▲状態保全(CBM)支援システムの運用開始▲クレジットカード・二次元コードに よる乗車サービスの実証実験開始 2023年8月、東急線で「クレ ジットカードのタッチ機能」 および「二次元コード」を活用した乗車サービスの実証実験を開始しました。デジタルチケットサービス 「Q SKIP」販売サイトにて、事前に企画乗車券をご購入いただくと、券売機や係員窓口を介さず、シーム レスにご乗車いただけます。また顧客情報や乗降データの分析により、魅力あるサービスを目指します。▲ローカル5Gを活用した実証実験10桜新町駅リニューアル イメージ直通の急行長津田行き一部列車にて、7両編成のうち 1両をロング・クロス転換車両(ロングシートからクロスシートへ転換できる車両)で運行しています。東横線では、2023年8月より、平日夕方以降の渋谷駅発急行元町・中華街駅行き一部列車にて、10両編成のうち2両をロング・クロス転換車両で運行しています。支障が生じた際の迂回ルート検索、リアルタイムな列車走行位置、一部車両の車両別混雑度※などの情報提供を行っています。バリアフリー対応として、東急線全駅の構内図やホーム図、東横線・目黒線の車両ごとのフリースペース・優先席位置表示、ホームと車両床面の段差・隙間の状況などが確認できます。特に「ホームと車両床面の段差・隙間」の機能では、エレベーターやホーム屋根の位置も同じ画面で確認できるので、より便利な乗降口を事前に選ぶことができます。2022年度にはユーザーインターフェースを一新するリニューアルを実施し、東急バスのバスルートおよびバスの混雑度情報の配信や、アプリを起動せず通知画面上で情報を把各種設備データの蓄積・分析が可能なシステム基盤を構築し運用を開始しました。設備の故障リスク可視化による業務効率化、適切な設備更新計画の策定、故障の未然防止による安全性向上を目指します。高精細画像などの大容量データ通信が可能なローカル5GやAI解析技術を活用した新たな取り組みにより、業務効率化、安全性向上を目指します。ダイヤ改正2023年3月に東急新横浜線が開業し、東横線・目黒線・田園都市線・大井町線・池上線・東急多摩川線でダイヤ改正を実施しました。東横線・目黒線では東急新横浜線と直通運転を開始、早朝新横浜駅始発下りの東海道新幹線へ乗り換えが可能になりました。目黒線・田園都市線においては朝ラッシュ時間帯などの所要時間短縮により利便性向上を図りました。また、田園都市線・大井町線・池上線・東急多摩川線の一部時間帯で、お客さまのご利用動向に合わせて運行ダイヤを見直しました。田園都市線地下区間 駅リニューアル工事脱炭素・循環型社会への貢献および地域に開かれた「サステナブルな地下駅」を目指し、開業後40年以上が経過した田園都市線地下区間5駅(池尻大橋・三軒茶屋・駒沢大学・桜新町・用賀)のリニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」を実施し、駒沢大学駅リニューアル工事を進めています。また第2弾として桜新町駅リニューアル工事が2023年5月に着工。お客さまの利便性向上と、街の魅力を生かした駅機能・サービスの導入などにより、地域に開かれた新たな駅のあり方の実現を目指します。有料座席指定サービス「Q SEAT」大井町線ならびに東横線では、有料座席指定サービス「Q SEAT」を運行しています。大井町線では、2018年12月より、平日夕方以降の大井町駅発・田園都市線DXの取り組み運行情報の発信15分以上の遅れが発生した場合、最新の運行情報を東急電鉄ホームページや、「東急線運行情報メール」にご登録いただいたお客さまにメールでお知らせしています。また、東急線各駅(世田谷線の一部の駅を除く)改札付近などに設置した大型ディスプレー「お知らせモニター」で支障区間や原因、振替輸送情報などを、迅速に分かりやすくご案内しています。東急線アプリ最新の運行状況、運休や遅延など運転安心・快適にご利用いただくための取り組み
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