアートプロジェクト「NANZUKA PUBLIC」により、アート作品に触れる機会を創出していきます。渋谷を代表するエリアである「奥渋」や「渋南」に続く「青渋」のアイコンになることを目指します。2023年2月、当社は渋谷区、東急不動産、GMO インターネットグループと共に、国際的スタートアップ 育成機関「シブヤスタートアップス株式会社」を設 立しました。海外より多様な企業や人材を渋谷に 集め、世界的なスタートアップを支援・成長させることで、渋谷における国際的なスタートアップ・コミュ ニティーの構築を目指しています。「渋谷アクシュ」提供東急グループとL Catterton Real Estate(エル キャタルトン リアルエステート)のパートナーシップに より推進するこのプロジェクトは、地上34階、地下 4階の複合施設で、渋谷のにぎわい、松濤の静謐(せいひつ)な住宅地、独自のカルチャーが息づく奥渋エリアの結節点に位置し、「Tokyo's Urban Retreat」というキーコンセプトのもと、都会の喧騒の中に安らぎとくつろぎを提供します。建築デザインには、その土地の持つ背景やランドスケープに合わせたサステナブルでコンセプチュアルな空間づくりを得意とし、国際的に高い評価を得ている ノルウェーの建築・デザイン事務所「Snøhetta(スノヘッタ)」を起用。ホテルは、「Swire Hotels(スワイヤー・ ホテルズ)」が展開するコンテンポラリーラグジュアリーブランド「The House Collective(ザ・ハウス・コレクティブ)」が日本初進出します。洗練されたライフスタイルを提案するリテール、ワールドクラスのスモールラグジュアリーホテル、ハイクオリティーな都市型居住を実現する賃貸レジデンスを中心に、Bunkamuraとの融合により渋谷の新しいランドマークを目指します。また、このプロジェクトが掲げる持続可能な開発目標の達成に向けて、環境とサステナビリティに配慮した国際認証などの取得も目指します。「SHIBUYA+FUN PROJECT」官民連携で、渋谷の街の魅力づくりに取り組む「渋谷駅前エリアマネジメント協議会」と「一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメント」に参画し、渋谷が「世界に開かれた生活文化の発信拠点」となることを目指し、まちづくり活動を推進しています。WANDER COMPASS SHIBUYA日本政府観光局(JNTO)認定の訪日外国人向け観光案内所です。英語対応可能なスタッフが常駐し、渋谷駅構内の案内や渋谷の街の観光案内などを行っています。また、手荷物預かりなどのサービスを提供し、訪日外国人観光客の渋谷の回遊促進に取り組んでいます。外観イメージImage by Proloog / Copyright:Snøhetta渋谷エリアにおける多様な取り組み「シブヤスタートアップス株式会社」の設立渋谷アクシュ2024年7月開業延床面積:約 44,500㎡Shibuya Upper West Project 2027年度竣工(予定) 延床面積:約 120,000㎡(Bunkamuraを含む)
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