TOKYU CORPORATION 2024-2025
12/58

▲状態保全(CBM)支援システムの運用開始▲クレジットカード・二次元コードに よる乗車サービスの実証実験開始 2023年8月、東急線で「二次元コード」を活用した乗車サービスの実証実験を開始しました。デジタルチケットサービス「Q SKIP」販売サイトにて、事前に企画乗車券をご購入いただくと、券売機や係員窓口を介さず、シームレスにご乗車いただけます。 2024年5月には、タッチ決済対応のカードを使用した後払い乗車サービスの実証実験を開始しました。事前の乗車券購入が不要で、お手持ちのタッチ決済対応のカードやスマートフォンなどを対象改札機の読取部にかざすことで東急線をご利用いただけます。▲線路設備モニタリング装置の導入10駒沢大学駅における木造駅ビル脱炭素・循環型社会への貢献および地域に開かれた 「サステナブルな地下駅」を目指し、開業後45年以上が経過した田園都市線地下区間5駅(池尻大橋・三軒茶屋・駒沢大学・桜新町・用賀)のリニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」を推進しています。 第1弾の駒沢大学駅は2021年度に着工し、全国初の 耐火・構造技術を導入した4階建ての木造ビルの建設な桜新町駅リニューアル イメージどを進め、2024年度夏ごろから、順次竣工しています。また第2弾の桜新町駅は2023年度に着工し、空調機 の増強・新設などを進めています。https://ii.tokyu.co.jp/grows/gug転てつ機をはじめとした各種設備データの蓄積・分析による故障リスク可視化による業務効率化、最適な設備更新計画の策定、故障の未然防止による安全性向上を実現しています。東横線、目黒線、東急新横浜線、田園都市線において線路設備モニタリング装置を導入します。営業列車に搭載することで高頻度に線路状態のデータを取得することができ、線路の悪化傾向を精度よく事前に把握して、最適なタイミングでのメンテナンスを実施することが 可能です。取得したデータの有効活用に向けては、 鉄道6社(小田急電鉄・相模鉄道・東急電鉄・東京メトロ・ 東武鉄道・JR東日本)で共通使用できる保線管理システム「RAMos+Ⓡ」を導入します。各社が使用している アプリなどを共有することで、開発費の削減に加えて、メンテナンスの生産性が向上し、鉄道業界全体におけるメンテナンスの技術の発展が期待できます。ダイヤ改正2024年3月に東横線、目黒線、東急新横浜線においてダイヤ改正を実施しました。新横浜へのアクセスを向上させるために、目黒線では一部列車を日吉行きから新横浜行きに変更、東急新横浜線では主に日中時間帯の列車を増発しました。また東横線の平日夕夜間に各駅停車を増発し、混雑の緩和と各駅停車駅をご利用のお客さまの利便性向上を図りました。DXの取り組み有料座席指定サービス「Q SEAT」大井町線ならびに東横線では、有料座席指定サービス「Q SEAT」を運行しています。大井町線では、平日夕方以降の大井町駅発・田園都市線直通の急行長津田行き一部列車にて、7両編成のうち1両をロング・クロス転換車両(ロングシートからクロスシートへ転換できる車両)で運行しています。東横線では、平日夕方以降の渋谷駅発・急行元町・中華街駅行き一部列車にて、10両編成のうち1両をロング・クロス転換車両で運行しています。東急線アプリ最新の運行情報や各駅の時刻表、各路線の列車走行位置のほか、運休や遅延などの運行支障が生じた際の迂回ルート検索など、東急線の移動に関するさまざまな情報やサービスを発信しているアプリケーションです。よくご利用になる駅を登録できるマイページ機能では、直近の時刻表や列車走行位置をトップ画面でご確認いただけるだけでな安心・快適にご利用いただくための取り組み田園都市線地下区間5駅リニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る